ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

長岡米百俵フェス(10/7)その2

2023-10-12 15:10:00 | ライブ
甲斐バンドのベーシストでいらした長岡和弘さんのラジオ番組「Happy Go Lucky!」の終盤で…
「今夜のお別れの曲になりますけども…
10月5日…誕生日の前の日に、私は、この時には、この曲を聴いてますね
甲斐バンドの『翼あるもの』をお聴き下さい」と長岡さん

甲斐バンド結成以来、長岡さんがずっとアドバイスやサポートをなさって来たドラムの松藤さんが
この「翼あるもの」が収録されているアルバム「誘惑」のレコーディングから
ドラムのフレーズや、ベースとの絡み方などを、ご自身で作るようになられ

また、バンドとしても、よりロック色を強めたアルバムやステージを目指される上で
大きな転機となる時の象徴というべき曲が、この「翼あるもの」だったことを思うと
その45年後にも、長岡さんがお聴きになっていることに「グッと来ちゃうよねぇ…」と奥さん

番組ではもちろん、ライブバージョンではない、オリジナル音源が流され
まだ少し青さが残る甲斐さんの若い声や、長岡さんのベースと松藤さんのドラムの掛け合い
そして、今は亡き大森さんのギターの音色に引き込まれていると
2コーラス目が終わり、大サビに入る間奏のトコで、アシスタントの方がカットイン…(苦笑)

でも、流れ続ける「翼あるもの」をバックに 長岡さんが「明日のね、新潟県長岡市での『米百俵』コンサートね
甲斐バンドが出演して、この歌を歌ってくれると嬉しいんですけどね
…と言いながら、きっとね、色んな思い出が甦るんだろうと思います

45年以上昔、一緒にね、私と人生を伴走し合った仲間たちが、今もステージの上にいる
…で、(ご自身は)客席に分かれていますけど、それぞれの人生、生きてる訳ですから
先ほど言いましたけど、今この一瞬一瞬に、こう…悔いがないように
精一杯生きて、自分の在り方を探して、ね?

そして、終わったら、夜空に祝福の花火…
長岡の花火、自分の視野に入る夜空いっぱいに埋まるそうです…という訳で、行って来ま~す!」と
話し終えられ、番組が終了するのと同時に「翼あるもの」も終わるという演出に
ナンか、結構な時間、色んな余韻が残りました

さて、その翌日、甲斐さんを始め、メンバーの皆さんも長岡さんも、新潟へ前乗りなさったあと
夕方から水分を控え「トイレ対策」に励んでいた(笑)奥さんも
在来線の「安定の遅延」を見越して早めに出発(笑)
大阪駅に到着し、高速バスの乗車場所を確認すると
甲斐さんのビルボードツアーの大阪公演で、いつもお世話になっている喫煙所へ…(笑)

イヤ、普段なら、早めに着いて発車まで時間に余裕があれば、喫煙可能な喫茶店に入るんだけど
長岡に到着してからの「トイレ問題」が気にかかっていたらしく…って
「もしもの時のために、大人用の紙オムツを用意しようか?(笑)」とまで言ってたし…(笑)

長岡駅に着く前に、車内で高カロリーの朝食と化粧を済ませ、シャトルバス乗場を確認すると
今日1日分のニコチン摂取のため(笑)西口にあるという喫煙所へ…
が、高速バスが到着した東口の反対側に「西口」の表示はなく、しばしキョロキョロ&ウロウロ(苦笑)

その架線橋を歩き回っている間、駅構内の至るところに「米フェス」のポスターや「のぼり」
横断幕やパネルなどが設置されているのを見てニンマリ(笑)
結局、西口は「大手口」と記されていることが判り、喫煙所にたどり着いてホッとした途端
ポツポツと雨粒が落ちて来たかと思いきや、あっという間に本降りとなり…(汗)

まあ、前日の新潟は、警報が発令されるくらい大荒れだったみたいだし
多少、その余韻が残っていたとしても、甲斐バンドがステージに登場する頃には止むだろう
…と思いつつ、ふと「甲斐さんも強一さんも前乗りだよね?」と
強靭なはずの「晴れ男」お二人のパワーに、一抹の不安が…?(苦笑)

ともあれ、始発のシャトルバスが発車する前に、東口へ戻り
7時半からの早朝時間帯の乗車チケットを取り出し
係員の方に往路のチェックを受けて、バスに乗り込むと、10人ほど先客の方がおられたそうですが
「この人たち全員が、スタンディングエリアの人だったとしても大丈夫だよね?」と奥さん(笑)

ただ、場所が確保されているプレミアムシートの方はもちろん
シートエリアの方も、お目当てのアーティストが登場するまでの待機場所となさるなら
わざわざ早朝から、会場へ向かわれる必要はないんじゃないかと…?(笑)

信号待ちや渋滞を見込んでなのか?フェスの公式サイトには
長岡駅から会場まで、片道約20分となっていたのが、実際には10分で到着
先ほどの雨は止んだものの、油断禁物な空模様の下、シャトルバスの降車場から少し歩いた所…
入場受付のカウンターがあるスペースに続く坂道…で、2列になって待機

…って、アスファルトは、しっかり濡れていて、荷物を下ろすことが出来ず
「開場時刻(9時半)まで、このまま待つのかあ…」
シャトルバスが早く到着したことを少し恨めしく思っていると、またポツポツ…
最初は、パーカーのフードを被って、しのいでいたものの、だんだん雨足が強くなって来たため
合羽を取り出し、左右の手に荷物を持ち替えながら着用(苦笑)
その途端、バケツをひっくり返したような大雨に変わり、慌てて折り畳み傘も追加(汗)

奥さん達が並んでいたのは、歩道もない道路の右端で
右手に側溝があるとはいえ、あまりに激しい雨だったため
おびただしい量の雨水が、前方の坂の上から滝のように流れ落ちて来たらしく
この時点で、スニーカーごと足元はビショ濡れになってしまい(汗)

長岡駅で用を済ませたはずが、一気に体が冷えて来たみたいで
お隣に並んでいらした女性に断りを入れ、係員の方にお願いして
受付カウンターの横に見えている仮設トイレを使わせて貰ったんだとか…(苦笑)

そのあと、少し雨足が衰えて来て、傘なしでも雨をしのげるようになると
あちらこちらで「どちらから?」とか「どなたのファンですか?」といった声が聞こえ始め
奥さんも、お隣の女性が京都の方で、徳永英明さんのファンと知り
甲斐さんが「徳永くん、大好きなんで…」と、おっしゃっていたことを告げると
「ファンを代表して…ありがとうございます(笑)」と返されたらしい(笑)

そうそう!その女性は、小ぶりなリュックを抱えた奥さんをご覧になって
「フェス慣れしてるんですね?(荷物が)すごくコンパクトだし…」とおっしゃったそうだけど
いつも大荷物になってしまう人間が、突然持ち物を減らせる訳もなく(笑)
「あ、そうですか?」と答えながら、心の中では
「単に外ポケットが沢山ついてるリュックだから…(笑)」と呟いていたみたいです(笑)

その女性は、お友達とシートエリアのチケットを取っていらしたらしく
そのお友達が到着なさって、列の後ろに並んでいるとの連絡が入ったと聞いて
後ろを振り返ると、いつの間にか、シャトルバスの降車場の方まで行列が延びていて
これだけの人数になると、チケットとリストバンドを交換した途端に
スタンディングエリアへと走り出す人がいるんじゃないか?と心配したようです(苦笑)

ただ、行列が延びて来たおかげで?9時半より早く受付が始まり
そのことは喜びつつも、ちょうどまた雨が激しく降り出し、傘を差し始めたトコだったのに
受付カウンターのあるテントに着くまでにと、バタバタと折り畳み傘をしまっている内に
両手はビショビショ、当然、チケットもしっとりと濡れてしまい(苦笑)
フェス会場に入ったあとのことはさておき「長傘にするべきだったなあ…」と後悔…(苦笑)

ともあれ…スタンディングエリアのみ入場可能な赤いリストバンドを手首に巻き
パンフレットを貰って「順路」を進むと、ナゼか「ウコン」エキス入りドリンクを手渡され(笑)
「ああ、日本酒処だから『ガンガン行っちゃって!』ってこと!?(笑)」と奥さん(笑)
実際は、このフェスのスポンサーさんからのプレゼントだったんだとか…(笑)

受付カウンターのあるスペースを出ると、また雨水が流れ落ちて来る坂道を登り
フェス会場の入場ゲートが正面に見えたトコで、再び2列縦隊で待機
奥さん達が並んでいる道路とゲートの間に、右手へ延びる道路があり
おそらく、駐車場やキャンプエリアで受付を済ませたとおぼしき皆さんが
やはり2列に並んでおられるのが見えて「みんな考えることは一緒だねぇ(笑)」とクスクス(笑)

係員の方が、奥さん達の行列の先頭から「6人」をお呼びになり入場開始
続いて、右手の行列から「6人」が呼び込まれ、次にまたシャトルバス組から「6人」
…って奥さんはこの2組目に入っていたらしい(笑)
…という風に、かなり小刻みな入場となったのは
場内の芝が濡れて滑りやすかったり、ぬかるみが出来ていたためみたいで(苦笑)

足元に気をつけながらも、可及的速やかにスタンディングエリアを目指すと
その最前列にはまだ10人にも満たないくらいの人影しかなく、思わず心の中でガッツポーズ(笑)
やや下手寄りの最前列中央を確保して、ステージを見上げると、さほど最前列から離れておらず
「近っ!ニューヨークの『JAPAN DAY』とおんなじくらいかな?」とニンマリ(笑)
おまけに、最前列には、フェンスを設置する関係なのか?
ぬかるんだ地面の上に足場となる部分が乗っていて
スニーカーも荷物を入れたビニールも、ドロドロになる事態は避けられたようです

ただ、スピーカーを始めとする機材や、中継カメラが、ビニールシートに覆われている様子は
甲斐さんが、野外ライブで唯一、雨に降られたという「JAPAN DAY」を彷彿させたみたいで(苦笑)
その途端にまた雨が強さを増して来て、ステージ上にいらしたスタッフの皆さんが
ドラムやパーカッション、キーボード等が載せられた台をステージ奥に引き込まれるのを拝見して
「あっ!雨がひどくなると、甲斐さんはあんまり前に出て来ないかも…?」と気づいたんだとか…(苦笑)

そうそう!その雨が強くなった際に、ちょうど照明のテストが始まったようで
ストロボみたいなライトが、バッと灯ったかと思ったら「バチッ!」と音を立てて消えたので
雷かナンかのせいで、ショートしたのかと心配したらしい(笑)
会場内では、傘の使用が禁止されていたものの
入場前には特に注意されることがなかったからか?
雨足が強くなって来ると、傘を差し始められる方がチラホラ(苦笑)
もちろん、係員の方に注意されたり、場内アナウンスが流れたりしたみたいですが…(苦笑)

奥さんにとって「JAPAN DAY」以外の甲斐さんの野外ライブでは
いつも合羽は「持参するだけ」の物になっていたので(笑)
この日は、以前にナガシマスパーランドのアトラクションに乗った時に貰った
薄いビニール製のポンチョを用意していたらしく
「こんなにガッツリ着用することになるなら、ちゃんとした合羽を持って来れば良かった…」と後悔…
まあ、おかげで、終演後には、リュックを入れるために持参したビニールの巾着袋と共に
ためらうことなく廃棄できたようだけど…(苦笑)

…という訳で、多少の後悔はありつつも、希望通りのベスポジを確保して
甲斐さんのご登場をひたすら待ちわびるという
奥さんの長~い1日が、本格的にスタート致しました(笑)
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