しばらくテレビドラマは見ていなかったのだが、最近面白いなと思ったドラマが、NHK-BSの「あきない世傳 金と銀」という時代劇である。
摂津(今の大阪)の貧しい元武士の家に育った娘・幸が天満の呉服屋「五鈴屋」に女衆として奉公に入る。商売の面白さに目覚めた幸は人一倍努力し、商才を発揮し始める。やがてその商才を認められ、四代目主人の後添として御寮さんとなる。放蕩の限りを尽くし不慮の事故で早世した四代目を継いだ五代目主人にも請われて御寮さんとなる。さて様々な困難を乗り越え、幸が「五鈴屋」の発展にどう腕を振るっていくか、という物語。
先日の第6回では、永年の商習慣だった年1回師走の売掛金回収を3月、5月、7月、9月、12月の五節季に変えるというエピソードがあった。見ながら徳島県民謡「節季候(せきぞろ)」のことを思い出した。「せきぞろ」というのは毎年師走になると「節季候う!」と声をかけながら商家などにやって来る門付け芸人たちのことだ。なるほど、そういうことだったのか。師走になると市中の金が回り始める。そのおこぼれを頂戴しようと声高に「節季候う!」とやって来ていたのだ。
摂津(今の大阪)の貧しい元武士の家に育った娘・幸が天満の呉服屋「五鈴屋」に女衆として奉公に入る。商売の面白さに目覚めた幸は人一倍努力し、商才を発揮し始める。やがてその商才を認められ、四代目主人の後添として御寮さんとなる。放蕩の限りを尽くし不慮の事故で早世した四代目を継いだ五代目主人にも請われて御寮さんとなる。さて様々な困難を乗り越え、幸が「五鈴屋」の発展にどう腕を振るっていくか、という物語。
先日の第6回では、永年の商習慣だった年1回師走の売掛金回収を3月、5月、7月、9月、12月の五節季に変えるというエピソードがあった。見ながら徳島県民謡「節季候(せきぞろ)」のことを思い出した。「せきぞろ」というのは毎年師走になると「節季候う!」と声をかけながら商家などにやって来る門付け芸人たちのことだ。なるほど、そういうことだったのか。師走になると市中の金が回り始める。そのおこぼれを頂戴しようと声高に「節季候う!」とやって来ていたのだ。
徳島県民謡「節季候(せきぞろ)」
「節季候」を端唄化した「せつほんかいな」(唄と三味線:﨑秀五郎)
ググったら小芝風花という名が出てきたので、どこかで聞いた名前だと思って、さらに調べると朝ドラ「あさが来た」でヒロインの娘・千代役が出て来て納得しました(笑)。
大阪が舞台のドラマでは商家が一番です。
>年1回師走の売掛金回収を3月、5月、7月、9月、12月の五節季に変えるというエピソード
いやいや大したものですね。
早速、録画予約をしました。
今、ドラマと言ったら「ブギウギ」と2002年の朝ドラ「さくら」の再放送に「光る君へ」しか観ていません。
私は、朝ドラが一番性に合っています!
「あさが来た」も大好きでした。
有難うございました。
大阪が舞台の商家のドラマというと古くは「夫婦善哉」のようにリアルな感じがしますね。
朝ドラは細切れですから脚本家の腕次第で面白くなって行ったり、つまらなくなって行ったりしますね(笑)