「若(さんまさん)が困る」「若のためや」という言葉にだけ反応し
吉本新喜劇に入った大西さん
…が、そもそも芸人になりたい訳でもないのに
モチベーションが上がるはずがなく(苦笑)
初恋の女の子によく似た同い年の女性芸人に励まされ
何とか舞台を務めていたものの
彼女が東京に出て行くつもりだと知って、吉本を辞めると宣言
もっとも、さんまさんにとっては想定内のことだったみたいですが…
ご自身のラジオ番組で、大西さんのことを面白おかしく話されたのを
テレビ局のプロデューサーが耳になさったらしく
再三、大西さんを貸してくれと頼まれても
「あいつはまだ腹くくってへん」と断り続けておられたそうです
一方「若と一緒にいたい」一心しかない大西さんは
さんまさんに「弟子入り」を志願するも
「弟子はとらん」とにべもなく断られ「押しの一手」で懇願するのみ…
が、このこと自体「芸人なら面白い工夫の一つでもするべきだ」という
さんまさんの考えからして論外だったんだとか…(汗)
で、さんまさんは、ぼんち・おさむ師匠に無理を言って
大西さんを弟子入りさせて貰えるよう頭を下げられ
おさむ師匠も「めったに頼みごとせん男」の
「たっての願い」を聞き入れて下さったのにも関わらず
「さんまちゃんしか見てへん」大西さんは
週刊誌に書かれた「超売れっ子・明石家さんま
東京に複数の女!ファン幻滅!総スカン」という記事を鵜呑みにし
さんまさんのピンチを救おうと(苦笑)
インチキ占い師の女性に言われるまま
「守護霊様のお札」などにお金を渡していて
ついに、兄弟子の財布に手を伸ばそうとしていたところを見つかり
おさむ師匠は、その行為よりも
大西さんのさんまさんへの一途な思いに「本気でブチ切れ」
さんまさんに「あいつに芸名つけたってくれんか」とおっしゃったそうです
更に、その女性占い師が「大西に襲われ、子供ができた
吉本にこの話をする」と、さんまさんを脅して来て
さんまさんは「胡散臭い話」と思いつつも
そんな噂で大西さんがクビにならないようにと要求に応じたところを
女性の手引きで潜んでいたカメラマンに写真に撮られ
「さんま『俺の子を堕ろしてくれ』手切れ金は20万」との記事になり
今度は本当に「苦情殺到」「レギュラー降板か」という事態に…(汗)
「自分が何をしてしまったのか、ようやく理解した」大西さんは
「自分が何とかしなければという思いと
単純にさんまに会いたいという思いが混じり合い
東京に行くことしか考えられなくなり」
ショージさん達のなけなしのお金を借りて上京
…とはいえ、何の手だてもあろうはずもなく
テレビ局のロビーで「お願いします、お願いします!」と土下座するのみ…
でも、その大西さんの「怖いくらいの真剣さに
思わず笑ってしまった」さんまさん
東京のマンションで「…ご迷惑をおかけしました」と肩を落とす大西さんに
「大阪、帰るか?」「それとも…俺んとこ、来るか?」と
「テレビの音に紛れるほど小さな声」で訊ねられたんだとか…
「犬はポチ、猫はタマ、で、ゴリラはジミーや」
…というのが、さんまさんのイメージらしく(笑)
「お前、ゴリラみたいな顔しとるからな」で「ジミー大西」が誕生(笑)
ただ、やはり大西さんは「芸人として、有名になろうとか
売れてやろうとか、面白くなってやろうとか
そういった野望は一切なく、さんまと一緒にいることがすべてで
その夢はもう叶ってしまった」みたいですが…(苦笑)
しかし、さんまさんはといえば
「仕事に追われ、記者に追われ、くたくたなはずなのに
文句も言わず、楽し気に仕事をこなし」
「朝4時まで収録やって、そのまま麻雀して、野球て…
眠ることなく、また収録に出かけた」
「あの人、人間ちゃう、怪獣や」と言われる方であり
大西さんが虫垂炎で入院した病院で
どうせ身体に入れるなら「こっちの方が早い」と
点滴を飲もうとして大騒ぎになった際に
「あの場合、一気に飲んで、皆が呆気にとられる
そこですかさず『ハイ、お代わり!』言うて、ドカーンや!
ホンマもったいないで!病院とか葬式とか、笑いには最高の状況や
絶好のチャンスやったのに、笑いひとつ損したな、お前、悔しないか?」
…と、本気で悔しがるほど「笑いの神に魂を売った男」であり
「こんなアホみたいに必死になれるものに
出会えた自分は幸せだと心から思う」方とは
スタンスが違い過ぎる気が…(汗)
「人間はな、好きなことせな進歩できへんのや
好きなことしてる時は、自分が努力してるなんて意識ないやろ?
そもそも俺は努力いう言葉、大嫌いやねん
ホンマは、しんどいかも知れんことでも
好きやったら、しんどいなんて思わないねん
しんどいを超えられるねん」と、さんまさん
「どれだけ好きでいられるかも才能なんだよ」という甲斐さんの言葉は
さんまさんにも、その「若のそばにいたい」ジミーちゃんにも
当てはまるんじゃないかと…
吉本新喜劇に入った大西さん
…が、そもそも芸人になりたい訳でもないのに
モチベーションが上がるはずがなく(苦笑)
初恋の女の子によく似た同い年の女性芸人に励まされ
何とか舞台を務めていたものの
彼女が東京に出て行くつもりだと知って、吉本を辞めると宣言
もっとも、さんまさんにとっては想定内のことだったみたいですが…
ご自身のラジオ番組で、大西さんのことを面白おかしく話されたのを
テレビ局のプロデューサーが耳になさったらしく
再三、大西さんを貸してくれと頼まれても
「あいつはまだ腹くくってへん」と断り続けておられたそうです
一方「若と一緒にいたい」一心しかない大西さんは
さんまさんに「弟子入り」を志願するも
「弟子はとらん」とにべもなく断られ「押しの一手」で懇願するのみ…
が、このこと自体「芸人なら面白い工夫の一つでもするべきだ」という
さんまさんの考えからして論外だったんだとか…(汗)
で、さんまさんは、ぼんち・おさむ師匠に無理を言って
大西さんを弟子入りさせて貰えるよう頭を下げられ
おさむ師匠も「めったに頼みごとせん男」の
「たっての願い」を聞き入れて下さったのにも関わらず
「さんまちゃんしか見てへん」大西さんは
週刊誌に書かれた「超売れっ子・明石家さんま
東京に複数の女!ファン幻滅!総スカン」という記事を鵜呑みにし
さんまさんのピンチを救おうと(苦笑)
インチキ占い師の女性に言われるまま
「守護霊様のお札」などにお金を渡していて
ついに、兄弟子の財布に手を伸ばそうとしていたところを見つかり
おさむ師匠は、その行為よりも
大西さんのさんまさんへの一途な思いに「本気でブチ切れ」
さんまさんに「あいつに芸名つけたってくれんか」とおっしゃったそうです
更に、その女性占い師が「大西に襲われ、子供ができた
吉本にこの話をする」と、さんまさんを脅して来て
さんまさんは「胡散臭い話」と思いつつも
そんな噂で大西さんがクビにならないようにと要求に応じたところを
女性の手引きで潜んでいたカメラマンに写真に撮られ
「さんま『俺の子を堕ろしてくれ』手切れ金は20万」との記事になり
今度は本当に「苦情殺到」「レギュラー降板か」という事態に…(汗)
「自分が何をしてしまったのか、ようやく理解した」大西さんは
「自分が何とかしなければという思いと
単純にさんまに会いたいという思いが混じり合い
東京に行くことしか考えられなくなり」
ショージさん達のなけなしのお金を借りて上京
…とはいえ、何の手だてもあろうはずもなく
テレビ局のロビーで「お願いします、お願いします!」と土下座するのみ…
でも、その大西さんの「怖いくらいの真剣さに
思わず笑ってしまった」さんまさん
東京のマンションで「…ご迷惑をおかけしました」と肩を落とす大西さんに
「大阪、帰るか?」「それとも…俺んとこ、来るか?」と
「テレビの音に紛れるほど小さな声」で訊ねられたんだとか…
「犬はポチ、猫はタマ、で、ゴリラはジミーや」
…というのが、さんまさんのイメージらしく(笑)
「お前、ゴリラみたいな顔しとるからな」で「ジミー大西」が誕生(笑)
ただ、やはり大西さんは「芸人として、有名になろうとか
売れてやろうとか、面白くなってやろうとか
そういった野望は一切なく、さんまと一緒にいることがすべてで
その夢はもう叶ってしまった」みたいですが…(苦笑)
しかし、さんまさんはといえば
「仕事に追われ、記者に追われ、くたくたなはずなのに
文句も言わず、楽し気に仕事をこなし」
「朝4時まで収録やって、そのまま麻雀して、野球て…
眠ることなく、また収録に出かけた」
「あの人、人間ちゃう、怪獣や」と言われる方であり
大西さんが虫垂炎で入院した病院で
どうせ身体に入れるなら「こっちの方が早い」と
点滴を飲もうとして大騒ぎになった際に
「あの場合、一気に飲んで、皆が呆気にとられる
そこですかさず『ハイ、お代わり!』言うて、ドカーンや!
ホンマもったいないで!病院とか葬式とか、笑いには最高の状況や
絶好のチャンスやったのに、笑いひとつ損したな、お前、悔しないか?」
…と、本気で悔しがるほど「笑いの神に魂を売った男」であり
「こんなアホみたいに必死になれるものに
出会えた自分は幸せだと心から思う」方とは
スタンスが違い過ぎる気が…(汗)
「人間はな、好きなことせな進歩できへんのや
好きなことしてる時は、自分が努力してるなんて意識ないやろ?
そもそも俺は努力いう言葉、大嫌いやねん
ホンマは、しんどいかも知れんことでも
好きやったら、しんどいなんて思わないねん
しんどいを超えられるねん」と、さんまさん
「どれだけ好きでいられるかも才能なんだよ」という甲斐さんの言葉は
さんまさんにも、その「若のそばにいたい」ジミーちゃんにも
当てはまるんじゃないかと…