連ドラ記事の1回目は「大奥シーズン2」に明け暮れてしまいましたが(笑)
他の新ドラマは、一応、観てはいるものの、いつもよりリタイアするのが早めだったり
初回からパスしてしまうものが多かったりするのは否めません(苦笑)
そんな中、前クールで、甲斐さんが絶賛なさっていた「VIVANT」を始め
これまでも国営放送に負けないくらいの豪華キャストがウリの「東芝日曜劇場」枠(笑)
今クールは、鈴木亮平さん主演の「下剋上球児」
しかも「ノンフィクションに着想を得たオリジナルドラマ」ということで期待無限大♪(笑)
更に、この枠では、甲斐さんお気に入りの「陸王」を始め
野球やラグビーなど、スポーツを題材にしたドラマの際には
そのスポーツの経験がおありの役者さんを起用することが多かったのが
今回の球児役の方々は、半年以上かけてオーディションを行い
演技や野球の実技を見て選抜された皆さんらしく
野球経験がおありではない鈴木さんも「野球部顧問兼監督」に成りきるべく、特訓を積まれたんだとか…
ただ、その鈴木さん演じる教師は、生徒の気持ちに寄り添い、親身になってくれる
「良い先生だなあ」と思って観ていたトコへ
原作には描かれていなかったという「教員免許」の件が発覚して
「イヤ、それ、犯罪ですよね?(汗)」と、ちょっとトーンダウン中…(苦笑)
…っていうか、毎回、ストーリーの最後に「下剋上まで○○日」とクレジットされる以上
このドラマの結末に変更はないと思われるので
「なんちゃって先生」の落としどころが見えないことに戸惑っているというのが正直なところです(苦笑)
一方、初回からずっと変わらず楽しみにしているのは「コタツがない家」
吉岡秀隆さんが、久々に「ダメ男」ぶりを発揮なさっているのがツボりまくりの我が家(笑)
廃業寸前の漫画家…それも働かない代わりに家事をする訳でもなく…って小池栄子さん演じる妻によれば
「たまに、頼んでもいない家事をやって、しつこくアピールして来る」らしく(笑)
奥さんは、以前にkainatsuさんが「たまに父が『お風呂洗ったよ~!』って言って来るのがヤだ!」
…と、おっしゃっていたことを思い出しクスクス(笑)
更に、文句を言われると、ものすごい屁理屈で言い訳&責任転嫁するという(笑)
「ALWAYS~三丁目の夕日」の芥川さんよりヒドイかも?って役なんだけど(笑)
例えば…石川さゆりさんがお歌いになる「ダメ男数え唄」という主題歌の最後に
その回の「名言」がクレジットされるんですが、初回は「働かない系夫の名言」で
その名言が飛び出すシーンというのが、大言壮語したにも関わらず
アイドルのオーディションに落ちた息子の映像を観て
「どうして、こんな大口叩いたんだろうね」と吉岡さん
すかさず、妻が「父親に似たからでしょ」と返すと
「俺は、出来もしないことを口にするほど愚かな人間じゃないけどね」と応えたものの
「じゃ、結婚する前『ハワイに別荘買ってやる』って豪語したの、どこのどいつよ?」
…と言われたトコで、この日の「名言」…というより「迷言」が登場(笑)
「別荘って、維持費と掃除が大変らしいよ」(笑)
もっとも、妻に「買おうと思えば買えたみたいな言い方しないでくれる?」とツッコまれてたけど…(笑)
まあ、奥さんは、かつてこの漫画家に結婚を勧め
廃業寸前になっても、唯一気にかけてくれる編集者(北村一輝さん)に
「漫画家っていうのは、怒りや苦しみや叫びが、物作りの原点にあるんです
厳しい環境に身を置いてこそ、筆が走るっていうのに
結婚というぬるま湯にブチ込んで、創作意欲をむしり取ったのは、あなたなんですよ!」と
漫画が描けない理由を説明?(笑)するシーンを観て
「昔、甲斐さんも結婚して落ち着いちゃったら
曲が書けなくなるかも知れないって言ってたなあ」と遠い目…(笑)
そういえば、サンストで、長岡さんを始め、ゲストの皆さんに「結婚ってどう?」とか
「何か、これまでと変わったことある?」といった質問をなさっていたような…?(笑)
まあ、松藤さんも、甲斐さんが離婚されたあとに
「良い曲書くなあ!ずっと不幸だったらいいのに…(笑)」とおっしゃったみたいですが…(苦笑)
もっとも、このドラマの中では、北村さんが「結婚生活は、本来ぬるま湯なんかじゃないんだよ
快適にしてるのは、全部お前なんだよ」と諭し
それでも、ウェディングプランナーとしての体面を保つために
ニート状態の自分と別れようとしない…などと妻のせいにする吉岡さんに
「だったら、離婚するまでを漫画にしろよ」と提案するや
「そんなの、描けない言い訳に決まってるでしょ」と、あっさり自供(笑)
漫画が描けなくなった理由は、やはり才能の枯渇なのか?(汗)
それとも、北村編集者の言っていたように、より良い作品を描きたいという思いが強いからなのか?
それは、今後の展開に委ねるとして、そんな「戦力外夫」に加え
一人息子(作間龍斗さん)も父親に負けず劣らずの屁理屈王子(笑)で
ニートの父親より、母が結婚前につき合っていたというパイロットの子供に生まれたかったと呟き
母から「悠作(吉岡さん)じゃなかったら、アンタ生まれて来てないからね!」と言われると
「じゃあ、生まれて来ない選択肢もアリだったね」という「名言」を吐いたり(苦笑)
推薦入学のための面接で、志望動機を訊ねられた時には
「親が敷いたレールを目隠しで歩いて来たら、ここでした」との「名言」で、見事不合格となったり(汗)
果ては、この先の進路についての話し合いで
「子供は親の背中を見て育つって、聞いたことあんだろ?
自分たちの背中が、そんなに自信あったんだ?
自分たちの子供が、この環境下で、まともに育つと思ってたの?衝撃なんだけど…」とブチかまし(汗)
…って、この話し合いのシーンの「名言」は
「俺はともかく、お母さんは相当いい背中してるぞ」という父の言葉でしたけど…(笑)
更に「Dr.コトー」でも、吉岡さんの「舅」になられた(笑)小林薫さんが同居することになり
…って、小林さんは熟年離婚後、仲の良かった友人を亡くし
おまけに詐欺に引っ掛かって財産も無くし…という境遇なんですが
同居したくない感満載の吉岡さんに「この家の頭金を出したのは俺だ!」と言い出し
お二人が、屁理屈バトルを展開なさったシーンで大笑い(笑)
でも、このお義父さんは、料理上手という設定で
吉岡さんよりは「役に立つ」存在みたいです(失礼!)
我が家は、あの「深夜食堂」を彷彿させるかのような食事シーンにニンマリ(笑)
あと、「コタツ」がないにも関わらず?由緒正しい雑種のネコ(笑)が飼われていることと
家族をしら~っとさせた発言のあとや、バトルが始まる直前に
セイヤングと同じく「チーン!」と鳴るのもお気に入りです(笑)
会社の部下たちには、この「戦力外」の男たちに対する不平不満を並べ立てている小池さんが
「毎日のように大変なことが起こるし、腹の立つことも沢山あるけれど、意地でも離婚はするまい」
…と思っているのが不思議…って、珍しく3人から
「行ってらっしゃい」と声をかけられて出勤する…といった、ささやかなシーンや
前述の「名言」のあと、吉岡さんが不器用に妻を慰める様子に
ちょっと、ほっこりしたりもするんですが…(笑)
小池さん演じる妻と同じく、ストレスフルなパラリーガルが主役の「うちの弁護士は手がかかる」は
「さすが、ムロツヨシ!」って感じで(笑)…って
実際に、プロデューサーの方から「フラットなムロツヨシが見たい」とオファーされたそうで
「自分ならこう言う」と、脚本を変更して頂くこともあるみたいで
「ムロさんありき」のドラマというのは間違いないんじゃないかと…?
なので、ムロさんが撮影中に入院なさった時には、どうなることかと心配しました(汗)
その後、無事に復帰されたものの、次週の放送分がまだ撮り終わってなくて
予告が流れるはずの時間に、ムロさんが登場なさるなど、ナカナカの押しっぷりだったけど…(汗)
30年間も担当していた人気女優(吉瀬美智子さん)に、突然解雇されたとはいえ
ベテランの敏腕マネージャーらしく、最年少で司法試験に合格したエリートながら
何かと不器用でコミュニケーション下手な弁護士を、持ち前のマネジメント力でフォローする姿は
「きっと、素のムロさんもこんな感じなんだろうなあ」という説得力がアリマス
そうそう!このドラマのナレーションの男性の声に聞き覚えがあり「誰だっけ?」と思って
番組の最後に流れるクレジットに注目していたら
ナンと!時任三郎さんで「『Dr.コトー』の関係者が、ここにも!(笑)」とクスクス(笑)
何より驚いたのは、このドラマの主題歌が、ローリング・ストーンズの最新シングル「アングリー」で
しかも、ミックを始め、ストーンズのメンバーの映像も一緒に流れるという…
こう言っちゃナンですが「VIVANT」ばりの超大作って訳じゃないのにスゲーなと…(失礼!)
ちなみに…奥さんは、この「アングリー」が収録されているアルバム
「ハックニーダイアモンド」を即買いし(笑)
更に、ジャケット写真と同じデザインのTシャツも追加で購入しておりました(笑)
同じ「弁護士」モノでも、テレ東の「ハイエナ」は
依頼を成し遂げるためには、手段を選ばないという弁護士同士(山崎育三郎さんと篠原涼子さん)の
騙し騙され、権謀術数満載の法廷外バトルがメインで
「うちの弁護士は手がかかる」のように、観終わったあとの「ほんわか」した感じはないものの
これは、これで「アリ」かなあと…(笑)