甲斐バンドの赤レンガ倉庫ライブグッズである「KB」のロゴ入りマスクは…
「これ、ナカナカまあ『イイ』って、ね?
(ファンクラブの)機関紙とか、そういうのに今やってるんですけど…」と甲斐さん
「ナンかこう…今、ちょっと(投稿を)読んでたら
このゆかた帯メーカーさんって、これ、あのー、藤井…将棋のさ
あのー、ゆかたメーカーのマスクって、一躍有名になった…
ここじゃないの?ナンかね」と話されてましたが
以前に、石田伸也さんが、藤井聡太さんの勝負マスクを入手なさったと
ツイートされていたのを思い出し、ググってみたら、まさにこのゆかた帯メーカーでした!
肌に接する面には絹が使用されているので、それなりのお値段ですけど、よく売れているみたいです
「藤井二冠ですから、もう…」と松藤さん
「藤井二冠ですよぉ!スゴイですよね」という甲斐さんの言葉に
「生中継、観てました!俺」とおっしゃると
「あっ!観てた?松藤、将棋ねぇ、結構詳しいよねぇ」と返され
「やってなかったけど、観ると面白い」と話されていて
「松藤は、結構もう昔から言ってたよね」と
「にわか」ではない将棋ファンと知り、ビックリ!
「でもナンか(藤井さんの)相手の人もねぇ、なかなか…なかなかイイんですけど
『中年の星』だったのにねぇ、1勝も出来ずってことだから
『まあ、もっと勉強しなさいというようなことなんでしょ』と
自分…ご自分でもね、あの…言われてましたけど…
ナンか、でもね、藤井くん…藤井さんの、その相手の人がどっちもイイんだよね、2人とも…
あの最初の方のあの人…
(『渡辺明さん』と松藤さん)…そう!そう!あの人も…
(『あとで名人になりましたからね』)…あっ、そうなんだ!?
(『あの人、名人なったんですよ!』)
奥さんが、あの…4コマ漫画、描いててね
(『こないだ、ゴルゴ13のマイ・ウェイを歌う明さんの…
名人の画を描いたTシャツ作って、着てましたよ(笑)』)…あっ、そうなの?
だって、奥さん、漫画家じゃないんだよ
で、あのー、ちょっとあの…ダンナがいつも面白いから…
ホントは、そんな人じゃなくて、すごく楽しい、面白い人なんですよって言って
ネットで描いてたのを出版社が見つけて、それで、面白いからって『描いて下さい』って言って
結局、本まで行ってましたもんね?スゴイよね
だから、そうするとさ、ナンか…『あっ、ホントは、ああいうしかめっ面でね
こんなけったいな人なんだ』って…実は面白いですもんね、あの人…(『面白いです』)…ハイ」
…と結構、松藤さんもグイグイ来られてたのが印象的でした(笑)
「ハイ、まあ、そういうことでね…えー、渡哲也さんがお亡くなりになってですね、ハイ
えー、まっ、僕はこの曲、大好きで…まっ、作詞は…
まっ、作曲…作曲は遠藤実さんで、作詞が水木かおるさんなんですけど…」と甲斐さん
「僕、実は、あまりにこの人が好きで…
『くちなしの花』とか『みちづれ』とか、ホント好きで、もう天才的だと、僕、思ってて…
僕、赤城山の近くに住んでるトコまで、僕、訪ねて行って、対談したことがあるんですよ
2時間半か3時間くらいですかね?
で、結果的に、それはどこの雑誌にも載らなかったんですけど…
雑誌の…まあ…んー、まあ、依頼じゃないな…『やりましょう』みたいなことで…
やっぱりね、もうね、敵わないんですよ、話してて…
僕、まだ20代の中盤くらいだったんで…26くらいかな
もう全然敵わない…スゴイなあ!この人って…
もうナンか、ホントにステージが上の方なのよ
ヒューマンステージが高過ぎて、スゴイなあ!と思って…
えー、もう結果的にまあ、ヤメよう、これ…って言って
3時間分、たぶんあると思うんですけど、テープが…ホント、天才!水木かおる…ハイ
その時は、50代後半くらいだったと思うんですけど、えー、ホントに好きでしたね、僕…」
…と、以前にも、この「幻の対談」に触れられたことがあるようですが
当時は、様々なジャンルの方々との対談オファーが来るだけでなく
甲斐さんのリクエストに応えて下さる場合も少なくなかったらしく
まさに「時代の寵児」って感じだったんだとか…
「で、あの…みんな言わないんで…
『ナンでみんな言わないんだろ?』って、僕ずっと思ってたんですけど
したら、中尾彬…役者の中尾さんが、ナンかの雑誌で、ついに言っちゃったんですけど
僕、あの…『東京流れ者』っていう、まっ、鈴木清順の(映画)…で、(主演)渡哲也みたいな…
すっごいなと思って…まっ、背景がどんでん返しで変わるみたいな…歌舞伎みたいに…
そういう映画なんですけど、そのあとに『仁義の墓場』撮って、深作(欣二監督)で…
ホントにスゴイ!この人って、まあ、ホントにスゴイ役者になるなって思った…
その直後に石原プロに入ったんですよ
ナンで…『西部警察』…『大都会』『西部警察』になるじゃない?うわぁー!と思って…
僕、それからもう、渡さんに触れる時は、歌しか触れなくなったんですよ
で、それを中尾彬が書いてて…取材に答えて、ずっと言ってて…
『石原プロに入らなければ、ものすごい役者になったのに…』みたいなね
あっ!これ、ついに言って貰った!と思って…
スイマセン!このラジオで乗じて喋ってるんですけど…(笑)」と話されてましたが
奥さんの世代だと、その「大都会」や「西部警察」のイメージがあったから
「浮浪雲」の「おねーさん、あちきと遊ばない?」がインパクト大で(笑)
「この人、スゴイのかも知れない」と思ったらしい(笑)
でも、甲斐さんも「浮浪雲」の渡さんに関しては、よく話されていたんですよね?(笑)