魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

久々の雪

2010-02-28 09:41:02 | 自然の変化、お天気
今日は、魚沼市の「結の灯り」があります。
朝から、雪が降りましたが、その後は、曇りとなりまあまあのお天気になりました。

私たちの地域も中越地震の翌年から、参加しています。
昨年は、雪像で賞もいただいたので、今年も男性方は、張り切っています。
何日も前から、雪像の準備をしていました。
土日で仕上げをして、夜を待ちます。
夜には、ロウソクを灯して、災害のないように願います。

昨日もチリで大地震が起きて、沢山の犠牲者が出たようです。
今日は、その影響で、日本の沿岸にも、津波が来る様です。
実家の宇和海のほうも、注意報が出ていて、ちょっと心配しています。
あまり被害が起きないで欲しいものです。

人間辛い体験は、忘れたい物です。
でも、忘れてはいけないこともあります。
午後から、豚汁などを作りに私も参加します。
沢山の人たちに、観てもらいたいものです。

JAの有機農法の講習会に参加して

2010-02-26 10:13:16 | 米作り(コシヒカリBL米)
数日、晴天が続いたので、今日は、雨になりました。
雪が随分減りました。

昨日は、午後から、JAの勉強会に出かけてみました。
昨年、米糠ボカシで作っている田んぼの草取りが大変だったので、なにか参考になることが聞けたらと思ってでした。
主催者が思った以上の参加者が集まったようで、30分遅れで始りました。
50人近くもいた?でしょうか?
結構有機米は、値段も高いので、関心が高いようです。

やっぱり有機で行う場合、一番の問題は、除草のようでした。
いかに草の発生を抑えるかでいろいろな方法が紹介されていました。

昨年、私も除草で失敗しました。
米糠を撒く時期がよくわからずに、草が生えてから、撒くのがいいのかと思って、
田植えをして一ヶ月ほど経ってから、100キロほど撒きましたが、草は、枯れませんでした。
米糠を除草目的で撒く時期は、田植えをしてから、2,3日の内に撒いた方がいいようです。ダイズカス、菜種油カスなどを撒くのもいいそうです。

昨年は、田植え前に米糠ボカシを肥料と除草効果を狙って代掻きの時に入れましたが、今年は、田植え後に米糠ボカシを団子に丸めて、田んぼ全体に撒いてみたいと思っています。

ミズゴケなどで田んぼ全体を覆うにもいいそうです。
水蘚は、除草剤を使わなければ、自然に出てきます。

鴨や鯉の方法もありましたが、面倒です。

私のように、米糠を発酵させて、使っている人は、いませんでした。
お米の収量も8俵ぐらいで、化学肥料よりは、少ないそうです。
でも、昨年は、6表半ぐらい収穫できました。
10aにすると9俵ぐらいなので、結構収量もよかったことになります。
草も生えましたが、他の人の話を聞くと、そんなでもないなーと思いました。
確かに生えて大きくなっていましたが、ずっと取っていたわけでもありません。

田植え後の管理としては、深水にすることだそうです。
田植え直後は、5センチ、10センチ、最後は、15センチほどで苗を育てるそうです。
昨年は、雨ばかりだったので、深水にできませんでした。
長雨で田んぼが乾かないと旦那様が心配して、水をあまり沢山入れていませんでした。
田んぼの高さも均一ではないので、なかなか難しいですが、今年は、水管理をきちんとしてみたいと思います。
今年は、あまり草取りをしないで、楽楽したいと怠け者は、考えています。

今年は、雪も沢山降ったので、昨年のような不順な天候でないことを願っています。

冬の台所発酵酵母液。

2010-02-25 09:47:18 | 台所発酵酵母液肥の作り方、利用法
しばらく、暖かいので、雪消しをした所は、土が見えてきました。
酵母液は、昔は、薪などを置いていた小屋にドアをつけてもらった中に置いています。
雪が降ると、除雪しないと入れなくなります。
家の裏なので、朝日が当たるだけです。
冬の酵母液のことを訊ねられましたので、まとめてみました。
こんなに、雪があるのに、酵母液は、どうしているのか?
と不思議に思われているかもしれません。
一年目の冬は、酵母液は、樽の底に少しだけ残して冬には、使いませんでした。
翌年の春に酵母液を発酵させるのは、時間がかかりました。
二年目の冬からは、冬にも、使うようにしました。
コンポストの生ゴミに酵母液を掛けて、冬でも、発酵させて、春には、堆肥として使えるようにしました。
時々は、植木鉢のものに、薄めてかけてやったりもします。
庭に植えている桃や、枇杷、椿などの根元に雪の上から、酵母液を薄めずにかけてやったりもします。
畑に使うようには、沢山はいらないので、米のとぎ汁は、洗面器一杯分ほどしか取りません。
台所に置くバケツも雪が積もると、二個から一個に減らします。


酵母液の中に浮いた白いパックは、納豆のパックです。すすぐのが面倒な時には、そのまましばらく漬けておきます。
冬には、あまり葉物などの大きな物は入れないようにしています。
秋のうちに入れた柿や野菜などを冬の間にじっくり発酵させて、酵素液や柿酢などの効能も出るようにしています。
冬でも酵母液に必ず入れる物は、茶殻、紅茶の葉、コーヒー豆、ヨーグルトや納豆のすすぎ水、煮汁などの料理の残液です。
下水として流すと水を汚染してしまう物は、酵母液の中に入れます。
酵母や納豆菌などのよい餌になります。
冬前に樽の中に入れた物は、春までは、出さないようにしています。
冬は、毎日は使わないで、バケツの中の排液がいっぱいになったら、樽に移します。
樽の中もいっぱいになっていたら、くみ出して、コンポストの生ゴミに描けたり、庭の木の根元にかけたりします。
たまに酵母液を汲み上げるのに、邪魔になった物だけ取り出して、コンポストに入れています。
我家の酵母液置き場は、家の外の小屋の中ですので、冷え込む朝などは、酵母液に薄氷が張っていることもあります。
それでも、酵母液は、寒さの中でも元気で、プクプクとしています。
冬は、発酵がゆっくりなので、あまり臭いも気になりません。
雪の積もらない土地の方は、畑や庭の花などに薄めてかければ、元気に育ちますよ。
微生物の熱で、生育も早まると思います。
寒い時期は、発酵臭もあまり気になりませんから、掻き混ぜたりしなくても大丈夫だと思います。
毎日、米のとぎ汁を入れる前に汲み出し、とぎ汁を入れるだけでも掻き混ぜたことになりますから。
生ゴミは、ボカシ肥料用のバケツに入れた時に米糠を降り掛け、バケツがいっぱいになったら、コンポストに入れています。
入れた時にも、酵母液を掛けますが、それ以外でも掛けます。
こうすると、乾燥しないし、発酵も早く、雪にコンポストが埋まっていても、手をかざすと、フワァーとした温かさを感じます。発酵熱が出ています。
酵母菌などの発酵熱は、20度から30度ぐらいなので、あまり高くはなりませんが、昨年の3月には、半分解していて、5月には、堆肥として使えました。
今年は、雪が消えたらコンポストの生ゴミを土嚢袋を使って、堆肥にしてみたいと思っています。

ミミとの散歩道

2010-02-24 22:34:24 | 迷犬の話
今日も朝から、快晴でした。
お天気がいいと、道路は、乾くので、ミミも散歩しやすくなります。
毎日、この頃は、散歩に出られるので、ストレスも堪らないようです。

雪は、降っても、一度に降るのは、5センチぐらいです。
そのぐらいなので、晴れると、道に雪はなく、こんな具合です。
雪の壁は、まだ2メートルぐらいあります。

カーリングも、負け続きで、ガッカリしています。

雪消しをせっせとしています。
今日は、暖かくて、汗をかきながらでした。
片付くのが、面白くなって、どんどんやっていたら、手のひらに豆が出来てしまいました。
明日も、天気がいいので、頑張ります。

日曜フォーラム(農と里をどう支えるか)を観て

2010-02-22 10:01:13 | ご挨拶、その他
2月21日に放送されたフォーラムを途中からですが、見ました。

フォーラムに参加されていた大桃美代子さんのブログです。

大桃さんは、魚沼市の湯之谷の生まれで、今、お米も作っています。

今年から、お米に対して、戸別保障として、10aあたり、15千円でます。
大規模農家には、少しは、保障になるかもしれませんが、小規模農家には、ほんの小遣い程度にしかなりません。
今の日本の食料自給率は、3割代です。
世界の人口は、どんどん増えていて、現在は、68億ですが、80億ぐらいになっていくそうです。
将来は、食料危機がやってくると、10年ほど前から言われています。
中国や韓国は、将来の食料危機を考えて、他の国の土地を借りて自国の食料を確保しようとしています。
貧しいアフリカの国々の住民の家や畑を取り上げて、難民にしたりしています。
日本は、戦後農業、漁業、林業を切り捨ててきました。
お米が余っているからと、休耕田を増やしながら、安全でないお米を輸入してきました。
そんななかで、お米の値段はどんどん下がって、農家は生産費を下回る価格で、作っても赤字になっています。
若い人たちは、農業を見限り、農業をする人は、高齢化し、耕作放棄地が増えているそうです。
今、大規模に農業をしている人たちも、跡取りがいない、人手は、中国研修生が支えている現状だそうです。
我家の周りでも、田んぼに出ているのは、中高年です。
若い人は、ほとんど見かけません。
そんな中で、この戸別保障が、支えになるか?

番組の中で、フランスの農家の戸別保障が紹介されていました。
収入が700万の内、400万が国から支給されたものでした。
日本とは、あまりにも違う手厚い保障にびっくりでした。
今の日本では、農家にそれだけの保障を、国民が納得し無いと思います。
これまでは、戸別に保障するというのではなく、農道や田んぼの圃場整備などに、税金が使われてきました。

フォーラムの中で発言されていましたが、お米の消費を増やすために、学校給食をパンから、ご飯に変えると随分消費が増えます。
今、お米の消費が減っているのは、パン食に慣れた大人の人たちの責任でもあると思います。
魚沼市の給食は、5日のうち、ご飯が4日です。それも、コシヒカリです。
地産地消を全国の学校給食で実施すれば、随分エコな活動になります。
日本全国の給食が、米飯給食になることは、子供たちの健康にも、大切なことだと思います。
私が、農業をしている理由は、なにか・・・。

看護師として働いていて、健康の大切さを実感し、生活習慣病にならないためには、食や生活の仕方が大切だと知り、農業は、生きていくための食物を作る大切な仕事だと考えるようになりました。

種を蒔き、育て、収穫する喜び、美味しい野菜やお米を味わえる楽しさ。
農薬や除草剤を使わず、安心して食べられること。
土に触れることの安心感。
農作業で汗をかく爽快感。
そんなことでしょうか?

そういう農業の魅力を伝えていきたいと思います。

農業の機械などにも、エコポイントのような助成がつけば、いいのにと思います。
高齢者が農業を支えるのでも、いいのではと思います。
年金を受けながら、農業をする。
子供も都会に暮しながらも、親を支える。
子供が跡を継がないなら、農業をしたい若者がそこで、就農できる制度を作る。

この番組は、いろいろな問題を取り上げていることを今回初めて知りました。
農業のことも取り上げています。
次回からも、見たい番組になりました。


お雛様を飾りました。

2010-02-21 20:17:01 | 家族、行事
桃の節句がやってきます。
今年もようやく飾りました。
今年は、小さなお雛様が売れているそうです。
50代の女の人が、自分用に買っていくそうです。
我家にも、貝雛があります。

村上市の「人形さま巡り」に行った時に値段も手頃で迷わず買いました。



七段飾りも飾ると見栄えはしますが、出したり、終ったりが年々面倒になってきました。

娘たちも、「怪談話」の本ばかり読んでいた時は、お雛様を見て、「キモイ」「コワイ」
なんて、失礼なことを言っていました。

あまり喜ばないなら、大変だから出さないでもいいか・・・なんて思ったりもしました。

でも、娘は、今年は、「いいんじゃない。」と言いました。

まあ、娘がいいなら、いいかと思って、飾りました。

飾るとやっぱり華やかになりました。

やっぱり いいんじゃない  と思いました。

二度目のバターロール作り

2010-02-20 18:10:12 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
今日は、水っぽい雪が一日中チラチラと降っていました。

今回は、黒糖ロールパンにしました。
酵母は、伊予柑酵母を中種にしました。
黒糖を使うときれいに焦げ目がつくので、色付けの卵の液を塗らなくても美味しそうな焦げ目が付きます。
黒糖のやさしい甘さも気に入っています。
酵母を発酵させるにも、黒糖は適しています。

畑の発酵ボカシなどを作る時にも、黒糖はよく使います。
サトウキビの美味しさと栄養が一番残っているのが、黒糖です。

この前よりは、ふっくらと膨らみ形もきれいになりました。
まだまだ、形は、ばらばらのですが。
何度も作ることで、やっぱり上手になっていくのだなーと今更ながら、思いました。
外は、カリっとして、中はふんわりでした。

雪の上での焚き火。

2010-02-19 08:57:21 | 土作り、炭作り、薫炭の利用,
昨日は、予報がはずれ、晴れました。
雪片付けして、空いたスペースで剪定した柿の枝を燃やしました。
春まで置いておくと、雪消しの邪魔になります。

「賽の神」の時は、雪の上で藁などを燃やしますが良く燃えます。
それをヒントにして、私も燃やしてみる事にしました。
薪と新聞紙、杉の葉なども用意して、火を付けました。
生木でも、上手く燃え出しました。
大きな枝は鋸で切りながら燃やしました。
ばあちゃんにも、手伝ってもらいました。
まだまだ、元気で、鋸で枝も切ってくれました。
6時間ぐらいで、切った枝は、みんな燃やす事が出来ました。


雪の上で燃やすと、燃えたおきが灰になる前に雪の水分で炭になります。
炭作りを目的にするのなら、、雪の上で燃やすには、いい方法だと思いました。
他に類焼する心配もありません。
周りは、雪ばかりなのですから。
今朝は、昨夜降った雪の下になっていました。

我家に春が来た!

2010-02-17 20:10:02 | 家族、行事
魚沼は、まだまだ雪深いですが、ちょっと早いのですが、我家に合格の桜が咲きました。
上の娘は、中学校の校舎とも、もうすぐお別れです。
今日は、高校の推薦入学の合格発表の日でした。
不合格の場合、午前中に学校から連絡があります。
ドキドキしながら、電話を待ちました。
じっと、待つだけですが緊張していました。
こんなに緊張したのは、看護師の国家試験の時以来ではなかったでしょうか。

待っている間、オリンピックのカーリングの試合を見ていました。
今日、初めてカーリングの試合を見たのですが、こんなに緊張と集中してみたのは、久しぶりです。
カーリングの面白さが分かりました。
女の静かな戦いです。
緊張した選手の顔が美しい。

歳を取ってくると、ボードのような、危険な競技などは、ハラハラしながら見なくてはいけないので、緊張して、疲れます!
カーリングのような競技のほうが、じっくりと見られて面白い。

お昼まで、じっと待っていましたが電話は、ありませんでした!
きっと、合格した?と確信が持てるようになった。
午後から、雪片付けをしながら、娘の下校を待っていました。

突然、肩を叩かれ、「合格したよ!」 

やれやれでした・・・。

長い一日でした。
春からは、列車通学です。
私も5時起きで、弁当作りを頑張らなくてはなりません 


雪の上で柿の木、剪定

2010-02-15 16:45:55 | 果樹や庭木、花
今年は、雪も多いのですが、雨も多いです。
先に降った雪は、水分を含んで、圧縮されてカチカチになります。
三月頃になると、雪も固くなり、冷え込んだ朝には、積もった雪の上に載っても沈まなくなり長靴でも歩けるようになります。
それをこのあたりでは、凍み渡り(しみわたり) と言います。
三月にならなくても、雨が降るので、雪の上に載ってもあまり沈みません。


それで、昨日は、渋柿の木三本を旦那さまと剪定しました。
昨年は、雪が少なかったので、高い場所の剪定ができませんでした。
今年は、2メートルぐらい積もったので、短時間でさっぱりと切りました。
以前は、柿の枝も上にばかり伸ばしていました。
雪が沢山降ると、雪の重みで枝が折れたり、裂けたりしないためでした。

でも、柿の実を収穫するには、枝が低いほうが楽です。
それで、今では、なるべく、上に伸びる枝は切っています。
重なり合った枝も切りました。
すっかりすっきりしました。

まだ甘柿が残っているのですが、すっかり雪の中に埋まっています。
雪が消えたら剪定したいと思っています。
切った枝は、春になったら、畑の中で燃やして炭にして、畑に利用したいと思っています。