昨日の深夜、熊本朝日放送で「走り出せ!熊本新生への道」と題して、九州新幹線全線開業に向けて熊本はどうするのかというフォーラムをやっていた。以前放映された番組の再放映だったようだが、潮谷熊本県知事に北川正恭前三重県知事や経済評論家の松原聡氏などの論客が絡んで、なかなか面白い討論が展開された。北川氏らは熊本に対して辛らつな発言をしていたが、なかでも九州新幹線を起爆剤とした経済振興について「経済をやったことのない(県の)経済部長にまかせておいて何ができるか!」と独特の言い回しで県民の参画を促していたのが印象的だった。また、松原氏は、「あれほど九州新幹線に熱心だった熊本県が、いざ新幹線が来るとなると、ネガティブな話がいろいろ出てくるのは理解できない。」と熊本独特の県民性に苦言を呈していたが、熊本県民の一人として耳が痛かった。