のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1763

2021-01-31 00:50:01 | 新しい子猫たち 
神一は リトルチャタロウの話を録音しておく事にしたかった。そこは神一も金銭感覚のない敷地内の一族の特徴 からか個人の事になるとイチイチ 大袈裟になる。小さいスタジオみたいなものを作った


神一は 一応 常識人でもあって 猫のニャーニャーが判るのは敷地内などに限られていると知っていた。彼の家の温泉に行きだしたら、神一も猫のニャーニャーがはっきりと判るようになった。一族の銀行の研究所 幹部にも録音していたものを見せて、リトルチャタロウの用意した書類を見ると コイツらも判ったのだ。この時 神一は不思議に思わなかったが研究所の幹部もリトルチャタロウの猫語が判っていたのだ。詳しい内容とか文献は彼らが聞いて整理した。神一はそれを見てはっきりと判った。リトルチャタロウの言葉は判っても含みのある話なのでいくら神一でも専門家の意見が必要なのだった。


録音だけでなくスタジオ録画にするといいのではないかと思ったのだ。


香奈特別総合は、金貸しではない金貸しをしている、返却の催促はしないし、大した利息は取らない。ある時払いの催促なし で困っている人に貸す 金貸し、ただ生活の相談には乗る。本来は個人ではなく中小零細企業がターゲットだったが それが個人にも対象を広げた。零細企業は個人とも企業とも言えないからだった。ただそれが香奈特別チャンネルと云ったネットチャンネルを持っていて、香奈特別総合の 企業指導を放送していたが 洋太郎チャンネル、政則チャンネルと云った治部一族の長老たちの講演をしていた。他にも 囲碁チャンネル 将棋チャンネルまて゛持っていた。まあ 対象は限られたいたが、香奈チャンネルは法人会員制度があり、治部一族の企業群、有名な企業が会員となり、その会費が財源のほとんどだったが 個人会員も集まり出していた。


神一は香奈特別総合の親分格の政則と珍しく話が出来た。神一は政則に連絡した 出前スタジオみたいなものを作った


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