徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

三斎好みの茶室

2019-05-19 19:11:59 | 日本文化
 泰勝寺跡(細川家立田別邸)で細川護光作陶展を開催しているというので見に行った。その後、ついでに立田自然公園内の茶室「仰松軒(こうしょうけん)」を見ておこうと行ってみたら、なんと今日は生け花教室が行われていて、いつもは雨戸が締め切られている「仰松軒」の内部を見ることができた。内部を見たのは実に7年ぶりだ。日頃の手入れが行き届いているのか、7年前と何も変わらないように見えた。
 利休七哲の一人、細川三斎(忠興)が残した設計図をもとに大正12年(1923)に復元されたのが、茶室「仰松軒」。もと京都の天龍寺塔頭真乗院に建てられていた三斎好みの茶室を復元したもの。躙り口(にじりぐち)はなく、上り口は入り込んだ土間の奥にあり、向かって右手の口を入ると客座になり、正面の口から入ると点前座になるという独特の造り。





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