徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

船場菅原神社ゆかりのタヌキ像

2019-04-20 19:14:06 | 熊本
 新町の船場菅原神社に、「肥後の手まり歌」に登場する船場のタヌキに因んで、熊本市内の篤志家から寄進されたタヌキの石像を設置したという話題が昨日の熊日新聞に載っていた。地元ではタヌキ像を神社および地域の盛り上げに活用したいという。
 さっそく船場菅原神社に参拝に行ってみた。ここにお詣りするのは何年ぶりだろう。久しぶりに行ってまず感じたのは、随分と殺風景になったなということだ。かつては「料亭すざき」さんが隣接していて、それなりの雰囲気もあったが、その「すざき」さんも廃業され、今は駐車場になっている。地域の名所にするには雰囲気づくりに工夫が必要だなと感じた。
 また、船場には慶長十五年(1610)春、加藤清正に招かれた「阿国歌舞伎」が熊本で初めて行われたという歴史もある。これも地域の盛り上げに活用できるのではないかと思うのだが。


タヌキの石像が設置された船場菅原神社


料亭すざきで踊るザ・わらべ(写真提供:田尻善裕さん)