去年の年末から、探してるチーズがあって
パリ中の有名どころのフロマージュリーにうかがったんだけど。
『そんなチーズ、(存在し)ないよ』
って、言われるばっかりで
サヴォワ地方のチーズって聞いたから、もしかしたら、ってうかがったアヌシーのフロマージュリー、
CREMERIE DU LAC-クレームリー・デュ・ラックさん
以前、
“パリなら、フランスのほとんどのチーズが手に入る”
とブログに書いた私。
…訂正
“パリなら、たいていのフランスの有名なチーズは手に入る”
私が探していたチーズは、
“Vacherin des Bauges-ヴァシュラン・デ・ヴォージュ”と、
“Vacherin d'Abondance-ヴァシュラン・ダボンダンス”。
ヴァシュランは、牛の種類。
ヴォージュは、サヴォワ地方のヴォージュ山塊の事。
アボンダンスは、同じくサヴォワ地方の谷の名前。
パリ市内のフロマージュリーでこの2つのチーズがあるかどうか聞いたら、
『ヴァシュラン・デ・ヴォージュ?
違うよ、ヴァシュラン・モン・ドールの事でしょ』
『ヴァシュラン・ダボンダンス??
アボンダンスっていったら、トム・ダボンダンスの事だよ』
と言われ続けた私…。
それもそのはず。
MOFフロマージュリーさんのお店でも、ご本人が店頭に立っているお店はほとんど無くて…。
このチーズは、フランスでも1軒か、2軒の農家でしか作られていない、“幻のチーズ”
従業員の皆さんは、ご存じなかったみたい
どっちも、種類としては、モン・ドールの兄弟みたいなものらしいんだけど。
それが、
ヴァシュラン・デ・ヴォージュ、
コチラのお店で発見
ヴァシュラン・ダボンダンスは、
『僕から言わせてもらうと、それは、“存在しない”チーズだよ』
と言われた。
で、ススメられたのが、やっぱり、トム・ダボンダンス。
これは、コンテみたいな加熱圧搾チーズ。
せっかくなので、これも購入して
さらに、サヴォワ地方といえば、ラクレット
『二人とも旅行者?
じゃあ、真空掛けてあげるよ』
と、
旅行者仕様に
これで、独特な香りのチーズを持ち歩ける
マルシェでも、
たくさんのコンテが売られてたり、魅力的な街、アヌシー
ケド、どうせ買うなら、親切なこちらのフロマージュリーで
後記
ヴァシュラン・ダボンダンス、存在しないって言われた理由が判明。
2004年か2006年以降、唯一存在していた、ヴァシュラン・ダボンダンスを作っていたチーズ農家さんが、“後継者ナシ”が理由で、閉めてしまったとの事。
フランスの初代大統領、シャルル・ド・ゴール氏は、
『チーズの種類が246もある国を、いったいどうやって治めろと?』
と、発言したとか。
意味は、それだけ多様性のある地域を、って事だったみたいだけど。
実際、伝統的なチーズは400種類。
私が探してた小さなチーズ農家さんのものを合わせると、2003年の時点で1001種類になったとか。
でも、農業大国フランスでも、後継者不足は大きな問題。
そして、スーパーマーケットで売られる工場製の増加。
チーズの種類が、これ以上減らない事を信じて。
そして、チーズ農家製が、更に活発になるように。
(本当に)微力ながら、私はフロマージュリーでチーズを買い、そして食べ続ける
Cremerie du Lac
3 Rue du Lac 74000 Annecy
パリ中の有名どころのフロマージュリーにうかがったんだけど。
『そんなチーズ、(存在し)ないよ』
って、言われるばっかりで
サヴォワ地方のチーズって聞いたから、もしかしたら、ってうかがったアヌシーのフロマージュリー、
CREMERIE DU LAC-クレームリー・デュ・ラックさん
以前、
“パリなら、フランスのほとんどのチーズが手に入る”
とブログに書いた私。
…訂正
“パリなら、たいていのフランスの有名なチーズは手に入る”
私が探していたチーズは、
“Vacherin des Bauges-ヴァシュラン・デ・ヴォージュ”と、
“Vacherin d'Abondance-ヴァシュラン・ダボンダンス”。
ヴァシュランは、牛の種類。
ヴォージュは、サヴォワ地方のヴォージュ山塊の事。
アボンダンスは、同じくサヴォワ地方の谷の名前。
パリ市内のフロマージュリーでこの2つのチーズがあるかどうか聞いたら、
『ヴァシュラン・デ・ヴォージュ?
違うよ、ヴァシュラン・モン・ドールの事でしょ』
『ヴァシュラン・ダボンダンス??
アボンダンスっていったら、トム・ダボンダンスの事だよ』
と言われ続けた私…。
それもそのはず。
MOFフロマージュリーさんのお店でも、ご本人が店頭に立っているお店はほとんど無くて…。
このチーズは、フランスでも1軒か、2軒の農家でしか作られていない、“幻のチーズ”
従業員の皆さんは、ご存じなかったみたい
どっちも、種類としては、モン・ドールの兄弟みたいなものらしいんだけど。
それが、
ヴァシュラン・デ・ヴォージュ、
コチラのお店で発見
ヴァシュラン・ダボンダンスは、
『僕から言わせてもらうと、それは、“存在しない”チーズだよ』
と言われた。
で、ススメられたのが、やっぱり、トム・ダボンダンス。
これは、コンテみたいな加熱圧搾チーズ。
せっかくなので、これも購入して
さらに、サヴォワ地方といえば、ラクレット
『二人とも旅行者?
じゃあ、真空掛けてあげるよ』
と、
旅行者仕様に
これで、独特な香りのチーズを持ち歩ける
マルシェでも、
たくさんのコンテが売られてたり、魅力的な街、アヌシー
ケド、どうせ買うなら、親切なこちらのフロマージュリーで
後記
ヴァシュラン・ダボンダンス、存在しないって言われた理由が判明。
2004年か2006年以降、唯一存在していた、ヴァシュラン・ダボンダンスを作っていたチーズ農家さんが、“後継者ナシ”が理由で、閉めてしまったとの事。
フランスの初代大統領、シャルル・ド・ゴール氏は、
『チーズの種類が246もある国を、いったいどうやって治めろと?』
と、発言したとか。
意味は、それだけ多様性のある地域を、って事だったみたいだけど。
実際、伝統的なチーズは400種類。
私が探してた小さなチーズ農家さんのものを合わせると、2003年の時点で1001種類になったとか。
でも、農業大国フランスでも、後継者不足は大きな問題。
そして、スーパーマーケットで売られる工場製の増加。
チーズの種類が、これ以上減らない事を信じて。
そして、チーズ農家製が、更に活発になるように。
(本当に)微力ながら、私はフロマージュリーでチーズを買い、そして食べ続ける
Cremerie du Lac
3 Rue du Lac 74000 Annecy