魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

穂が垂れてきたコシヒカリ

2011-08-30 16:02:23 | 米作り(コシヒカリBL米)
早場米の放射能検査がされて、新潟のお米からはセシウムは選出されず、お米も昨年と違ってみな一等米のようです。
魚沼の田んぼのコシヒカリもみな穂が垂れてきています。
昨年の猛暑で、夜も熱帯夜だったのとは違って、今年は昨年より雨も多く過越しやすい気がします。

稲の生育は順調か、多少日照不足で生育は遅れているかな?

我家の田んぼも穂が垂れ始めています。
旦那様は「少し穂が短いような?もっと肥料をやればよかったかな?」

なんて、ぼやきましたが、私は他の人の田んぼの穂と比べて短いとは思いません。

私の米糠で作った稲の穂と旦那さまが農協の肥料「魚沼ロマン」で作った稲の穂を比べてみましたが変わらないようです。


右が旦那さまの田んぼです。


米糠で作った稲の穂です。


こちらが普通の栽培の穂です。

少し、私も米糠が少なかったかな?と思っていましたが、稲の生長には、充分だったようです。
草対策には、不十分だったようで、草取りをせっせとし、その草を痩せた畑の土に混ぜましたが。
もう、穂が出てからは草取りはしていません。
水管理も深水管理は止めました。
今は、水を溜めていません。
9月の天候で、稲刈が10月にずれ込むかもしれません。

新内閣に期待すること。

2011-08-30 15:19:45 | 節電、災害
すっかり、さぼり癖がついて、ブログの更新をしていませんでした。
秋野菜の種蒔きをするために、畑を片付け、肥料を撒き、畝を建て直したりしています。
雨もようやく上がり、晴れましたが、今度は、台風が上陸しそうです。

内閣も菅さんから、野田さんへ変わるようです。
すっかり、自民党や公明党と仲良くするようです。
これでは、脱原発もうやむやにさせるのではと心配です。
子供手当ても、高校無償化もどうなるのか?

心配していた新米の放射能汚染も福島も低レベルだし、新潟のお米も検出されなかったようで、よかったなーと思います。
3月に水素爆発して、東北、関東、新潟などに、放射能の雨が降り、露地物の野菜などが汚染され、出荷停止になったりしました。
汚染した稲藁も同じことで、それを食べた牛が汚染されました。

そんなことから、みんなが神経質になり、食物の放射能汚染をとても心配するようになりました。
古米の売れ行きがよくて、新潟も在庫がないようです。

我家も昨年は古米が沢山残ってしまい、今年の5月まで古米を食べていましたが、在庫管理をしっかりしたので、今年は、在庫はなく、年内から新米が食べれそうで、うれしいです。

でも、今回の新米の状況をみれば、そんなに不安に思うことはないのではと思います。
土が汚染されていたとしても、野菜も稲も放射性物質を全て吸い上げるわけではないのです。
生長に必要な栄養素だけを取り込むのですから。
それにお米は精米して食べることが多いので、ほとんど心配いらないと思うようになりました。

そう思うと、除染すれば、福島の農業の再生も早いかもしれないと思いようになりました。
でも、汚染された土や汚泥の保管場所はどうするかがこれからの課題です。
科学の力で放射性物質を安全な物に変える技術はまだありません。
広島の原爆の170個に近い大量の放射性物質がばら撒かれたのですから。

地球を汚染して、動植物に影響を与えたのですから・・・
野生の動物や鳥は、避難することは出来ません。
汚染された土の上で暮らす虫たちにどんな影響があるのでしょう?
そんなことを考えると、地球に暮らす生命のあるもの全てに影響する放射性物質を出す原発は、やっぱりいらないと言うしかありません。
電力不足と言いながら、東京電力は、東北電力に電気を融通までしています。
本当は、原発がなくても電力は賄えるのではと思ってしまいます。
みんなが少しづつ我慢すれば、充分可能だと思います。

新内閣には、期待できない?かもしれませんが、脱原発を期待します。

蔓野菜の混植の結果。

2011-08-23 13:20:19 | 野菜作り全般と害虫対策
昨日は、予報がはずれ、晴れました。
今日も降ったり止んだりしています。
種を蒔いた大根などは、順調に発芽しています。
あまり、強く日差しもささないので、苗たちには、よい天気かもしれません。

夏野菜は、結構、蔓物が多く、畑の場所を占領します。
以前から、考えていたのですが、蔓のものは、同じ場所に一緒に植えてみたら、どうかなと思いました。
そのほうが、畑も広く使えます。
時這えキュウリ、メロン、西瓜、夕顔を今年は、まとめて植えてみました。
その後、勝手に生えた南瓜も仲間に加わりました。

何故か?みんなが仲良く、それぞれの実を付けました。
何かが枯れることもなく、不思議です。
よく、南瓜に絡まれた野菜は枯れたりしますが、そんな弊害もありません。
ひょっとしたら、花粉が混じって、変な野菜が出来るかな?なんて思っていましたが、期待ははずれ、まともな野菜が出来ています。

思った以上に大丈夫だったので、来年からも、この方法を採っていきたいと思います。

我家の「ど根性キュウリ」

2011-08-21 14:30:40 | トマト、茄子、キュウリ
今日も雨混じりの涼しく、過ごし易いです。
以前より、いろいろな野菜の自然発芽を試してきました。
花を咲かせると、結構、種が落ちて、自然に発芽する野菜たちも沢山あります。
その中で、上手く発芽しないのが、キュウリでした。
大きくして、黄色く完熟させたキュウリを土の中に埋めて越冬させてみましたが、種が雪の下で腐るのか、翌年には、発芽しませんでした。
夏は、幾らでも発芽しますが、土の中では、魚沼では無理なようです。
暖かい地方でなら、上手くいくかもしれません。

でも、今年の夏は、違っていました。
我家の作業小屋のd土台の間から、何と!キュウリが発芽したのです。
気がついた時は、ビックリしました。
種を蒔いた覚えもありません。
これは、いわゆる「ど根性野菜」か?何て思いました。
7月25日は、此の位でした。



何処まで生長するかと観察を続けていました。
枯れることもなくスクスク生長します。

その後も得に手を掛けずに生長も見守りました。
どんどん蔓も伸ばすので、支柱を立てて誘引しました。
肥料も水もやらないのですが、ドンドン大きくなり、実まで付けました。




もうすぐ、実も収穫できそうです。
どんな味がするのかが楽しみです。
肥料もやらないのに、葉も大きく元気です。
枝が広がってきたので、ネットを垂らし、蔓を絡ませました。

美味しいキュウリなら、種を取って、来年作ってみようと思っています。


今日も雨模様。

2011-08-20 22:29:02 | 野菜作り全般と害虫対策
しばらく、雨や曇りのお天気が続くようです。
畑の野菜もちょっとホッとしている?ような気がします。
涼しいより、寒いようになっています。
最低気温は20度を切り、最高温度も25度ぐらいです。

月末には、また暑くなるそうです。
今の時期に雨が降れば、稲刈頃には、雨が降らないような気がします。
昨年のように、秋の長雨になると、田んぼが乾かず大変になるので、今の時期に降ってくれるとありがたいですね。
家の横の畑の様子です。

一本のヒマワリから沢山の花が咲きました。



ネギも随分大きくなりました。


秋取りキュウリの苗も伸びてきました。
この涼しさでちょっと生長が遅くなるかな?


9月頃に食べる枝豆も花が咲き始めています。
枝豆とゴマを混植しています。




秋蒔き野菜。

2011-08-19 22:48:06 | 野菜作り全般と害虫対策
雨が降り始めて、畑も湿ってきたので、秋野菜の種蒔きをしています。
今日は、秋風のように爽やかです。
日の暮れも早くなってきて、7時前には、暗くなってきました。

白菜やキャベツ、レタスなどの種蒔きは、8月の初めにプランターやポットなどに蒔き、発芽して、そろそろ植え替える時期が来ています。


12日の写真です。今はもっと育っています。

大根、人参、カブなどは10日頃に畑に直播きました。
その頃は、雨が降らなかったので、毎日水やりをしていました。
世話のかいがあり上手く発芽しました。

二度目の種蒔きは雨が降って畑が湿ってからにしようと思っていました。
昨日は、雨が降る前に大根を撒きました。
しばらくは、雨模様なので、水遣りをしなくていいので、助かります。
少しづつ、蒔いて収穫時期をずらすようにしています。
最初に蒔いたのは、10月頃には、収穫出来るのではと思います。
9月の中旬頃まで、少しづつ種蒔きしていきます。
そのために、畑も片付けて、空いた場所に肥料を蒔き、畝を立て直しています。

玉ネギの種もプランターに蒔きました。
昨年から、玉ネギの種は、畑に直接蒔くのを止めて、プランターで苗を育てるようにしました。
こうすると、ネキリ虫などに苗を食べられることがなくなり、育つようになりました。

涼しいと本当に畑仕事も楽ですね。
今年も本当に沢山の汗をかきました。
体の中の老廃物が随分出て行ったのではと思っています。
いい汗をかいて、健康に過ごすことが、出来ればと思います。
汗を上手くかけないと熱中症にもなり易いのではと思います。
適度の水分補給と塩分を取る事で、夏バテもしないで、過ごすことが出来ました。




久しぶりの雨。

2011-08-16 08:37:45 | ゴマ、ミョウガ、ショウガ
昨夜は、盆踊りでしたが、雨になり、早めに止めたようです。
水害後、ほとんど、雨が降らず、水遣りなどしていました。
まとまって降り、しばらくは、水やりもしなくてもいいようで、やれやれです。
昨日は、地区の魚つかみも我家の裏の川でされました。
いつもは、橋の向こうでするのですが、この前の大水で、泥が溜まっていて、下流でしたようです。
子供たちでニジマスと鮎を取ってもらって、夕食にいただきました。
久しぶりに食べたニジマスは美味しかったです。

今年も金ゴマを植えました。
毎年、自家採取です。
ゴマの花が次々と咲き、ゴマの実になっています。

10月頃には、収穫できるでしょう。

コシヒカリに穂が出始めています。

2011-08-10 22:33:11 | 米作り(コシヒカリBL米)
数日前から、穂が出てきました。
生育は、順調のようです。


私が管理している田んぼの草も伸びもいいようです。
中干しをしているので、草を取り出すのも容易になりました。
土が固いとこんなに歩き良いものなかと改めて思いました。
採った草は、三角畑に持って行き、拡げています。
乾燥したら、畑の土に混ぜ込もうと思っています。
これで、保水力が増してくれることを期待しています。

今年も、昨年のように、35度の猛暑が続いていますが、夜は、気温が下がり、25度以下になります。
日中と夜との気温差が10度以上あるので、昨年のように、暑さのために、米の品質が悪くなることはないのではと思っています。
昨年は、夜も暑くて、熱帯夜が続きましたが、朝方は、窓を開けていると寒いぐらいです。
水害以降、まとまった雨が降らないのですが、水不足の心配もないようです。
9月には、美味しいお米が取れるのではと期待しています。

放射能汚染を心配して、古米の売れ行きがいいそうで、在庫も少ないそうです。
米不足にならなければいいがと心配しています。
新米より古米がもてはやされる変な世の中になってきました。
ちょっと神経質になり過ぎているのではと思います。
京都の大文字の薪の問題もそうです。
震災で亡くなった人たちも、浮ばれないような、さびしい気持ちになります。


長ササゲ、今が旬。

2011-08-09 08:53:39 | 枝豆、落花生、空豆、その他の豆類
昨年から、栽培を創めた長ササゲです。
この豆は、ハハクジラさんからいただきました。
最初にこの豆の写真を見た時は、ギョとしました。
こんな、長い豆を見たことがなかったからです。
長い物は、苦手な物が多いので、なお更だったかも?

外国の豆かと思っていたら、福島で昔から作られていたものだそうです。
ばあちゃんに見せると、昔は「16ササゲ」と言う長い豆を作っていて、盆に仏様に供物にしたりしていたそうです。

とっても長くなり、30センチ~50センチもなります。



食べがいがある豆です。
今年は、収穫時期を長く出来るかと、豆を二度蒔いてみました。
今、収穫しているのは、5月に種蒔きしたものです。
二度目は、7月に蒔いて、まだあまり大きくなっていません。
秋にも収穫出来るのか、試してみています。

秋取りキュウリの定植

2011-08-07 23:02:26 | トマト、茄子、キュウリ
猛暑が続きます。 当分、晴れのようです。 雷注意報は出ますが、降りません。 トウモロコシの収穫後にキュウリ苗を植えました。 支柱をそのまま利用してみました。 見た目はあまり良くはありませんが、使ってみました。 夏の今のように暑い時期に苗を植える時は、いろいろ気を使います。 今まで、いろいろ失敗しました。 暑さで苗がすぐに枯れてしまったりして、上手く育たないこともあります。 それで、夏は、夕方に日が影ってから植えるようにしました。 畑に土にたっぷりと水をやっておきます。 苗は深めに植えます。 植えた後は、土の温度の上昇を防ぐために、草などでマルチをします。 トウモロコシの残渣を載せたり、草をたっぷり掛けました。 もう一度、たっぷりと草の上から、水をやっておきます。 このようにしたので、気温が35度以上の猛暑でも、キュウリ苗は、元気で、翌日には、ネットに蔓を絡ませているのもありました。 蔓の誘引に、トウモロコシの茎の細い所を切って利用しました。 10本を植えましたが、9月頃になれば、キュウリの収穫が出来るようになります。 例年だと10月の末頃までは、収穫出来ます。 今ようやく、春に撒いた地這キュウリが取れるようになってきました。 余ったキュウリは塩漬けにして保存し、秋には、粕漬けなどに利用します。