のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

感染症

2024年03月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、お茶菓子に天乃屋の歌舞伎揚げを持って行って、食べ残しをそのまま山の中に置き忘れてきました。シートの下に置いておいたので大丈夫かな?湿気たかな?と今朝のぞいてみると、シートがめくられて、しっかり食べつくされていました。周辺の予期の上に残っていた足跡の指の数が四本だったので、タヌキですね。アナグマなら指の数が5本です。

 歌舞伎揚げ。関西ではぼんち揚げなんて呼ばれて味付けも薄味でダシの効いたせんべいになっていますが、個人的には山を越えて新潟に行くとぼんち揚げの方が目立つ気がします。なんたってお隣の県は亀田製菓に代表されるせんべい大国ですから、そこに食い込んでくるのはよほどの実力があるのでしょう。千だって浦佐の毘沙門様のお祭りに行ったときも、スーパーでぼんち揚げと亀田のサラダホープを買ってきましたが、スキー場の学生バイトに全部食われちまいました。

 日曜にスキー場の帰りにスーパーでぼんち揚げ探したらなかったので、歌舞伎揚げを買ってきましたが、今度はタヌキに食われちゃった。

 令和の初めに疥癬が流行して、毛の抜けたタヌキやイノシシが冬に凍死しておりましたが、疥癬ブームも集結して、次第に活動が目に付きだしました。

 近年でははしかに感染するとニュースになるんですね。大阪で20代の女性が、東京では子供が感染したと報道されているみたいです。

 はしか、おたふく、水ぼうそうは子供のうちにやっておくべき通過儀礼の様な感染症だと思っていましたが、今やややもするとコレラ並みの扱いになってしまう。成長する過程で「はしかのようなもの」と称された大人への通過儀礼も変わってくる。そのうち失恋も「都内で30代の男性が失恋しました。保健所の調査では・・・」なんて報道されるようになるのだろうか?

 はしかでなくなった子供は私の近辺にもいました。2歳年下の男の子でしたが、当時3-4歳だったと思います。決して侮れない病気ではあるのですが、あまり神経質になって腫物扱いするのはいかがなものだろうか?

 カン太君のおとっつぁんではないけれど、腕に水膨れができて膿が出ていたので、はしかも水ぼうそうもやっているので今話題のサル天然痘じゃあるまい?なんて言われて、皮膚科の病院に行って「サル天然痘ですかねぇ?」と受付に行ったら、血相変えた受付のおねえちゃんに外に引っ張り出され、「うちでは診ることができませんから。」と他を当たってくれと診察拒否された。

 結局はウルシにかぶれた水ぶくれだったのですが、サル天然痘なら治療費国が負担。ウルシかぶれはおとっつぁん自ら負担でした。

 モンゴルでは今年のような暖冬を「腐った冬」と呼び、感染症が多発すると言われています。暖冬で冬に淘汰されるタルバガンというマーモットの一種が家事を減らさず、こいつらが持っているペストが増えることを懸念するのだそうです。

 中国東北部ではペストらしき感染症が出たという話もあり、なんたって衛生状態がとんでもない国ですから、今年は要注意かもしれませんね。

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