のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

カレー族

2024年02月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 三連休の初日。スキー場は天気も良くて快適に滑れたんじゃなかろうか?

 そんな中、インド集団が十人ほど来たんですよ。目も当てられないくらいへたくそが。顔なじみになっているということは何回か来ているんでしょうが、恐ろしいほど上達しない。乗り降りのたびにリフトを停めて介助してやるのですが、こうして世話しているうちになじみになっちまったみたいです。滑っている時間よりも雪の上をお尻で降りている時間の方がはるかに長い。何か天性のへたくそを感じてしまう。

 こんなざまでもインドに帰ればマハラジャのご子息かもしれない。食事に招待されれば手づかみで飯食っている横でセクシー田中さんダンスに似た踊り付き。地下ではインディージョーンズがお宝を狙って穴を掘っておるかもしれない。顔なじみになっておいて損はない!と、下心を持って面倒見てますが、また来るそうです。

 今日の山飯。ハンバーグカレーにしたのですが、あの軍団相手にしていると「カレーも手間暇かかるんだろうな。」と複雑な心境でしたね。

 今日は今月いっぱいで娑婆に戻るリゾートバイトのにいちゃんと一緒。

 どこの部署かは知らないが、女ボスの女子大生がいて寮で大きな顔しているのだとか。それにへつらうオベッカねえちゃんに、あわよくば!と下心持って近づくにいちゃんたちがいてあまり良い雰囲気になっていないみたいですが、この女ボスが連休明けにはバイト終了で娑婆に戻るので寮も静かになるだろうとのこと。

 あちこちリゾートバイトして回っていると、どこも似たり寄ったりでこういう連中がいるのですが、決まっているかのように自分の仕事の自慢と他人への中傷。それにくっついているオベッカ軍。いじめの構造そのものです。山の上は地元のおじさんたちの廃棄場所みたいなものなのでの~んびりしているけね。君もだんだんこちら側の種族に近づいてきているんじゃない?

 夕方近くになって70代のおやじさんが「風向きが変わってきたな。今夜は雪が降るぞ。」風向きと稜線に見える雪雲で予測していましたが、「そんなことでわかるんですか?」はい、脳みそで考えているんじゃなくて皮膚感覚で考えている人たちですから。自然の中では脳みその範囲なんてたかが知れているんです。

 積もるか積もらないかは別にして、雪を想定して明日の準備をしておきました。

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1 コメント

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パキの人 (裁縫練習中のひと)
2024-02-11 21:39:35
インドではなく
パキの人の会社で
仕事用の車を
数回売ったり買ったりしましたが
その度に
そこの事務所の日本人従業員が
総替わりしていたので
いろいろ大変なんだろうな、、、
と思っていました。

外国で暮らし生きていく能力に
敬意を払いつつ
商談していて
「バカの壁」とは違う
「思考プログラムのバグ」を感じたワイは
差別主義者なんだろうな~~~

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