さて、ここからライブ本編終盤の王道ラインナップがスタート♪
まずは「ギターを弾く甲斐さん」好きにはたまらない(笑)「氷のくちびる」
…が、これまでも時折感じていたという「ふかふかの絨毯」と細いヒールの靴の相性の悪さが
ここに来て、一気に目立って来たらしく(苦笑)
視線はステージ上の甲斐さんに釘付けになったまま
奥さんが、曲に合わせてリズムを刻もうとするたび、ヒールの先が絨毯に引っかかり
よろけそうになったり、前にツンのめったり(汗)
「後ろからだと『酔っぱらい』に見えたんじゃない?」と奥さん(苦笑)
…って、前から見ても同じじゃね?(笑)
それでも、続く「ポップコーンをほおばって」も、絨毯の毛足を踏み散らして大暴れ(笑)
イヤ、花園ラグビー場の芝みたいに、そこだけ荒れてなければいいんだけど…?(苦笑)
もちろん、次の「漂泊者」も手拍子足拍子で?「イイ汗かいた~!」みたいです(笑)
もっとも「来年は太いヒールの靴にする!」と申しておりましたが…(笑)
ともあれ、いよいよ本編ラストと思われる甲斐さんのMC…
「俺たちは、いつもの曲を正確なテンポで、フィーリングで届けたいと思ってやってる
そして、それをみんなに楽しんで貰えたらいいなと思ってる」…を聴いた時
奥さんは「えっ!?これ真面目な話をしてるの?」と、一瞬、戸惑ったというか
「正確なテンポ」に関しては、甲斐さんがこれまで
「ちょっとくらい音がヨレてたって、ライブの熱が伝わる方が大事」という風に
いわゆる「譜面通り」の演奏より、ライブならではのグルーヴみたいなものを
優先なさって来たと受け取っていたため「えっ!?」と驚き
「フィーリング」に関しては「その単語の持つ曖昧さがキライだ!」とおっしゃっていた
…って、そのおかげで「感触」が生まれたというくらいでいらしたのが
「どーゆーこと!?」とビックリしたようです(笑)
もっとも、そのあとに「時代は変わっても老いぼれてる場合じゃない!まだ何も終わってない」
…とお続けになったので「真面目な話」だとは理解したものの
甲斐さんの口から「老いぼれ」という言葉が出て来たこと自体に
「年齢」を感じてしまったんだとか…(苦笑)
ただでさえ、ノスタルジックな気分があったトコに、少し寂しい気持ちが加わったせいか?
本編ラスト曲のイントロが流れ始めた途端に涙腺が決壊(汗)
しかも、そのラスト曲が「LADY」だったもんだから
「泣くとコンタクトがズレる!甲斐さんが見えなくなる!」と言い聞かせても
涙がポロポロこぼれ落ちるのを止められず…(汗)
何度も何度も涙を拭いながら…って、それでもじっとはしてなかったみたいだけど(笑)
まあ、その様子が目につかれたのか?「甲斐さんにガン見された~!」と主張(笑)
ただ、ひとつ残念だったというか、幸いというか?ふいに涙が止まったのは
間奏のギターの音色が、奥さんの頭の中で鳴っていた「大森さんのギターじゃない」ことで
現実に引き戻されたためだったらしい(苦笑)
感情の起伏の波が激しい(笑)本編が終わり
「ディナーの最後に受け取っていて良かった!」と、しみじみ思った(笑)
ウーロン茶で喉を潤しながら「大阪にはペットボトルを持って行った方がいいね」と奥さん
イヤイヤ、さっきの号泣はナンだったの?(笑)
それはともかく…ほどなくして、再びメンバーの皆さんが登場され
またまた、立ち位置を探して、ペスポジを確保
公式YouTubeでネタバレした曲の内、2曲はすでに演奏済み…ということは
…と大方の予想通り(笑)「きんぽうげ」が始まり
会場中がオーバーヘッドで大きく手拍子する中
今回のディナーショーグッズのTシャツをお召しになった甲斐さんが出て来られ
円卓さえなければ、通常のバンドライブと変わらない光景が繰り広げられたようです(笑)
アンコール2曲目の前に、甲斐さんが「『安奈』と言えば、山田拓斗!」と招き入れられ
去年に続いて、フィドルありの「安奈」
その去年は、この曲が始まった途端に眩暈を起こして、崩れ落ちるように椅子に座り
ろくにステージを見ることも出来なかったことと(汗)
以前に伺った山田さんのライブで、突発事態が起きたために
急遽、セトリにはなかった「安奈」を聴けたことを思い出し、感激ひとしお♪
ただ、間奏では、ギターのボリュームが大きく
フィドルの音色が掻き消されてしまったみたいで「ちょっと残念だった…」のと
山田さんが、アンコールの2曲目までお待ちになったのに
この1曲だけでステージを降りられたことについては「扱いが雑じゃね?」と苦笑い(苦笑)
まあ、山田さんの年内のスケジュールを拝見して、大阪には来られないと判ると
この日のご出演も「突発的なものだったのかなあ?」と申しておりました
そうそう!奥さんと同じテーブルにいらした方が
ニューヨークの「JAPAN DAY」に参加なさっていた方で
終演後に、その時の「安奈」が素晴らしく、山田さんの演奏に感動したと話されていたらしく
そのことと、この日の演奏について山田さんファンの甲斐友さんに話したら
山田さんに伝えてくれたみたいで、山田さんが「喜んで頂けたなら嬉しい限りです」と
おっしゃっていたと教えてくれたんだとか…
そして…「来年は、ビルボードから始まる
そのあともスゴイことがいっぱい続くんで…」と甲斐さん
ビルボードツアーの日程は、甲斐さんからのクリスマスカード兼年賀状にて発表されたけど
「スゴイこと」というのは、やはり50周年関係でしょうか?
ホントに老いぼれてる場合じゃないみたいですねぇ(笑)
ともあれ…クリスマスディナーショーの最後を締めくくったのは「風が唄った日」
「甲斐バンドシンフォニー」でも圧巻の1曲でしたが
この日も、1コーラス目の最後に声が裏がえっただけで…って
それさえも、溢れ出る熱の成せる技のように、迫力ある歌声を披露されたんだとか…
すべての演奏が終わり、メンバー全員で挨拶なさったあと
メンバーお一人ずつと握手を交わされた甲斐さんが
前野さんの肩を押しながら、ステージ前方に進み出て来られたそうで
…って、これはなかなかレアな光景らしいんだけど
「メンバー紹介の時に、イジらなかったからなのかな?(笑)」と奥さん(笑)
とにもかくにも、去年のリベンジを果たした上に、お釣りが来るくらい?(笑)
存分にディナーショーを楽しんだみたいですが
ただひとつ、今年は甲斐さんからの「メリークリスマス」がなかったそうで
「単に忘れちゃったのか?それとも、去年は『ラブ・マイナス・ゼロ』の
『サンキュー、じゃあね』の代わりだったのか?(笑)」と笑っておりました(笑)
会場から出たあと、コーフン冷めやらぬまま
甲斐友さん達とグランドプリンスホテルのロビーでお喋りしている内に
「飛天」の正面玄関の上に掲げられていた
「甲斐バンド Christmas Dinner Show」の看板の撤去作業が始まり
普段、あまり写真を撮らない奥さんが、珍しくパチリ!?
「頭の中で『熱狂』が流れ始めたからかな?(笑)」と
相変わらず「夢の後先」にお仕事をなさる方々に心惹かれるみたいです(笑)
その「夢の時間」についてのネット記事が、その日の内にアップされたんだけど
そこには…「ロックバンド甲斐バンドが24日
東京グランドプリンスホテル新高輪の大宴会場・飛天で
昨年に続き、2度目となるクリスマスディナーショーを開いた
オープニング曲『ダイナマイトが150屯』から
70を超える円卓を囲んだ約500人が、いきなり総立ちとなり
飛天が巨大なライブハウスと化した
きらびやかなシャンデリアが、カクテル光線を浴びながら色とりどりの輝きを放つ中
『裏切りの街角』『ナイトウェイヴ』『きんぽうげ』など計18曲を披露」…と記されていて
まだ、大阪でのディナーショーが控えているにも関わらず
思いっきり、曲名がネタバレしていることもさりながら
「計18曲」というのが、去年のディナーショーと同じだったために
「どうしても、あと1曲が思い出せな~い!」とモヤモヤ(苦笑)
さんざん悩んだ挙げ句、どうやら記事の間違いだろうと思ったものの
やはり「活字」になっていると「ホントのこと」と受け取ってしまう傾向が…(苦笑)
そう言えば…かつて、奥さんが勤めていた職場の取引先の男性と
同姓同名(漢字も同じ)で、同い年の男性が殺人事件の容疑者として逮捕された(汗)という
新聞記事を目にした時にも「まさか!?」と驚いていたことが…(笑)
それはともかく…「ボーカルの甲斐よしひろ(69)は
『気分はどう?ワインは口に合ってますか?』と呼びかけ
『いつもの曲を正確なテンポ、フィーリングを届けたいと思ってやっている
それをみんなに楽しんでもらいたい』とライブバンドとしての誇りを強調
ステージからファンを見渡し『時代が変わっても老いぼれてる場合じゃないよ』と力を込めた
その言葉に応えるように『ポップコーンをほおばって』では
50~60代で埋め尽くされた客席が、青春時代を取り戻し
一斉に右手の拳を振り上げて、ステージと一体に。
続く『漂泊者』で盛り上がりは最高潮に達し
ディナーショーの概念を覆す圧巻のステージに。
アンコールでは、クリスマスの定番曲『安奈』をしっとりと聴かせ
ラスト曲『風が唄った日』では、甲斐の魂を揺さぶる歌声で感動のフィナーレを迎えた」…と
「全17曲」の内、8曲の曲名を交え、臨場感たっぷりにまとめられてました(笑)
ちなみに、この記事の見出しは「甲斐バンドがディナーショーの概念を覆す圧巻のステージ
『老いぼれてる場合じゃないよ』」だったんだけど
翌日のサンスポでは「甲斐バンド 飛天がライブハウス化」となっていて
やはり「紙」の記事は、インパクト重視なのかなあと…?(笑)
ナンとか、年内に?東京編を脱稿できれば…と頑張ったつもりが…(汗)
今年もまた、一年間おつき合い頂いた皆さま、ありがとうございました!
そして、明けましておめでとうございます!(笑)
本年もどうぞよろしくお願い致します♪m(__)m