ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

あの頃1

2015-08-23 14:45:17 | 日記
『わたしの童心』というテーマで
3人の男性にインタビューした記事があったんだけど
お三方の顔ぶれが『検索エンジン』にヒットしたのでご紹介します(笑)

まずは、児童書作家の原ゆたかさん
甲斐さん大絶賛の『かいけつゾロリ』シリーズの作者の方です♪

奥さんは、甲斐さんがこのアニメをよく見てると話されてたので
『九州少年』の文庫化のイベントでポプラ社へ行った時に
ロビーに展示されていた『ゾロリ』のスタンディに高まったらしい(笑)

ともあれ…大人が子供に読ませたいと思う本はお説教くさく
ツマラナイことが多いと原さん

子供の視点で面白がって書く作家がいてもいいのでは?と
友達に読んで貰うつもりで書いて来られたそうだ

ご自身が子供の頃に楽しかったことを伝えるため
『一冊一冊が真剣勝負』とおっしゃってます

面白くなかったら、子供たちが本嫌いになってしまうからと
どんどんページをめくりたくなる構成や
読むたびに新しい発見がある仕掛けを考えられたり

『リンスがたりんす(苦笑)』など
子供たちが大好きな『ダジャレ』を盛り込んでおられるんだとか…(笑)

原さんいわく…大抵の大人は
ダジャレをくだらないと言いますが
子供にとっては、初めて出会う言葉遊びです

子供がダジャレを口にしたら
是非『面白いね』と応じてあげて下さい

奥さんには、甲斐さんだけじゃなく
ボクのダジャレにも是非こうあって欲しいなあと…(笑)

童心に刻まれたワクワク、ドキドキが今も残っていて
子供時代の遊びの延長に今の仕事があるという原さん
甲斐さんと、ついでにボクとも同い年だそうです(笑)

続いて、赤城乳業マーケティング部次長の萩原史雄さん
赤城乳業さんといえば『ガリガリ君』ですよね(笑)

ガリガリ君は1本60円とはいえ
大手メーカーのスイーツが溢れる中、買って貰うのは簡単ではなく
氷と一緒に楽しさを提供し、話題にして貰えるよう考えておられるそうだ

12月の札幌で試食会を開いたり(笑)
スティックアイスなのに売場にスプーンを置いて貰ったりと(笑)

『しょーもない』『アホな』『くだらない』とツッコまれるようなこと
子供の頃に母ちゃんから『何やってんの!?』と
叱られたようなことを仕掛けられるには

『楽しい』『面白い』と夢中になれる童心、遊び心を
どれだけ持ち続けていられるかが『カギ』になっていると萩原さん

受験期には、棒に『超大々吉』と書かれた
『おみくじ付き』のガリガリ君を発売されたり

ソーダ味の他、スイカ味やチョコチップ味など
20種類以上を開発なさってますが
コーンポタージュ味の商品化前には
社内にも否定的な声があったらしく

最終的に『みんなが良いって言う商品は大して売れない』という
社長のゴーサインが出て決定したんだとか…

社員370人の小さな会社では
大手企業ほど宣伝費をかけられないこともあり
多くの人が思いつくような当たり障りのない提案は
あまり評価されないそうで

どんなアイデアでも口に出せる『言える化』を進めて
突飛な提案でも頭ごなしに否定せず
せっかく蘇った遊び心を縮こまらせないように徹底なさっているという

もっとも、失敗すると罰金を支払わなければならないらしいんだけど
1億円の損失に対する罰金は3万円だったそうだ(笑)

サッカー日本代表や映画、音楽とのコラボで売上を伸ばされる一方で

数字を追いかけ過ぎると『ムチャ度』が失われがちになると
大人の世界での童心の保ち方に苦労されているようです

3人目は、雀鬼会会長の桜井章一さん
麻雀界では伝説の方です♪

桜井さんによると…童心の対極にあるのは『世間心』
世間でどう評価されるかを気にして
学歴や肩書をありがたがる気持ちだという

子供も小学2年くらいから学問と童心を交換して
点数でしか評価されない仕組みに入ってしまい

その後はずっと点数や金という価値観に
振り回されていくとおっしゃってますが
別の意味で、点数と金の世界で『20年無敗』の方に言われると…(笑)

では、童心とは何か?といえば
本能みたいなもんだと桜井さん
子供には本来、野生の動物や植物に近い
生きようとする力があるんだとか…

桜井さんは子供の頃に電車の高架線の線路にぶら下がり
頭の上を電車が走るのをご覧になって

『生きてるってことを確かめられたし、自分への信頼が生まれた』
『一緒に冒険をした友達との絆も感じた』

『とにかくガキの時にガキらしく生きました』という桜井さんには
『今の子供はガキらしく生きることが出来ない
ガキらしく生きた大人自体が少ないんじゃないか』と…

河っ原で三角ベースをやって、足が血だらけになっても
金づちで叩いてオシマイだった甲斐さん(笑)
いつでも童心に帰れる訳ですね(笑)
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