ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

カルテット17

2017-03-30 15:02:00 | メディア
巻さんが、留置所へ面会に訪れた大菅刑事と話すシーンで…

「真紀ちゃんは、あなたに疑われるような人じゃないですよ」と巻さん
「2億円の賠償金を受け取ってますからね」との言葉にも
「被害者だったら当然でしょ」と言ったものの

「加害者は12歳でした
その日、彼は弟の産まれて来る病院に駆けつけようとして
事故を起こしてしまいました

12歳で人を殺してしまった彼の家族は
家と職を失って離散しました
楽しみにしていた弟とは一度も一緒に暮らしてません

それでも、山本彰子のご家族は賠償金を請求し続けました
12年間に渡って…
それでも、被害者・加害者で分ければ
当たり前ってなるんでしょうけどね」

…という事の詳細を聴いて、ショックを受ける一方で
「理由って、それじゃないですか?
真紀ちゃんが賠償金の受取人だったんですよね?
真紀ちゃん居なくなって、賠償金の支払いってどうなったんですか?」と巻さん

支払いが停止したと知って
「やっぱり、それじゃないですか?
真紀ちゃんが戸籍買ってまで失踪した理由って、それじゃないですか?
被害者なのに加害者になったような気持ちになって
義理のお父さんの請求止めようとして…

えっ、ちょっと待って!
あなた、それ判ってて俺に訊いたんですか?
そうですよ、俺の知ってる真紀ちゃんは、そっちを選ぶ人ですよ」と話すと
大菅刑事いわく…でも、あなたも騙された一人なんですよ

「違います、違います!
あの子は俺と結婚して、俺の戸籍に入って、名前も変わったんです
山本彰子じゃなくて、早乙女真紀じゃなくて、巻真紀になったんです
それが真紀ちゃんの欲しかった名前だった

そうか…真紀ちゃんは普通の人になりたかったんだ
ずっとビクビクして生きて来たけど
普通に…普通の人になって生きようとして
これでやっと…って思って…」と話す内に
なぜ真紀さんが、結婚してからずっと
「今が一番幸せだよ」と言っていたのか
その理由に思い至り、顔を覆うクドカンさんに

「そしたら今度は、まさか夫が失踪しちゃったと…
離婚して振りだしに戻っちゃったと…」と、苦笑いで話す大菅刑事(汗)

「どっちなんだろうね?義理の父親を殺したからか
加害者家族を救うためだったか…」
まさに「♪そうよ、人生は、まさか♪」ですねぇ…

一方、別荘では、雨に降られたらしい別府さんが
頭からバスタオルをかぶって
「ごめんなさい!説得できませんでした…」と
売却の話し合いが不首尾に終わったことを報告

でも、真紀さんとすずめちゃんは、別府さんのケガを見て
「ケンカしちゃったんですか?」「殴り合ったんですか?」と心配したのに
「弟のチワワに咬まれて、弟がバンドエイドを…」(笑)
「絆創膏」と訂正するすずめちゃん(笑)

「ほら、真紀さんがご飯いっぱい作ってくれたし」と慰めるも
「ごめんなさい…祝賀会のはずが残念会に…」と落ち込んでるところへ
家森さんが「バイト決まりましたー!」と帰って来て祝賀会に突入(笑)

そのバイトはノクターンで
「有朱ちゃんの代わりにホールに立つの」と家森さん
ウェイターと演者、両方でバイトって
どっかで聞いたことがあるような…(笑)

ともあれ…「これで僕もまともな社会人です」と言う家森さんに
「まず、ノーパンやめた方がいいと思いますよ」とすずめちゃん(笑)

「じゃあ、訊きますけどね
パンツだけ履いてない人とパンツだけ履いてる人
どちらがまともな社会人…どちらもまともじゃないですよ、ねぇ…」と
自ら認めてしまった家森さん(笑)

そして、別府さんが「スターシップ対ゴースト」というタイトルなのに
「宇宙も幽霊もただの一度も出て来ない(笑)」
「映画でも観ましょう」と言い出した時、大菅刑事が訪ねて来て

ドアを開けたすずめちゃんが「真紀さん、お客様です」と呼ぶと
「山本彰子さんですよね?任意同行のお願いに参りました」と…

すずめちゃんが「間違いじゃないですか?早乙女…」と言いかけ
振り返って真紀さんの顔を見た途端
間違いじゃないことに気づき…

結局、大菅刑事は「ご同行いただくのは明日なんで
また、お仕事終わられた頃に伺います」と言って帰って行き

真紀さんは「ごめんね、すずめちゃん
私達、地下鉄ですれ違うはずなかったの…」とだけ言って
自分の部屋へ入り、スーツケースを広げ…

でも、部屋の外からメンバーが声をかけるとリビングに戻って来て
「私、昔、悪いことしたから
それが今日、返って来たんです」と真紀さん

「ごめんなさい、私、早乙女真紀じゃないです
嘘ついてたんです、私、嘘だったんですよ…本名は別にあります

14年前、戸籍を買いました
戸籍買って、逃げて、東京に行きました
それからずっと早乙女です、ニセ早乙女真紀です
なりすましてました

幸い…幸いずっとバレなくて、調子乗って結婚しました
名前貰って、しれーっとして、ずっと騙してました
みんなのことも騙しました

カルテットなんか始めちゃって、仲良くしたフリして…
私、嘘だったんですよ
見つかったので、明日の演奏終わったら警察に行って来ます

もうおしまいです…お世話になりましたね
本当の私は、私はもう…」と一気に淡々と話す真紀さんに

「もういいよ、もう何も言わなくていい」とすずめちゃん
「真紀さんが昔、誰だったかとか何も…
私達が知ってるのは、この真紀さんで
…」と言うと
「みんなに嘘を…みんなを裏切って…」と真紀さん

すずめちゃんが、それを遮るように
「どーでもいい!すっごくどーでもいい!
裏切ってないよ!人を好きになることって、絶対に裏切らないから

知ってるよ、真紀さんがみんなのこと好きなことくらい
絶対、それは嘘なはずないよ
だって、こぼれてたもん!
人を好きになるって、勝手にこぼれるものでしょ?
こぼれたものが嘘な訳ないよ

過去とか、そういうのなくても音楽やれたし
道で演奏したら楽しかったでしょ?
真紀さんは奏者でしょ?音楽は戻らないよ、前に進むだけだよ

心が動いたら前に進む
好きになった時、人って過去から前に進む
私は真紀さんが好き!
今、信じて欲しいか?信じて欲しくないか?それだけ言って」と訊ねると
「信じて欲しい!」と真紀さん

それを聴いて、家森さんは暖炉に薪を入れ
別府さんが、みんなのカップにハーブティを注ぎ始めたのを観て
切ないながらも、ちょっとほっこりしました

それにしても、この2大女優の長ゼリフのシーン
見ごたえありましたねぇ

余談ですが…「じゃあ、別府さん
[スターシップ対ゴースト]観ましょうか?」という真紀さんの言葉で
上映会が始まったものの

「別府くん、この映画いつになったら面白くなるの?」と家森さん
真紀さんとすずめちゃんも
「宇宙出て来ないですね」「幽霊はどこにいるんですか?」と…(笑)

「だから、そういうのを楽しむ映画なんです」と別府さん
第2話に登場した「人魚対半魚人」も
「上下逆さまなんですよ!」と力説してたけど
別府さんの「面白い」が見えません(笑)

巻さんチョイスの「つまらない映画」は
「こんな面白くないものを面白いって
面白い人だなあ」と思えたという真紀さん
そういう男性にばかり好かれるって、どうなんでしょう?(笑)
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