さて、コ・アース社へのネガティブキャンペーンの件ですが
火元となったアカウントは見つかったものの、身元の特定には至らず
何か身元の特定に繋がる情報がないかと探していた時、バイスター社から買収話が持ち込まれ
「動きが早過ぎませんか?タタキが始まったのが昨日…
そして、今日、この話を持って来たというのは…」と言う部下に
「バイスター社が、このタタキを仕掛けた可能性が高いってことですよね」と日高社長
更に、クライアントから「社長が反社と繋がっている話は本当か?」との問合せがあり
日高と男性が談笑している写真が出回っていることが判明
その写真を見た日高が「反社?この人、反社なの?」と訊ねると
「写ってるの、社長ですけど…?」と富樫さん(笑)
でも、日高が「ああ~、そうなんだけど…」と言葉に詰まると
「あっ!記憶がない?」と助け船?(笑)
「その通り!」とそれに乗っかった日高が、改めて、問題の写真を眺め
「うん?この写真、合成だ!ほら、ここ!
こっち側とこっち側とでは、影の方向が違う!」と指摘し
富樫さんが「あっ!ホントだ!社長、探偵みたいっすね!」と驚くと
「まあねぇ~」と、ぼる塾の田辺さんのような返事(笑)
そして「これ、ナンだろう?ここの…この…」と、写真の右上隅の黒ずみを指差し
水戸さんが「レンズ自体についたキズとかですかね?」と言うと
「キズ?ナンか、このキズ、見覚えがあるんだよなあ…」と、肘トントン
「思い出して下さい、社長!どこで見たんですか?」
「社長!頑張って下さい!」という部下たちの応援の甲斐あって?(笑)
第1話で、望月刑事が日高について話を聴いた
日高の友人の「九十九さんの写真!」と思い出すと
富樫さんが「九十九さん!?」と反応したため
「えっ!?ナンで知ってんの?」と口走るも
「あっ!記憶がない?」と助け船&「その通り!」AGAIN(笑)
富樫さんは「確かに九十九さんにはメリットがありますね
バニッシュワンダーの製造に関する特許は、社長と九十九さんが共同で持ってるんですよ
コ・アースを追い込んで、同業他社に安く買い取らせる
そして、バニッシュワンダーをその会社から別商品として売り出す際に
特許の申請者を社長から自分にする」と説明し
「九十九さんには、莫大なお金が入ることになる」と納得した社長に「その通り!」(笑)
早速、日高がINした望月刑事に知らせたところ「やっぱり、九十九でしたか」と返されて
「えっ?始めから判ってんなら言ってよ!」と彩子ちゃん(笑)
「予断は避け、網は出来るだけ広くかけるのが、捜査の鉄則かと…」という日高の言葉に
「何、刑事として成長してんのよ」と口を尖らせていたものの(笑)
「それより、八巻さんかも知れませんよ?九十九に情報流していたのは…
まあ、わざとではなく、情報提供者として捜査に協力したいという九十九に乗せられ
知らず知らずの内に話してた…とか、そんなことじゃないかと思いますが…」と聴いて
「あのポンコツ!」と怒りの矛先が変わり…(笑)
「でも、九十九が犯人で間違いないのかな?」との疑問を口にすると
日高は「これは、九十九のマウンティングなんですよ
九十九は、何やっても微妙に私に敵いませんから
この千載一遇のチャンスにマウント取りに来てるんですよ」と答え
「嫉妬ってこと?ただの嫉妬でここまでのことをする?」と得心がいかない様子の彩子ちゃんに
「男は、嫉妬と面子の生き物ですよ…『半沢直樹』でさんざんやってたじゃないですか」と
このドラマ枠の前クール大ヒット作品に触れ、ネットは騒然(笑)
でも、今は「日高も『半沢』観てたんだ?」ってことの方が味わい深いです(笑)
ともあれ…肘トントンしながら考え込み、無言でいる彩子ちゃんに
「納得いかないですか?」と訊ねる日高
彩子ちゃんが「あんた、どれだけ私をハメて来たと思ってんのよ?」と答えると
「別に、手を引いて頂いてもいいですよ
八巻さんを情報漏洩で告発して、九十九を裏で締め上げればいいだけですから」と返し
彩子ちゃんが「ちょっと待って!八巻は…」と言いかけるのへ
「八巻さんは仲間だから、特別に許される『べき』だと…?
清々しいほどのダブスタですけど…?」とカブセられ(苦笑)
「最悪!…ああ!もう!九十九は他に何かしてないの?ナンか法に触れるようなこと?」と訊くと
日高は「ギャンブルは好きでしたねぇ」と答え
彩子ちゃんが、例の合成写真を思い浮かべながら
「九十九こそ、反社と繋がってる?」と口にするや
「そう、違法なギャンブラーを捕まえるのに、ナンの問題もないと思いませんか?
さて、何から始めましょうか?」と妙に楽しげに、共同戦線を提案(笑)
彩子ちゃんの指示で、例の写真の男を反社チェックにかけると、めでたくヒット
十久河課長に写真を見せ「日高が反社と繋がってるとなれば
そこから新しい容疑者が浮かび上がって来る可能性もあると思うんです
調べてみる価値はあると…」と進言し、組対に連絡をつけて貰ったトコで
八巻刑事を捕まえ、思いっ切り「壁ドン」(笑)
その八巻は、情報漏洩したのは自分だと気づき
九十九に連絡を取ろうとするもシカトされ、泣きそうになっていた時に
いきなり、日高がINした望月刑事に壁ドンされ、縮み上がっていると
「情報漏洩したのはあなたですね?」と訊ねられ
思わず「ハイ!いえ…ハイ…」と答えてしまい(笑)
更に、その連続殺人犯かも知れない人物が、すぐ目の前で「助けて欲しいですか?」と
ニンマリ笑いながら質問して来たとあっては、ただただ頷くしかなく…(笑)
いやあ、この時の八巻刑事・溝端淳平さんのビビり具合が絶妙で
何回観ても、笑いがこみ上げてしまいます(笑)
ともあれ…日高から、彩子ちゃんに「準備は整いました
計画通りに九十九を追い込みましょう」というメールが届き作戦スタート
まず、八巻が九十九に「日高の逮捕に向けて
上があなたに会いたがっています」というメールを送ると
ずっと、八巻からの連絡をシカトしていた九十九が反応
喫茶店で八巻に会って「日高、やっぱりやってたんですか?」と確認したあと
店を出た九十九を、日高がINした望月刑事が尾行
一方、見た目日高の彩子ちゃんは、ナゼか「ドルガバ」の店内にいて
日高からかかって来たテレビ電話に出ると、日高の後方の席で
九十九と、バイスター社の担当者が「イヤー、日高社長、とうとう捕まるんですか!」
「予想以上に上手く行きましたね」などと話しているのが映り「何?こいつら…」とカチーン
そこへ、ドルガバの店員さんから「お待たせ致しました
こちらでございます」と声をかけられ「おいくらですか?」と彩子社長
ワゴン車で待っているところへ、見た目彩子ちゃんの日高が乗り込んで来て
「それ、ホントに着る気なの?」と訊ねると
「どうせなら、映画の女スパイみたいな格好してみたいじゃないですか」と
早速、後部座席で着替え始め…って、見た目彩子ちゃんということは
綾瀬はるかさんが着替えておられる訳で、結構ネットがザワついていたような記憶が…(笑)
その着替え中に「九十九は?」「ダイゴ南ビルの怪しいクラブに入って行きました」
「間違いないね。応援は?」「八巻さんが、一課長に連絡してくれてると思います」「了解」
…などと、手筈を確認しつつ、日高が今や自分の身体になった彩子ちゃんの腹部を叩き
「でも、あなた、本当に良い身体してますね。腹筋割れてますよ」と褒めるも
「いいから早くしてよ!九十九、出て来ちゃったら現行犯逮捕できないでしょ!」と彩子ちゃん
ドルガバのドレスに着替えた日高が「一度リモートで顔合わせてるんですよね?
メイク濃い目にしないと…」と化粧直しを始めるのへ
「あのさ、前から思ってたんだけど、あんた、化粧とか好きよね」と言うと
「好きですねぇ。毎日、鏡見てウットリしてます
もっと、この容姿を上手く使って生きようとは思わなかったんですか?」と訊かれ
「だったら、そもそもこんな仕事選ばないわよ」と返し
「どうして刑事に?」という質問に
「子供の頃にね、クラスメイトの上履きを隠そうとしてた子がいたの
見つけて注意したら、その子がワンワン泣くわけ…『やってもないのに疑われた』って…
その子、すごい人気者だったから、いつの間にか私が間違えたことになってて
『お前が間違えたんだろ、謝れ!』って…もう、1人で泣いた泣いた…
こんなの絶対おかしい!間違ってる!って…で、私が正しい世の中にする!って
小学4年生の彩子ちゃんは、正義の味方になる決心したの」と答えている内に
化粧直しを終え、ヘアスタイルを変え、アクセサリーを着け終えた日高が
グッと顔を近づけて「これでバレませんかね?」と微笑み
その元々は自分の顔を見て「き、綺麗じゃない」(笑)
彩子ちゃんは「自分相手にドキドキしてどうすんのよ!」と言っていたんですが
街行く皆さんも、件のクラブに向かう日高に見とれたり、思わず振り返ったりするくらい
ホントにお綺麗でいらっしゃいました
その見た目彩子ちゃんの日高は、クラブの入口で、会員証の提示を求められ
バッグの中を探る内に(わざと)警察手帳を落とし
「サツだ~!」という声に、わらわらと逃げ出す闇カジノの客たちを組対の刑事が確保する中
九十九に接触して助けを求め、無事に逃げ切ったところで
九十九から「あそこ、よく行くの?」と訊かれ
「ううん、初めて…お兄さんは?」と水を向けると…
「俺はまあ、そこそこかな?お金持ちの友達のおかげでね」
「お友達がナンでお金をくれるの?」
「そいつさ、殺人犯なんだよ。どんなに育ちが良くて、頭良くても
犯罪者になったら、まあ終わりでしょ」と、その「お友達」に喋り
「お友達」は「その通りですね」と笑顔で手錠をかけ
「私をお忘れですか?」って、目の前のドルガバドレスの美女が
「女スパイ」に扮した、あの時の女性刑事だとは思いませんよねぇ?(笑)
さて、彩子ちゃんの忠告に従って、いったんはマンションを出た陸くんですが
2人の行きつけだったらしき焼鳥屋さんで食事するシーンで…
彩子ちゃんから「で、脱出は?出来た?」と訊かれ
「ああー、あの…それなんだけどさあ、やっぱり戻ろうかなあって思って…
まあ、お金もないし…スパイとして、俺のこと雇うってどう?」と提案
もちろん、彩子ちゃんは「あのさ、大体あんたがロッカー触ったってバレてんでしょ?
そんなヤツ相手にスパイって…」と反対したものの
「でも、俺はさ、彩子ちゃんに刑事に戻って欲しいんだよ
そもそも、彩子ちゃんと一緒に住もうって思ったのはさ…」
…と、ここで2人の出会いの回想シーンが流れ始め
…って、まあ、今思えば、この先、日高の過去がクローズアップされる訳で
その前に、彩子ちゃんが刑事になったきっかけに続き
陸くんとの馴れ初めを明かすってことだったのかなあと…
そもそもは、頭から血を流しながら、よろよろと歩いて来た彩子ちゃんが
陸くんの目の前で倒れ「大丈夫ですか?」と駆け寄ったら
「弟のフリして!いいから!弟のフリして!」と叫ばれた陸くんが
「えっ!?」と驚いていたトコへ「おい!車止めたから!」と男が現れたので
取りあえず、彩子ちゃんに肩を貸して抱き起こし
「もう、姉ちゃん、こんな所で何やってんだよ!
スイマセン!姉がご迷惑おかけしました!ほら、姉ちゃん、もう行くよ!」と小芝居をして
そのまま、彩子ちゃんを家まで送って行くと
彩子ちゃんは、足の踏み場もないくらいに溢れたゴミ袋の山に倒れ込み
「容疑者の情報、提供するって言われて行ったら、薬盛られて…グルだったのよ!
回しちゃえば引き下がるって思われたのよ!
あいつら、絶対まとめて挙げてやるからな!」
…と、頭部のケガにも気づかない様子で吠えまくり(苦笑)
その回想シーンが終わり、陸くんが「あれ見た時さ
俺はこの人を守るために生まれて来たんだ!って思ったんだよね」と言うと
2人が座っているカウンター席の前に立っていた
焼鳥屋の大将が、目を見開いて、2人を見比べる中(笑)
「なに美化してんのよ!タダでハウスキーパーやるから、しばらく置いてくれって
そういう話だったじゃん!」と彩子ちゃん
そういえば…入れ替わった直後、日高に「陸っていうのがいるけど
勝手に住みついてるだけだから、追い出して貰っても…」みたいなこと言ってたような気が…(笑)
でも、陸くんは「まあ、そう言ったけどさ
彩子ちゃんが、干されて、キレて、泣いて、暴れて
ナンかもう『手柄取りたい!』って、とっ散らかってるのがさあ
すんごいカッコいいなあって思ったんだよ
彩子ちゃん、絶対逃げないじゃん?俺にはそんな生き方、絶対出来ないからさ
ナンか、彩子ちゃんといると、2人分の人生を生きてるような気がするんだよね
だから、戻って欲しいんだよ!戻れる手伝いをしたい!」
…と熱く語り、大将はますます大混乱(笑)
まあ、陸くんと共に訪れる常連さんだったのであろう?
「彩子ちゃん」の見た目は、あくまでも日高だし(笑)
陸くんの言葉は、愛の告白以外の何物でもないし…(笑)
それにしても、魂が入れ替わったなんて話を全く疑うことなく受け入れた上に
見た目が男性になっても「彩子ちゃん」として愛する陸くんって
ホントに彩子ちゃんの魂を好きになったんだなあと…