阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳。巨大火口跡である草千里とともに阿蘇山の中でも屈指の致景をなし、これまで、数々の映画やドラマの背景となった。この写真の左側に広がる丘陵は、「古坊中(ふるぼうちゅう)」と呼ばれ、中世には、修行僧や修験者のための三十六坊五十二庵が展開する阿蘇山信仰の幻の一大山岳寺院が眠っている。
2016年に公開された「くまもと映画プロジェクト」の第1作、行定勲監督「うつくしいひと」でも烏帽子岳が登場する。阿蘇山の火の神である健磐龍命(たけいわたつのみこと)の巫女たち(舞踊団花童)による幻想的な舞踊シーンが繰り広げられた。
行定勲監督「うつくしいひと」の1シーン
熊本素材写真アーカイブス「キロクマ!」さんより
2016年に公開された「くまもと映画プロジェクト」の第1作、行定勲監督「うつくしいひと」でも烏帽子岳が登場する。阿蘇山の火の神である健磐龍命(たけいわたつのみこと)の巫女たち(舞踊団花童)による幻想的な舞踊シーンが繰り広げられた。
行定勲監督「うつくしいひと」の1シーン