魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

干し柿酵母は、とっても元気!

2010-01-30 20:50:58 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
干し柿でパン用酵母液を作ってみました。

秋に渋抜き柿で酵母液を作ってみましたが、上手く発酵しませんし、パンも上手く膨らみませんでした。
よく考えてみましたら、焼酎で渋を抜くとアルコール消毒で、酵母も死んでしまっていたのです。
上手く発酵しないのも当たり前です。
でも、渋柿で元種を作る勇気がありませんでした。

干し柿は、乾燥しただけなので、酵母は死なず、活動を休止しているだけです。
それで、元種として瓶に入れ、お湯と蜂蜜を少し入れて置きました。

昨日、リンゴ酵母の中種でパンを焼こうと思いました。
何度も使ったリンゴの元種のせいか、温めても元気がありません。

それで、干し柿の元種を見ると、びっくり!。


干し柿の周りが泡だっています。
プクプクと泡が上がっています。

こんなに元気な元種を見たのは、初めてです。
やっぱり柿の酵母は元気です。
この酵母液を中種の中に入れた途端に、こんなに泡立ちました。

これで、パンを焼きました。
柿チップスもちぎって入れました。
膨らみは、上々で、2斤分の食パンが4時間15分で焼けました。
表面のこげの色が薄かったので、10分追い焼きをしました。
ケースから出してみると、側面は、焦げ過ぎていました。
外は、カリッと中はふわふわと美味しく焼けました。


酵母が元気だと、室温が低くても、こんなに元気に発酵することが分かりました。

焼きたては柔らかくて美味しいのですが、翌日になると、やっぱり固くなっていました。

米粉の粒子が大きいのか、ちょっとざらつきが気に生りました。
自家製粉だと買った米粉の様なパウダー状にするのは難しく、時々気になることがあります。

ようやく、畑道が開きました!

2010-01-30 16:36:26 | 家族、行事
雨になったり、雪になったり、不安定が天気が続いています。
せっせと、雪片付けをしていましたが、ついに本日、道が開きました。
学級閉鎖で、運動不足の娘に午前中してもらいました。


午前中は、曇っていましたが、いっしょうけんめいにやって、汗をかいたようです。
ダイエットになったかな?

これからは、畑の除雪をしていきたいと思っています。
この畑は川の水を引き込んで、消雪しています。
それでも、まだまだ、雪が沢山積もっているので、三月末までには、除雪したいと思っています。
除雪が終われば、育苗用のハウス建てを始めます。
自然に任せていても、雪は消えていきますが、そうなると、今年のように雪が多いと4月には、まだ雪が残っています。
ここしばらく、積もるような雪が降らず、雨が降るので、雪もかなり水っぽくなって、重くなっています。
無理せず、少しづつ、片付けていきたいと思います。

とっても、美味しかったプチ餡パン。

2010-01-27 21:35:44 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
今日は、気持ちよく晴れました。
こんな日は、積もった雪は、凍ってガチガチです。
雪片付けも大変です。

餡パンを作りました。
二口ぐらいで食べられる可愛い餡パンです。
ケシの実はないので、秋に収穫した金ゴマを使いました。
餡は、やっぱり秋に収穫した小豆を煮て潰し餡にして冷凍していたものです。
すぐに使えるようにいつも小豆餡を冷凍しています。

発酵させてもあまり膨らまないし、餡は少し柔らか過ぎました。
それで、大して期待していませんでした。
でも焼きたてのパンを食べてあまりの美味しさにビックリ!



「今まで食べた餡パンの中で一番美味しい!」
皮は、サクサクとして中はふわっとしていて、餡と皮とがとてもマッチしています。
そして、金ゴマも香ばしい!

アンパンのイメージが変わりました。
子供の頃、アンパンはあまり好きではありませんでした。
餡もあまり美味しくないし、餡のない場所もあります。
ジャムパンの方が好きでした。
でもこのパンは、餡はお饅頭のように餡と一緒に食べられます。
米粉パンは、冷えると硬くなって、焼きたての軟らかさがなくなります。
でもこのパンは、バターを食パンよりも沢山使っているからか、あまり固くなりませんでした。

冷えても、焼きたてほどではありませんが、美味しく食べられました。
家族もみんな美味しいと言ってくれました。

まだまだ、安心できないインフルエンザ!

2010-01-26 21:45:26 | ご挨拶、その他
新型インフルエンザも患者数が減ってきたなんてニュースで聞きました。
新潟でも、予防注射が誰でも出来るようになったそうです。

それで、我家の受験生も念のために、予防注射をしようと予約した途端、学級閉鎖になってしまいました。
前日まで、何ともなかった娘のクラスは、22日に次々と生徒たちが具合が悪くなり、帰宅したそうです。
25日に登校すると、クラスの半数が欠席していたそうです。
それで、今日から、一週間学級閉鎖です。
娘は、今日、予防注射を受けました。

インフルエンザ、下火になったとはいえ、まだまだ油断大敵です。
流行すると、あっと言う間に広がります。

みなさんも気をつけてくださいね。

雪片付けと近所付き合い。

2010-01-25 10:01:16 | ご挨拶、その他
先日より、家と畑の間の道の雪片付けをしています。
池側と道路側の両方かた、掘り進めています。

矢印の間の雪を片付けます。
 池側です。
 道側です。私の背丈以上に雪が積もっています。

畑仕事には、体力も必要ですし、力も要ります。
冬の間に運動不足にならないように、雪片付けをすることで、体を鍛えることにしました。
降るよりも雪をせっせと消せば、おのずと早く雪が無くなります。
しかし、家の前の水路には、あまり水が流れていませんでした。
それで、あまり雪を一度には入れられません。
あまり沢山入れると、下流の方に水が流れなくなります。
消雪の水が出ている時は、広く道に広げて、雪消しをしています。
池の方と交互に掘って、水路を詰まらないようにしています。
でも、道の反対側の家は、屋根の雪を下ろすと、その雪の処理に水路が詰まるまで、雪を入れてしまいます。
今年のように雪が多いと、どの家も雪の処理に困ります。
昨日、上流の水路のゴミを旦那さまと近所の方で取り除き、水も沢山流れるようになりました。
それで、午後からお天気にもなったので、雪片付けをしていました。
すると、下流に住んでいる人がやって来て、言いました。

「自分の家だけがいいような事をしている」と。
私が雪片付けをするので、水が流れて来なくなると言うのです。
私は、気をつけて、水が流れ無いような雪片付けはしていません。
すっかり誤解されているようで、困ってしまいます。
自分の家の周りだけでなく、ゴミ集積場の屋根の雪落としや、曲がり道の所の雪片付けなども気をつけてしています。
自分の家周りだけではないのです。
近所付き合いは難しいものです。
でも、雪を片付けていいこともありました。
サクランボの木が雪の重みで折れかけていましたが、救出できました。
近所に迷惑をかけない様にしながら、雪消しを続けて行きたいと思っています。



酵母パンは犬にも違いが分かるワン!

2010-01-22 12:04:50 | 迷犬の話
昨日からまた雪になりました。
運動不足解消にせっせと雪消しをしています。
数日お天気がよかったので、ミミも散歩に出かけられたのですが、またお散歩はお預けです。
日が照ると、そわそわして、散歩に行きたがります。
でも道が濡れていたり雪が降っているとあきらめます。
そんな時は、窓や玄関から外を見せると、あきらめて大人しくなります。
爪きりはとってもきらいで、暴れます。
それで、「爪きりをしないと、散歩に行かないよ!」
と言いながら、爪きりをすると、いつもより大人しく一度に両前足の爪きりができました。
いつもは、2~3日掛かります。
小さな子供に我慢させる時のようでした。

イヤな爪きりも我慢するぐらい散歩が好きなのです。
犬も長く飼っていると、お互いの気心が知れて、面白いですね。

ミミは、ご飯もパンもきらいで食べませんでした。
ところが、酵母パンを焼くと、パンを食べたがります。
試しに少しやると、喜んで食べます。
嗜好が変わったのかな?と思っていました。
買ってきたイースト菌のパンをやると、鼻で匂いを嗅ぐだけで食べませんでした。
酵母パンとイーストパンの違いが分かるようです。
犬もやっぱり酵母パンが好きなようです。

いまいちだったロールパン

2010-01-21 14:06:26 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
昨日は、大寒なのに、暖かい地方が多かったようです。
でも、魚沼は、雪の中のためか、そんなに暖かくはありませんでした。
夜から雨。この時期に雨なんて、今年の冬は、変な冬です。

ホットな話題です。
広神中学の中沢和志さんが、県の中学スキー大会で大回転と回転で二冠となりました。

広神では、優勝は、初めてです。
全国の大会は、岩手で二月にあるそうです。頑張ってください

娘のクラスメイトで、娘もとても喜んでいました。

小さな頃から、足も速く、運動会では、ダントツの速さでした。
クロスカントリーも上手でした。
私は、てっきりクロカンで優勝したのかと思っていました。
小学校の卒業DVDで、中学では、スキーを頑張りたいと抱負を述べていたのが、印象に残っていて、娘から快挙を聞いた時、何故かそのことをふっと思い出しました。
きっと他の子供たちと違ったことを言っていたので、印象に残っていたのかなーと思いました。

今日は、雨で外に出られないので、パンを作りました。
食パンは上手く作れるようになったので、ロールパンに挑戦しました。
ロールパンは、卵とバターを沢山使います。

一次発酵は器械で上手くいったのですが、成形後の二次発酵がもう一つでした。
中種を温めるのを、電子レンジを使ったから?


それでも、食べてみると、ふんわりとして美味しい!

見栄えは、悪いのですが、リンゴジャムをロール状にはさんで、カットしました。

どちらも家族の評判は上々でした。
でも、バターを沢山使うので、カロリーがちょっと気になります。
洋風の菓子やケーキは、カロリーが高いし、バターなどを沢山使います。
それに比べて、和風の菓子は、餡に砂糖を使いますが、小豆も体にいいし、やっぱりヘルシーだと思います。
やっぱり健康のためには、和風の食生活のほうがいいようだと思いました。
とはいいながら、やっぱりパン作りは、止められないようです。

簡単甘酒の造り方

2010-01-20 09:04:39 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
しばらく、雪が降らないようで、ホッとしています。
今日は、昨日が晴れて、冷え込み、外は凍っていました。
大寒だったようで、日中も晴れたけれど、あまり気温は上がりませんでした。
柿の木も雪の重みで枝が折れたりしましたが、雪が落ちて身軽になったようです。
雪もお天気が続くと、嵩がどんどん減っていきます。
明日からまた雪になるそうで、家の周りの雪消しをしました。

味噌作りで残った米麹を使って甘酒を造りました。
本当は、もち米で造るのが正式なようです。

炊飯器に残ったご飯で造ります。
ご飯と同量ぐらいの米麹を炊飯器に入れて混ぜ合わせます。
少し、お湯を足して湿らせます。
一時間ぐらいそのまま保温しておき、またお湯を足して、ご飯と少し柔らかくなった麹を良く混ぜ合わせます。

また一時間ほど、そのまま置きます。
それから、発酵を促進させるために、砂糖を大匙一杯と塩を小匙一杯ほど入れてよく混ぜ合わせます。
このまま、炊飯器が使える人は、お湯を足して、ドロドロになるぐらいの量を入れて、そのまま保温して、時々かき回します。
ご飯粒が分からなくなるまで、時々かき回し、甘くなっていれば、出来上がります。

私は、砂糖と塩を入れて、しばらくしてから、鍋に移し、お湯を足して、保温器の中に入れて一晩置きました。
炊飯器をご飯を炊くために使いたかったからです。
朝まだ、お米の形が少し残っていたので、ストーブで温めながら、発酵させました。
混ぜていると、どんどんお米の形がなくなり、甘味が増し、塩気が感じられなくなりました。
本当は、塩は入れないようですが、発酵する時に塩気があると、発酵菌が元気になるので、少し入れてやるようにしています。
砂糖も入れなくてもいいのですが、これも発酵菌が糖分で元気になるので、発酵をスムーズにするために少し入れると美味しい甘酒になります。
もち米でなくても、コシヒカリも甘味があるので、美味しい甘酒になります。
普通のお米でも、甘さが足りないと思えば、砂糖を少し足してやればいいと思います。
甘麹菌は、50度以上になると死んでしまうので、あまり熱くしないようにしてください。
麹菌を上手く発酵させる温度が、炊飯器の保温の温度です。
麹で造る甘酒は、アルコール分がないので、子供でも安心して飲めますよ。
体にも麹はとってもいいので、造ってみてくださいね。

イースト菌並みに元気な天然酵母菌のパン。

2010-01-18 20:07:59 | スイカ、メロン、トウモロコシ、
今日は、また一週間ぶりの晴れでした。
こんなに雪が降って寒いけれど、パン酵母はとても元気です。
写真のパンは、クリームチーズが入ったリンゴ酵母で作った食パンです。
この食パンは、1,5斤分の材料で焼きました。
キメも細かく、ふっくらと美味しい食パンが焼けました。

我家のホームベーカリーは、イースト菌を使ってパンを焼くようになっています。
それで、イーストと同じ発酵時間で、酵母パンを焼きたいと思い、いろいろ工夫しました。
この方法だとホームベーカリーでも、上手く焼けるようになりました。

このパンは、南瓜が入った2斤分の生地が膨らんだ所です。


フックラと美味しい米粉入りパンです。
天然酵母は、中種方式です。
この中種を3日ぐらい室温で発酵させて、生地作りの前に瓶ごと40度ぐらいのお湯で、酵母液を温めておきます。
すると、プクプクと元気に泡だってきます。

米粉と小麦粉や砂糖、塩などの材料をボールの中で、よく混ぜ合わせます。混ぜ合わせておく方が、器械任せにしていた時より、ふっくらと焼きあがりました。
バターは温めて、溶かしバターにして、混ぜ合わせます。
最後に酵母液を入れて、よく混ぜて、一塊にします。
それから、ベーカリーに入れて、食パンコースで焼きます。
これで、イースト菌と同じ時間でフックラしたパンが焼けます。
我家の器械では、食パンコースは4時間15分です。
これまでは、材料を器械の中にそのまま次々と入れていました。
でもそうすると、米粉と小麦粉が上手く混ざらないのか?固いパンが焼けていました。
それで、予めよく混ぜておく事にしました。
酵母が、発酵するための条件には、温度が30~40度にすると、活発に発酵します。
それで、温めてみたら、パンが良く膨らむようになりました。
この寒い時期は、温めてやると、発酵がスムーズになります。
それと、酵母液を作る瓶は元種も中種の瓶も洗わずに使います。

今まで、次々といろいろな物でパンを焼いてみましたが、瓶は洗わずに使っています。
人参、大根、リンゴ、柿、みかんなどを元種にして、パンを焼いてきました。
元種に使うのは、水でなく、添加物なしのリンゴジュースや野菜ジュースに変更しました。
このほうが、酵母液が早く増えてくれるように思います。


台所の窓の側に置いてある酵母の瓶です。大きな瓶が中種で、薄力粉が入っています。
後の二つは、元種の瓶でリンゴとミカンが入っています。
本当に発酵菌は面白いと思います。
暖かくなったら、家で作る野菜を使って酵母液を作ってパンを焼いてみたいと思います。
美味しいパンの焼ける匂いが家の中に漂うと幸せになります。
焼きたてのパンはとっても美味しいものです。
コツさえ、分かれば、酵母パンも簡単です。
美味しいパンを焼いてみませんか!

かしましの雪片付けの顛末

2010-01-16 22:50:10 | 家族、行事
今日の午前中は、子供たちと雪片付けをしました。
屋根の上から、見た風景です。
毎朝、夜の間に降った雪が屋根から落ちてこんな風になっています。
一晩中、地下水を出して雪を溶かしていますが、間に合いません。

赤いのが、雪片付けに使うスノーダンプです。
いつもの朝は、旦那さまが片付けます。
でも今朝は、旦那さまが不在のため、子供たちもあまりいやな顔もしないで、手伝ってくれました。
母屋のほうは、自然落下の屋根なのですが、裏のほうは、落下しない屋根もあります。
そこに一メートル近く雪が積もっていたので、勇気を出して、屋根に上り、雪を落としました。
家の裏には、川があり、土手に積もった雪が屋根以上になっています。
そこから、大雪の時は、屋根の雪を川へ捨てます。
最初は、「屋根に上るんのは、いやだ。」と言っていた娘が、
そこから、屋根に上がって、喜んでいます。

柿の下もこんなに積もっています。

私が踏み固めて作った道から、娘たちも登りました。



雪を踏み固めて、屋根から、土手までの道を作りました。
新雪は、柔らかく、深く沈みます。

スノーダンプで、雪を川に捨て始めました。
でも、そろそろ昼時です。
娘たちは、ふざけたりして、遊び半分です。
雪片付けは、危険も伴うので、まじめにやるように注意しました。
ちょっと不安はありましたが、二人とも中学生です。

私は、娘たちに任せて、家に入り、昼食の準備を始めました。
すると、妹が、慌てて台所にやってきました。

「○○が、川に落ちた!」

びっくりして、川を覗くと、笑いながら立っています。
怪我は、していないようで、ほっとしました。
しかし、ここからでは、登れません。
土手にも、雪が覆いかぶさっています。

近くの橋まで、歩かせました。
水は、少ししか流れていません。

車庫に行くと、調度、手頃なロープがありました。
橋の横に雪捨て場になっている場所があり、そこからロープを投げ落としました。
一方を近くの柵に結びました。
娘には、輪になっている方を二重に腰に巻かせました。
娘は、一番重いので、女二人で引き上げられるかちょっと不安でした。
でも、何とか、二人で引っ張れば、上がれるのではないかと思いました。

必死で引っ張り、ようやく上がって来れました。
三人で大笑いでした。
娘は、「落ちたのではなく、降りたのだ」と何度も言いました。

降りたとしても、一人では、上がれないのだから、行動する前によく考えてから行動するように話しました。

猪突猛進のような娘です。 でも、 です。

今は、雪が積もっているので、5~6メートルも高くなっているし、両側は、雪の壁です。
そんな所から、よく降りようと思ったことにあきれます。
その後、ばあちゃんからも、何度もお説教をされていた娘でした。