瑠璃は資源エネルギー業界には詳しい、香奈オフィスを基本的に大きくしたのは瑠璃の努力と云っても良かった。ただ瑠璃は香奈オフィスの副会長に退く時に、香奈オフィスの瑠璃派の身分をそのままにする事を条件とした程の子分思いの一面もあった。自分を慕ってと云うか、ゼニの匂いに誘われての一面はあるものの、一応慕ってくれた奴らの今後については責任をもった
一方 香奈オフィス兼任以外の瑠璃興業の奴らの今後、瑠璃も歳を取っていくにつれて、そんな奴らの今後も考えないといけなかった
そうした試行錯誤の中でコンビニとかファーストフード系の資本に出資すると共に、一部は自主運営する事を始めた
これは実は 瑠璃興業の影響の強い 世界各地で実施されていた。勿論、各国の瑠璃興業の奴らの不得意、得意の違いはあるものの、多様な業界に進出していた
香奈総合と云うか香奈ファイナンシャルは正人の別の意向、単に節税対策で始めた出資がキッカケと云うか、資源以外の他業種に資本参加する事になって、よく見ると似たような展開になっているのが不思議だった。
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