のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

弥生

2024年03月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 三月ですねぇ。弥生ですねぇ。「弥(いよいよ・ますます)」「生(草木が生い茂る)」ので弥生なんだとか。

 はい。朝から積雪でした。草木は生い茂らず手足が縮む冷たさでした。

 学生時代、4月生まれの弥生ちゃんと言う後輩がおりました。もともと3月出産予定で女の子だったら弥生と決まっていたそうですが、予定日より五日遅れて世に出たら4月になっていたのだとか。でも旧暦だったらまだ弥生の内だし、まっいっかぁ!とそのまま弥生と命名されてしまったのだとか。

 季節の名前と言えば、はなえちゃんと言う大阪のねえちゃんの学友がおりました。てっきりかしまし娘から名前をいただいたのかと思ったら、奈良の薬師寺の「花会式(はなえしき)」の季節に生まれたというのでこの名をいただいたのだとか。花会式九百年の歴史を持つ由緒ある行事だそうですが、育ち方だったのか?かしまし娘に近い種族となっていました。

 中学の同級生に梅子ちゃんと言うのがおりまして、当人は梅の咲く季節(3月)に生まれて、津田梅子と言う偉人からいただいた名前と申しておりましたが、この村では通常梅が咲くのは4月です。しかもうめちゃんの兄貴が松太郎に竹彦なので、松・竹とくれば次は梅だべさ。仕出し弁当で梅と言えば・・・???庶民の味方ですよね。

 それでも、トラディショナルな名前が当たり前の時代だったので、由緒もないことはない。およそ名前負けしているけど。

 例年三月三日に行われていた新潟県浦佐毘沙門様の裸押し合い祭り。1200年も歴史がある坂上田村麻呂ゆかりのお祭りだけど、今年は1日が前夜祭、2日が本祭りになったので、毎年の恒例行事なので明日の土曜はスキー場が終わったら新潟県に行ってきます。

 そんな話をしていたら「新潟って言えば、越後にはももたろうアイスってぇのがあるよな。」なぜか桃色なのにイチゴ味のアイスキャンディー。そういえば昨年弥彦神社の菊祭り見に行ったときに食べたな。100円しなかったと思ったけど、あれはやはりご当地グルメだったのだろうか?めったにアイスキャンディーなんか食べないこともあるけど、こちらでは見かけたことがない。この寒さの中アイス食べる根性もない。

 毘沙門様のお祭りに行ったら探索してみよう。

 コロナでお祭りそのものも縮小されていましたが、昨年からは出店も例年通りになってきたので、例年通りに海産物の干物などを買って来るんです。例年通りなら唐辛子も買って来るのですが、このところ唐辛子の店が出ていないんですね。顔なじみになっていたのに。

 昭和の時代ならバスを借りて地元の年配の人たちがお参りに行ったお祭りだけど、こちらから行く人も珍しくなった昨今。地域背負って行ってまいりますわ。

 何とか1年無事に乗り越したので、お礼かたがた、もう1年何とかしちゃもらえんだろか?と、お願いしてきます。

コメント
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