魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

暑くて、咲いた、咲いた ・・・。

2009-03-19 21:48:49 | 果樹や庭木、花
今日も、昨日と同じに暑い。
車庫の窓を開けるのを忘れていて、お昼に慌てて開けにいったら、50度近くに上昇していました。 
慌てて、窓を開け、ビニールハウスの窓を開けました。
中も四十度以上になっていました。
野菜の種はまだまだ、発芽しません。

今年は、雪も少なかったので、花も早く咲きます。
一番に咲いたのは、桃の木の下に植えているクロッカスでした。
やっぱり、白は一番早く咲くようです。
 3月13日です。
 3月16日です。
次に黄色が咲きました。
 3月18日です。
玄関に置いてある、プランターのチューリップがこの暖かさで、咲きました。

可愛い、小さな花です。
昨年、咲いた後、掘り上げて、秋にまた植えていました。
昨年と同じに咲いてうれしいです。
花にも、酵母液を使っています。

酵母液の畑は、雪消えが早い。

2009-03-18 13:52:01 | 野菜作り全般と害虫対策
今日は、馬鹿陽気です。25度を越したようです。
暑いぐらいです。毎日、天気が安定しません。
昨日は、雪が降ったりしたのですが、我家の畑はすっかり雪がなくなりました。
玉ネギに、肥料をやりました。
根元に肥料を埋めました。その後酵母液をまきました。
この玉ネギは、早生なので、雪がないところでは、3月頃に収穫できるそうです。
我家のは、まだこれからです。これでも、30以上はありました。
昨年は、玉ネギ作りは、失敗だったので、秋には、沢山の種を撒き、植えました。それも、根きり虫に随分食べられました。
でも、それでも、結構残りました。
三箇所に分けて植えています。


もう一箇所の畑の玉ネギにも、肥料をやりました。

昨年、秋に種を撒き、苗で、冬越しした、レタス、スナック豆もみんな元気でした。



セロリも沢山あるので、通りがかりの人が欲しいというので、苗を上げました。
近所の人に、レタスの苗を上げようと、歩いていて、気がつきました。
近所の畑は、まだ雪が残っています。
まだ、畑全体が白い畑もあります。


どうして、我家の畑の雪消えはこんなに早いのだろうと考えました。
すると、星野寛治さんの本に書かれていたことを思い出しました。
有機肥料で作る田んぼの地温は、化学肥料で作る田んぼより、3度ほど高いので、
冷害にならないと。
我家の土もきっと微生物いっぱいなので、他の畑より、地温が高いのだと思います。
地温が高いのは、いいけれど、暑い夏はどうなのか?とちょっと心配になりました。
でも、夏暑いからと野菜がしおれたりしないので、影響はないのだろうと思います。
昨年は、あまり違いを感じなかったので、三年目あたりの今年から、違いがでてくるのかもしれません。
寛治さんも、3年すると、違いが出てくると書かれています。
今年の野菜作りに期待します。

朱鷺が生きていける田んぼとは。

2009-03-17 15:03:11 | 野生の動植物(朱鷺、)
昨日は、晴れました。
久しぶりに無農薬で作っている田んぼを見てきました。

この場所の用水路は、昔のままの土だけです。
けっこう、草が生えたり、泥が溜まります。
水が流れなくなったので、泥上げをしました。
この田んぼは、朱鷺が二月にやってきた時、餌場になればと思って水を入れて雪を溶かしていました。
あれから、一ヶ月経ちました。
ほとんど雪が消えました。
しかし、朱鷺は、この田んぼにはやってきません。
只見線の向こう側が朱鷺が餌場としている場所です。

人家が近く、止まり木があります。
広広として見通しがいい場所です。
昔ながらの用水路があります。
そこで、よくドジョウなどを食べています。
我が家の田んぼは朱鷺にすれば、すぐ近くなのですが、やってきません。
こちら側には、国道があります。
向こう側は圃場整備を昨年から、行っています。
我家の田んぼも何枚かありました。
それまでは、昔のままの小川のような用水路だったので、小魚なども沢山いて、田んぼと用水路を行き来していました。
でも、昨年からの工事で、今度は、コンクリートで固めた用水路に変わる予定です。
U字溝と言う排水路になります。
これになると、ドジョウや魚、蛍などがいなくなってしまいます。
人間には、都合がよく、便利なものが、自然に生きるものにとっては、都合が悪いものが多いようです。

この場所も、圃場整備をするまでは、小川のようでしたが、今はコンクリートで固められてしまいました。
朱鷺が自然の中で生きていくためには、やっぱり餌を確保してやらねばなりません。
農薬や除草剤制限だけでなく、小さな生物たちが生きていく環境も守っていかないと、朱鷺の放鳥は上手くいかないのではと思います。
いくら、私が朱鷺のためにと思って、田んぼの雪を消しても、朱鷺がその場所を気に入るかはまた別だと思います。
同じように、佐渡が朱鷺のための環境を整えてやっても、朱鷺がそこが気に入らなくては、いくら連れ戻しても、また家出してしまうのではと思うのです。
朱鷺が餌場として、選んだ場所を検討して、そのような場所作りをしてやらないといけないのではと思うのです。
圃場整備も今のようなやり方で、大き過ぎる田んぼにばかり代えず、セメントで固めるのでなく、土と石での用水路作りや魚道などを整備して、自然にやさしい田んぼに変えて、行く必要があるのではと思います。
大型化、効率のよい田んぼでは、環境を保護できないのではと思ってしまいます。
これも、国の農政の方向転換が必要です。
大型化すれば、いいのでなく、その土地にあった圃場整備にするべきだと思います。
朱鷺は、またどこかへ飛んでいったようです。

ネギの再生

2009-03-15 22:43:54 | 玉ネギ、ネギ、ニンニク
家の横の畑の土が消えると、また雪が降るの繰り返しです。
今朝も積雪5センチほど。
でも、その後は晴れて、暖かなり、雪もまた消えています。
雪が少ない年は、いつまでも、雪が降るのではと旦那さまは言います。
田植えの後で、雪が降ったりするなんてこともあったそうです。
昨日は、雨で、さすがに朱鷺の見学者は、少なかったけれど、今日は晴れて、お休みなので、また賑やかなのでしょうか?

魚沼では、冬の間に使う長ネギは、雪の降る前に取り入れて、二日ほど日に干して、乾燥させます。
その後は、家の中の涼しい場所に置いて、春まで使います。
愛媛で育った私は、初め、信じられませんでした。
愛媛では、ねぶかと言われる青ネギを使っていました。
そのネギは、畑から取って来て、数日もすると、すぐしおれてしまいます。
主に、葉の部分を使うからです。
だから、畑から採ったネギを半年も使えるという事が信じられなかったのです。
でも、実際、春まで、使えるのです。
でも春になってくると、萎びたり、腐ったりするネギもありました。
それが、今年は、腐ったり、萎びてしまうネギはありません。
酵母液で育てると、野菜の保存にもいいようです。
昨年も白菜やキャベツが腐りませんでした。
腐敗させる病原菌がいなくなるからではと思います。

石倉一本ネギです。もう、少しになりました。


昨年もこのネギの再生を少し試してみました。
成功したので、今年は、沢山のネギの再生を試みています。

ネギを根から一センチぐらい、残して切ります。
根は短く切り落とします。
それを、数日水にしたしておきます。
すると、根が出てきて、青い葉も伸びてきます。



それを土に埋めてしばらく置いておくと葉が伸びてきます。



ネギの生命力はすごいです。
半年もミイラになっているのに、復活するのですから。
二月から、台所にしばらく置いて、根が出てきたら、お天気のいい日に、畑に植えています。
その後、雪の下になりながらも、少しずつ、葉が伸びています。
ネギは、寒さにも強いようです。
春に種を撒いても、秋まで、収穫できません。
この方法だと、種をまくよりも早くネギを食べれます。
もう少し、大きくなったら、またブログにアップします。


漬物汁で酵母液を作ろう。

2009-03-14 17:06:27 | 台所発酵酵母液肥の作り方、利用法
春になり、冬に漬けた漬物がそろそろ食べ終わる時期になりました。
我が家でも、野沢菜や沢庵がそろそろ少なくなってきました。
塩分控えめなので、暖かくなると、味も酸っぱくなってきます。
今年は、雪が少ないので、なおさら、味が変わるのが早くなります。
沢庵は、あと数本になったので、冷蔵庫に引越しました。
今日は、野沢菜を小さな陶器のカメに移しました。
残った漬物の汁と大根の葉、糠は、微生物たっぷりです。
野沢菜漬けには、乳酸菌、沢庵漬けの糠には、酵母菌、乳酸菌などいろいろな発酵菌がたっぷりです。
塩もある程度、与えたほうが、野菜が丈夫に育つようです。
定期的に塩を撒く人もいます。
日本のように、雨が降る所では、塩害は心配ないようです。
これが酵母液になります。
畑の液肥に使えます。
土がよい微生物いっぱいになりますし、野菜が甘く美味しくなります。
病気になりにくくなります。

雪が溶けたら、田んぼにこの酵母液を使って米糠を発酵させて、ボカシ肥料として使うと、稲の倒伏防止になりますし、お米も酸化しにくい、美味しいお米になります。
その種菌として、今から、米のとぎ汁を入れ増やして置きます。
後、粕漬けもあるので、残った酒粕も入れようと思っています。
これで、後、納豆菌を入れれば、完璧な酵母液になります。

酵母液を入れている樽です。冬の間も二つとも使っていました。
手前にあるのが、今回、漬物汁で作る酵母液を入れる樽です。
もう、米のとぎ汁を入れています。
いつもは、木の蓋をしています。
これも、以前は、漬物用に使っていたものです。


不要になったものを有効利用してみませんか?

修学旅行の今昔

2009-03-13 13:38:53 | 家族、行事
長野から帰ってきた朱鷺がまた我が集落に来ているようで、見学者が現れているようです。
以前のような、騒ぎにならず、近所の人たちの迷惑にならないで欲しいものです。
雌ばかり、三羽も新潟にいるようです。
これでは、今年の雛誕生は、あまり期待できそうもないようです。
佐渡の雄には、もっとしっかりしてもらいたいなーと思います。
雌の朱鷺は、もっと素敵な雄を求めて、あっちこっちと飛んでいるのかなーと思ったりしています。

昨日、中学生の娘が修学旅行から、元気に帰ってきました。
行く前は、「行きたくない」とか、「心配だ」などど言っていました。
電話もかけてきませんでした。
今の修学旅行は、私たちの時とは、まったく違っています。
私たちは、貸切バスで、南九州を廻りました。
子供たちは、新幹線で、行って、京都観光は各班でタクシーの貸切です。
観光バスは、半日だけです。
各班で、自分たちで、計画を立てます。
私たちの時は、ただ先生に引率されて、見て廻るだけでした。
バスガイドさんの説明で、いろいろの場所や歴史を知りました。
それはそれで、楽しかったように思います。
今は、PCで、いろいろな情報を得ることが出来ます。
計画も立て易いです。
京都のホテルで、2泊して、各部屋2~3人ずつです。

私たちは旅館で、大きな部屋でみんなで一緒に休みました。

帰ってくると、とても元気で陽気でした。
北野天満宮の梅が満開でとてもきれいだったそうです。


しおりは、私に、小鳥は、妹へのお土産です。
後、生八橋を買ってきました。
縮緬が気にいったようで、幾つか髪飾りなどを買ってきました。


やっぱり、年頃の女の子です。 

楽しく、元気に過ごしてくれて、夫婦でひと安心しました。

米粉入りもちもち饅頭は、美味しい。

2009-03-12 09:53:49 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
昨日は、雪で外の仕事は、しばらくお休みです。
こんな時には、あったかいお八つでも作ろうと久しぶりに作りました。

今回は、米粉を混ぜて作ってみました。
小麦粉だけで、今までは、作っていましたが、米粉を混ぜるとどうなるか?
思った以上に美味しいお饅頭になりました。
米粉がもちもちとして、お団子でもなく、調度、「ゆべし」のような感じです。
子供も「今までで、一番美味しい」と絶賛です。

作り方、材料は、ここを参考に。小麦粉を半分、米粉半分にしました。大きいお饅頭の分量のほうです。

米粉は、思った以上に水分を必要とするようで、水は、200cc以上入れました。
100ccでは、全然粉がまとまらず、ドンドン水を足しました。
30分以上、置いて、また水を足してから、丸めて、皮を広げて、餡を入れました。
小豆餡は、もちろん、昨年の秋に収穫した我が家の小豆を煮て、冷凍していたものです。
こうすると、いつでも、手軽に小豆餡を使うことが出来ます。
小豆餡は、ストーブの上で、ゆっくり煮たものなので、餡もとても美味しいのです。

春の雪

2009-03-11 10:17:32 | 自然の変化、お天気
今日は、雪。天気予報が当たりました。
昨日から、中学生の娘は修学旅行です。
関西は晴れのようで安心しましたが、気温は低いようです。

やっと顔を出した野菜たちもまた雪の下です。
これでは、ジャガイモもなかなか芽を出しそうもありません。
夕方までには、10センチぐらいつもりました。

気がついたら、三月でブログも三年目になりました。
いろいろな方に訪問していただけるようになり、農業の参考になることも多いです。
今年も、春からは、農業を中心のブログにしていきたいと思います。
これからも、よろしくお願いします。

フーキントオ初物

2009-03-10 20:17:36 | 自然の変化、お天気

そろそろ、蕗のとうが出るのではと思っていましたが、やっぱり庭に出ていました。
まだ蕾ですが、ポツポツと出ています。
三個だけとって、蕗味噌にしました。
採り立てなので、苦味はないだろうと思い、洗って細かく刻み、味噌、砂糖、味りん、味ポンなどで和えました。
茹でていないので、蕗の香りがよくて、苦味もなく。春の香りがしました。


農協で、地元の農家が販売している、ふきのとうが120円、ウルイが150円で安いので、買ってきました。
ふきのとうは天ぷらにしましたが、苦くて、あまり美味しくありませんでした。
採ってから、時間が経っていたようです。
ウルイは、酢味噌にしました。
山で採るウルイと違って、やっぱりぬめりや風味がありませんでした。
やっぱり、山菜は、取れたてに食べるのが、美味しいようなので、これからは、庭に出るまで、がまんすることにします。

ウルイを入れている容器は、私が焼いたものです。
この緑がいい色だと思いませんか?

早生ミョウガ植え

2009-03-10 09:30:03 | ゴマ、ミョウガ、ショウガ
我が家には、もともと、ミョウガが生えています。
ばあちゃんによると、かってに生えてきたと言います。
昨年、ずーと生えていた場所を掘り返して、日陰に植え替えました。
それがよかったようで、例年、八月から九月ぐらいまでの収穫が十月まで採れました。
もう少し早くから収穫したいと思い、早生を買いました。
これは七月から収穫できるそうです。
これが根です。もう芽が出ているのもありました。
柿の木の下に植えました。
ここは、昨年まで樅の木を植えていたところです。
彫り上げた後に、池の泥上げをしました。
木の葉も混じっているし、秋に酵母液をかけてあります。
きっと、川の砂なので、肥料たっぷりの土だと思います。
特に肥料も入れず、ただ土を掘り植えただけです。
保温のために、藁を掛けて置きました。


上手く、七月に蕾が出てくれるといいのですが。