魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

我家の節電その後

2011-04-27 09:30:19 | 節電、災害
震災後、節電に努めてきました。
昨日、4月分(3/28~4/25)の電気料金が出ました。
昨年の同時期に比べて、5千円ほど安くなっていました。
昨年は、889KWh,20,840円
今年は、669KWh,15,996円 でした。

それでも、まだまだ、使っています。
これからは、暖房もあまり使わなくなるので、さらに節電できると思います。

ポットは、保温ポットだけではやっぱり不便なので、電気ポットをまた使っています。
でも、保温はせずに、必要な分のお湯を沸かすだけにしました。
ストーブで沸かしたお湯を保温ポットに移して置きます。
熱いお湯が必要な時に保温ポットから電気ポットにお湯を移して沸かせます。
こうすることで、水から沸かすよりも節電になります。

炊飯器はガスですが、保温は電気を使いますが、保温を止めて、レンジで温め直したり、食べる前に保温し直したりしています。
長時間の保温代の節約になります。
灯油のボイラーも使う時だけスイッチを入れるようにしました。
エヤコンの温度設定は、暖房で19度~20度です。
室温が12度ぐらいになる時しか使いません。
そんなことが良かったのか、節電になり、電気代も減りました。

原発災害は大変なことですが、企業もみんなが節電対策をするようになりました。
エネルギー政策の見直しもされるでしょう。
CO2の削減にもなります。
一度事故を起すと、地球環境を汚染し、周りに人が住めなくなるような危険なエネルギーを世界の人たちが使うのは、間違いだと気がつき、原発反対の気運が高まっています。
原発の恩恵を直接受けていない農業、漁業、酪農などの人たちが、一番の被害者になってしまっています。
故郷を奪われたり、子供たちが自由に外で遊べないこんな悲劇はありません。
廃炉にした後も長く管理していかなくてはならない原子炉などは、安全でもないし、安価でもありません。
日本のような地震国には、放射性物質を長期に安全に管理できる場所はありません。
フランスのように、地盤の固い地下の岩塩で保管をする場所はないのですから。
汚染された土を除去しても、その除去した高濃度の土を安全に保管する場所がありません。
チェルノブイリの、30K圏内では、人も住めないし、廃炉にしたコンクリートが老朽化して、このままだと放射能が漏れ出す危険があるそうです。
25年経ってもこんな状態です。
福島原発は、国は、まだましだといいますが、本当でしょうか?
いまだに、4基の原発から、24時間放射性物質が放出されています。
水素爆発した時は、100キロ以上も飛んで行き、千葉まで影響を受けていました。
今は、少しずつ風に乗って、原発の周囲を汚染し続けています。
一度に多量に出たチェルノブイリといつ終息するか?判らないのと??どちらが良いなんて言えるものでしょうか?
みんなが少しずつ、我慢すれば、原発は、必要でなくなるのではないでしょうか?

他地域で原発関連で生活している人たちだって、福島のようになれば、仕事も生活の場も奪われることになるのですから。
誰だって、子供たちのことを考えれば、少々不便な生活であっても、安全な空気や水、土や食べ物が一番だと思うことでしょう。
将来の日本が安心安全に住めるように、今の大人たちのそれが責任だと思うのです。


ハウスでの育苗管理

2011-04-25 08:46:46 | 米作り(コシヒカリBL米)
雪がまだまだ残っているためか、朝夕の寒暖の差が激しい毎日です。
霜は降りなくなりましたが、最低温度は、まだ1度や2度です。
ハウスの中で、野菜の種蒔きをしています。
23日にはコシヒカリの籾を筋蒔きしました。
一週間ほどは、白いシートを掛けて置きます。
稲の苗が青くなってきたら、シートを剥いで日に当てます。

田植えまでは、ハウスの温度管理が大変です。
今の時期でも太陽が顔を出すと、ハウスの中は、どんどん温度が上昇し、9時ごろになると、30度を越してしまいます。
雲っているからと安心していると、晴れてあっと言う間に40度を越してしまい慌てて、ハウスを開けて風を通します。
春のお天気が変わりやすいので、常に天気を気にしています。
8時頃から、ハウスの中の温度計を小まめにチェックして、20度~30度までになるようにハウスを開閉します。
途中で、お天気が悪くなると、今度は、すぐに寒くなり、20度以下になります。
25度をきると、今度は温度が下がらないように、閉めていきます。
野菜も稲も25度前後で温度管理していると、苗も徒長せず、丈夫な苗に育つように思います。

舅が元気な頃、稲は暑くても大丈夫と、発芽するまでは、30度以上上昇しても開けないようにしていました。
ハウスの中が40度以上になり、開けた方がいいのではと思いましたが、舅は頑固に開けさせてくれませんでした。
その時は、種籾が焼けてしまい、苗箱が半分以上駄目になったこともありました。

その後は、晴れた日は、発芽前もハウスを開けるようになりました。
稲も野菜も植物ですから、やっぱりあまり暑すぎるのは、良くないようです。
雪が消えて、5月になると、さらに気温が上昇するので、田植えまでは、気が抜けません。
この当たりもハウス育苗する農家は段々減って来ています。
毎年、育苗していても、調度良い苗を育てるのは、難しいものです。

野菜の苗もポツポツと発芽してきています。
やっぱり、買った苗より、自分で起した苗のほうが、丈夫に育つように思います。
買った苗が駄目になる頃に起した苗が育つので、調度いいかなと思っています。


玉ネギの追肥

2011-04-22 21:58:56 | 玉ネギ、ネギ、ニンニク
庭の水仙がようやく開花し始めました。
つつましく咲いています。

これから、ようやく春らしくなっていきます。
桜もまだ咲いていません。
せっせと雪片付けしていた畑の玉ネギを植えている場所がようやく雪が消えました。
でも、雪片付けしていない場所は、まだ一面雪だらけです。
雨が降るたびに雪もどんどん減ってはいますが、この状態です。

ようやく玉ネギの葉も拡がってきました。

さっそく、玉ネギの上から、肥料を撒きました。

虫に食べられたのか?雪の下で絶えたのか?
所処苗が無くなっていて、残念です。
玉ネギは、沢山あってもいろいろな料理に使うので、困らないからです。
大きく育って欲しいものです。



車庫の間の除雪

2011-04-19 10:38:26 | 自然の変化、お天気
今日は、雨。
暖かい日が続いていたので、ハウスの中の種蒔きした野菜の種も発芽が始まりました。
やっぱり、エンドウが一番にむっくりと出て来ています。

雪は、まだまだありますが、それでも、50センチぐらいになり、この雨でまた溶けるようです。
5月の連休あたりには、家の周りの雪も消えそうです。
種蒔きをしても、苗を植える場所がないと困るので、早く消えて欲しいものです。
近所の人たちも、畑の除雪をしている人もいます。

車庫の間の除雪をしていなかったので、ようやく14日から始めて17日に終わらせました。
16日には、まだこんなでした。
両方の車庫から雪が溜まる場所なので、雪もなかなか解けない場所です。

やっぱり、下の方が随分固くて、私の手には負えないので、旦那様にも手伝ってもらいました。
やっぱり、力仕事は、男に人にしてもらうと早いですね。
まだ少し残っていた雪も昨夜からの雨でほとんど溶けて消えていました。
ようやくこれで、雪解け水が畑に流れなくなります。
里芋を植える場所なのでいつまでも、ぐちゃぐちゃにしておきたくなかったのです。



長ネギ苗と玉ネギ苗の定植

2011-04-14 13:13:47 | 玉ネギ、ネギ、ニンニク
しばらく、お天気が続き、春らしい暖かさです。
プランターで育てた長ネギの苗は、間引きしないのと、冬の間の日照不足で、徒長ぎみの細い苗です。

あまりいい苗に育たなかったけれど、今から、畑で伸び伸びと育って欲しいと思います。

夏ぐらいには、大きく育つのではと思います。
昨年、春に定植したネギは、夏には、結構いいネギに育ちました。

今年こそは、沢山のネギを育てて、義姉たちに秋に上げたいと思います。
ここ数年、無農薬なので、ネキリムシに食べられて、我家の分のネギしか、収穫できないでいます。
昨年も、苗は沢山植えたのですが、秋までには、随分減ってしまいました。
今年は、秋と春の苗を育てるので、今年こそと思っています。

ネギの肥料は、米糠、鶏糞、油粕、石灰を蒔きました。

赤玉ネギの苗もプランターで育ててみました。
春に定植するのは、初めてです。
大きくなるかは?

ミニ耕運機を購入。

2011-04-13 13:19:57 | 野菜作り全般と害虫対策
不耕起栽培をしたいと思っていましたが、畝たてをするためには、やっぱり耕さなくてはなりません。
腰痛持ちには、鍬での作業は、楽ではありません。
我家には、昔の大きな耕運機があり、昨年までは、旦那様にそれで、耕してもらっていました。
しかし、ちょっと耕したい時などは、すぐに出来ないので、不便でした。
それで、この耕運機を買っていただきました。
操作も簡単で、結構深く耕せます。
思っていたよりも、馬力があり、どんどん耕して、畝も高く出来ます。
「さすが!三菱だな」と思いました
腰も痛くなりません。
ハウス以外の空いている場所は、だいたい耕しました。

難点は、後片付けに時間がかかることでした。
畑の土がまだよく乾いていないので、機械にこびりついて泥落としに時間がかかりました。
鍬なら、洗えばすぐに済みます。
全てが良くとは、なりません。

昨日から、プランターで育てた秋蒔きの長ネギの苗を定植しています。
石垣の側は、鼠がイタズラをしない物を植えようと思って、今年は、ネギを植えてみることにしました。
鼠もネギなら、齧らないのではと思っています。
昨年、茄子を植えたら、根を齧られて、枯れてしまいました。

ハウスの中で、野菜の種蒔きを始めました。
夕顔、南瓜、絹さや、空豆、トウモロコシ、白菜、キャベツ、アイコ、キュウリなどをポットやトレイbなどに蒔きました。
長ネギの種も、春蒔きをまたプランターにしました。
プランターの方が、ネキリムシに食べられないから、苗が沢山育ちます。

雪もようやく一メートルをきったようで、毎日どんどん減っていきます。
5月までには、消えてくれるといいのですが。

庭で、フキノトウを見つけました。
蕗味噌にして食べました。
苦味もなく、春を味わいました。


ビニールハウス完成

2011-04-11 08:40:21 | 米作り(コシヒカリBL米)
昨日は、雨も上がり、一日良い天気でした。
旦那様は、近所の人に手伝ってもらって、ハウス二棟を夕方に完成させました。

私は、手伝わず、三角畑の除雪をしていました。
雨で雪も少しは柔らかくなり、除雪も進みました。

今日から、野菜の種蒔きをハウスの中でしたいと思っています。
畑仕事も忙しくなってきました。

種ジャガイモの日光消毒を今年は、ハウスの中でしてみることにしました。
毎年、ハウスの中で、プランターの中で土を被せて芽出しをしてから植えていました。
今年は、日光に当てて、芽出しをしてみることにしました。


「浴光育芽」と言うそうです。
欠株防止、株の生育のばらつき防止、植え付け後の出芽、初期生育が早まり、安定収量が得られるといいことずくし?のようなのです。
上手くいくためには、ハウスの温度を上げすぎないことだそうです。
25度以上になると、黒色心腐が発生するそうです。
いいことばかりのようですが、これからは、油断すると、ハウスの温度が上昇するので、一ヶ月も無理かもしれません。
途中からは、土の中で芽出しをすることになるかもしれません。

レタスの苗を花畑に。

2011-04-08 21:55:13 | レタスなどのサラダ菜類
プランターのレタスの苗が大きくなっていたので、植え替えたいと思っていました。
雪を片付けた畑は、まだよく乾いていません。
それで、花畑に植えることにしました。

水仙の葉が伸びてきて、蕾も所処付いています。
そのうち、いろいろな花が芽吹いてくるのですが、それまで、間借ります。

土を掘り返してみて、土が軟らかくなっているので、うれしくなりました。
姑が世話をしている頃は、掘り返すのに、ガチガチでどうしてこんなに土が固いのだろうと思っていました。
姑は、化学肥料を使い、雑草や花の残渣物などは、畑に置きませんでした。
私は、不耕起にしました。
秋には、毎年、籾殻や米糠、貝石灰、枯れ葉などを土の上から撒きました。
酵母液も時々、撒きました。
全て、耕さずに、植える時だけ、掘り返していました。
そうして、5年たち、土は、変化し、簡単に掘り返すことが出来るようになりました。
掘り返すと、小さなミミズが顔を出します。
数センチ下に、ミミズが動いています。
せっせと土を豊にしてくれているようです。
昨年も、肥料らしい物は、なにも、入れないで、ただ植え替えただけのヒマワリが大きく育ったので、びっくりしました。
やっぱり、不耕起でも、土は、柔らかくなるし、土の上に撒く方法でも土はふかふかな山のような土になるのを実感しました。
畑の土もやっばり耕さなくてもいいのだと確信を持つことができました。
でも、畝は立てたほうがいいと思います。
大雨が降ると、野菜が水に使って、駄目になることがあるからです。

レタスを植える場所に薫炭と米糠、生ゴミ堆肥を混ぜて入れ、苗を植えました。


地温がまだ低いので、発酵熱や薫炭で地温を上げようと思いました。
霜もまだ降りるので、枯草や籾殻を苗の周りに敷き保温しました。
植えた後は、薄めた酵母液を掛けました。
プランターには、小さな苗を残しました。

畑を耕したら、そこに植え替えようと思っています。

三角畑の除雪

2011-04-07 12:00:49 | レタスなどのサラダ菜類
4月になり、さすがに雪は降らなくなりました。
お天気が続き、朝は霜が降りて、寒い。
桜の便りも聞かれるようになりましたが、例年よりやっぱり遅い?
新潟市では、ようやく梅が満開とか。
魚沼はまだまだ、雪の中です。
三角畑の除雪を始めています。
すぐ横に川が流れているので、そこに放り込めば、雪はどんどん消えていきます。

でも、今年の雪は固くて、スコップで掘り出すのは、大変です。
手に豆は出来るし、肘や腰が痛くなります。
雪が柔らかくなる午後に2時間ほど、片付けています。

この畑に玉ネギを植えているので、雪から早く出して、大きくしたい。

東北の気仙沼では、もうジャガイモを植えたそうです。
東北でも雪がない太平洋側では、何でも早く植えるのだなーとビックリでした。
大気中の放射性物質は減ってきたようですが、今度は、海の汚染が問題になっています。
昔、太平洋でアメリカが水爆の実験などした後は、魚の汚染はどんなだったのだろう?
各国が盛んに原爆の実験を地下などでやっていたことがあったが、それと比較して、今の状態はどんなのかと思ってしまう。

昨日は、魚沼市に避難して来た人たちの昼食の用意を地域の人たちと一緒にお手伝いしました。
50人ぐらいいた人たちも、住宅などに移って、20人ぐらいに減ってきたそうです。
小さな子供たちもいました。
この状態では、年単位の避難になってしまうのではと思えます。
本当に土や大気、海、水など地球の環境を汚染するものを平和的に利用することは、難しいと本当に思います。

雛壇終い

2011-04-04 20:40:04 | 家族、行事
四月になっても、肌寒い日が続きます。
二月から飾ってあったお雛様を今日終いました。
我家は、毎年3月3日と4月3日の二回雛祭りをします。
久しぶりに家族みんなで記念写真を撮りました。
92歳になる、姑もまだまだ元気で、冬の間は、縫い物などしています。
袢纏や袖無しなどを縫って、孫たちに着せてくれます。
病院通いもしないし、何の薬も服用していません。
家族みんな健康で過ごせることは、幸せです。