今日は次の2本を観た。いずれも劇場では観ていない。
『パッチギ!』
昨年の邦画ナンバーワンとか、井筒和幸監督の最高傑作とかいう呼び声が高いので気になっていた。まぁ、いい映画であることは間違いないが、ナンバーワンというのはどうかな?時代が1968年と自分の青春時代と重なるので、背景はよく理解できるし、井筒監督の映画に託したメッセージも共感はできる。しかし、ケンカのシーンがやたらと多く「またか!」という感じで後の方ではやや引いてしまった。また、日本社会における在日コリアンの立場をもう少し丁寧に描いてほしかった。ただ乱暴なだけのような印象を持ってしまうので、なかなか感情移入がしにくい。
『ションヤンの酒家(みせ)』
先日観た「故郷の香り」のフォ・ジェンチイ監督が「山の郵便配達」の後に撮ったもう1本の映画。他の2本とはかなり趣きが異なる。ヒロインを陶紅(タオ・ホン)が演じているが、女優の魅力でこれだけ見せる映画は久し振りだ。初期のチャン・イーモウ作品のコン・リー以来じゃないかな。また、最近の日本の女優さんではこんな艶っぽい人は見たことがない。フォ・ジェンチイ監督、タオ・ホンともに次回作が楽しみだ。。
『パッチギ!』
昨年の邦画ナンバーワンとか、井筒和幸監督の最高傑作とかいう呼び声が高いので気になっていた。まぁ、いい映画であることは間違いないが、ナンバーワンというのはどうかな?時代が1968年と自分の青春時代と重なるので、背景はよく理解できるし、井筒監督の映画に託したメッセージも共感はできる。しかし、ケンカのシーンがやたらと多く「またか!」という感じで後の方ではやや引いてしまった。また、日本社会における在日コリアンの立場をもう少し丁寧に描いてほしかった。ただ乱暴なだけのような印象を持ってしまうので、なかなか感情移入がしにくい。
『ションヤンの酒家(みせ)』
先日観た「故郷の香り」のフォ・ジェンチイ監督が「山の郵便配達」の後に撮ったもう1本の映画。他の2本とはかなり趣きが異なる。ヒロインを陶紅(タオ・ホン)が演じているが、女優の魅力でこれだけ見せる映画は久し振りだ。初期のチャン・イーモウ作品のコン・リー以来じゃないかな。また、最近の日本の女優さんではこんな艶っぽい人は見たことがない。フォ・ジェンチイ監督、タオ・ホンともに次回作が楽しみだ。。