のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

キューポラのある街

2024年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日もぽかぽかと温かい一日でしたが、山仕事とスキー場では「いい天気」のとらえ方が違う。山仕事なら仕事をしやすくていい天気でしたが、今日はスキー場。乗り降りのステージの雪が溶けるのでその整備が大変でした。 

 埼玉の草加の学生バイトが一生懸命雪を運んでくれていたので、お昼はチャーハン。でも、温暖すぎて調理するストーブが熱くて、監視小屋はサウナ状態でした。

 そうかと言えば隣は川口。昨今、難民を自称する豚肉食べない毛深い人たちが猛威を振るって治安が悪くなっていると聞いたけど、たびたび問題が起きているのは西川口の方で、草加は東にあるからまだ草加せんべいへの弊害は出ていないようです。西川口、もうちょっと行けば南浦和。かつては穴場のお店なんてのがよい子ご禁制の雑誌に掲載されていた地域。私は行きませんけどね。危険なので。危険も時代とともに変化したか?現代の危険の毛深いクルド人は一目見てわかるので、関わらないように距離をとるのも最善策の一つ。難民保護を旗頭にする人たちが責任をもって面倒を見ることが重要だと思います。責任を持ってね。

 川口と言えばおじさんたちには「キューポラのある街」。鋳物工場の煙突のことをキューポラと言うのだそうですが、ちょうど私が生まれたころに作られた映画なんですね。貧困労働者家庭を描いた映画と言われても、今見るとリアルにスゲェ生活していたなぁ。と、この田舎の寒村が立派に思えるような工業地帯の生活。戦後15~6年の時代でしたからね。貧しくもまっすぐ生きようとする吉永小百合の姿は感動的でしたよ。

 この映画のラストは在日朝鮮系の家族が帰還事業で北朝鮮へと旅立っていくのですが、皆に羨望のまなざしで見送られ新国家建設に向けて去っていった人たちは今どうしているのだろう?でも、これっていいんじゃない?毛深い人たちにも地上の楽園目指して笑顔でお帰りになってもらえるよう方策を練りましょう。

 冒頭に出てくる〇〇推薦、●●選定。笑顔で傷口に塩刷り込んでいるみたいでシュールだなぁ。

 家に戻ってくると駐車場にカモシカのサダヲ君が突っ立っていました。昨夜キャベツの外側にはっぱを木の根元に置いておいたので、それを食べに来ていたようです。カモシカは目の下に黒い斑点が二つあるので、車のライトに浮かび上がったときに目が四つあるように見えました。ははぁん。なるほどなぁ!と、いわれが納得できました。が、サダヲ君、度胸が据わっているのか鈍感なのか?全然出ていこうとしないで、駐車場に居座っている。こっちはウインカーつけて入る予告しているのに、高齢者マークつけたおばちゃんより図太く居座って動こうともしない。

 しばらく様子を見ていましたが、キャベツの葉っぱを食べきってから、どんよりと動き出し、クルマの前を通って山の中に入っていきました。これだもの、鍋の中に入りやすいわけだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする