ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2021年春~夏の連ドラ5

2021-08-28 21:10:00 | 日記
「コンプライアンス重視の世相に風穴をあける」
ハードなバイオレンス・アクション映画のご紹介のあと(笑)…ということで
ドラマネタ再開は、甲斐さん御用達の(笑)「孤独のグルメ シーズン9」から…♪

新型コロナウィルス感染予防のため「孤食」が推奨されるようになって
このドラマにスポットライトが当てられてましたが
コロナ禍では初めてのレギュラー放送とあって
五郎さんも、他のお客さん達も、お店の方も皆さんマスク姿です

小松幸敏プロデューサーは、ことさらに飲食店の受難を強調することなく
「変わらず店に行ける五郎さんがいることが、応援に繋がれば…」
…との思いで制作しているとおっしゃっていたものの

ある街のお店で食事を済ませた五郎さんが
以前にその同じ街で訪れたことがあるお店を探したら
そのお店がなくなっていた…というシーンが添えられていたりして
やはり「コロナ前」とは変わってしまったんだなあと…(汗)

五郎さん役の松重豊さんは、番組が人気を博し、シーズンを重ねられても
「おっさんが1人でメシを食ってるだけなのに何が面白いんだ!?」と話されていたけど(笑)
コロナ禍になってからのインタビューでは「一人ぽっちで寂しく食べるのではなく
あえて一人で食べることを選ぶ『独食』を描いていると捉えてみたい」とおっしゃっていたし

今や「独身や1人で行動する人」を「ぼっち」と呼ぶことはなくなり
「おひとりさま」や「ソロ活」は「日常」となっていて
同じテレ東では「ワカコ酒」や「ソロ活女子のススメ」など
1人の時間を楽しむドラマが相次いでます

ともあれ…「孤独のグルメ」は、確かに松重さんの言われる通り、スーツ姿の中年男性が
1人で黙々と「誰にも邪魔されず、食べたいものをお腹いっぱい食べる」という
ただそれだけの(失礼!)特に大きなヤマ場もないドラマなんですが

原作者の久住昌之さんによれば、作画を担当なさっていた谷口ジローさんは
「だからこそ、五郎の気持ちを伝えるために、背景もきちんと描かないとダメなんだ」と
1コマお描きになるのに、1日費やされていたらしく、このドラマのスタッフの皆さんも
「五郎が納豆をかき混ぜるのを30秒撮り続ける」というような形で
その精神を受け継いでおられるんだとか…

そうそう!その久住さんが、ご自身のデビュー作「夜行」について…
「アラン・ドロンのようなカッコいい人が
弁当を食べながら、下らないことを考えている話
自分が食事中、おかずを食べる順番を考えていることに気づいたのがきっかけです

カレーライスを食べる時には、ご飯とカレーのルーの配分が、すごく心配になる
途中、福神漬けでご飯を食べて調整していることに自分で気づいて、ちょっと恥ずかしかった
そんな滑稽さを淡々と描きたかった」…と明かされていたんだけど

以前に、大杉漣さん演じる男性が、夜行列車の中で
おかずとご飯のペース配分をしながら、お弁当を食べるというドラマを観たことがあり
もしかして、あのドラマの原作者は久住さんだったんじゃないかと…?(笑)

お漬け物で、ご飯の量を調整していたような記憶が…(笑)
もっとも、このドラマのラストは、最後の楽しみに残しておいた「イカリング」を
口の中に放り込んだら「オニオンリング」だった…ってオチでしたが…(笑)

それはともかく…
予てより、テレ東は他局に比べて制作費に恵まれない(失礼!)というハンデを
知恵とアイデアで補ったり、他局が手をつけたがらない部分を攻めたりと
画期的な番組を次々に生み出して来てますが
ドラマ部門に力を入れ始めてからというもの
毎クール、我が家のお気に入りのドラマを量産して頂いております♪

「孤独のグルメ」「バイプレイヤーズ」などシリーズ化されているものはもちろん
船越英一郎さん主演作品を含めた黒川博行さん原作の一連の刑事ドラマや
オダジョーさんと石橋蓮司さんの「リバースエッジ~大川端探偵事務所」
吉田鋼太郎さんの「東京センチメンタル」など
「キャストありき(笑)」で食いついたドラマもあれば

「湯けむりスナイパー」「まほろ駅前番外地」「下北沢ダイハード」「忘却のサチコ」など
見始めたら止まらなくなったドラマもあったし
奥さんが甲斐さんのラジオ番組に、自分のお気に入りのドラマを3本挙げて投稿したら
甲斐さんがご覧になっていた3本と丸かぶりで大喜びしていた(笑)
その内の2本…「フルーツ宅配便」「デザイナー渋井直人の休日」…がテレ東作品だったし

最近では「死役所」「コタキ兄弟と四苦八苦」「レンタルなんもしない人」「DIVE!!」
「珈琲いかがでしょう」生きるとか死ぬとか父親とか」「シェフは名探偵」
前回の記事で触れました「うきわ」もテレ東だし
「八月は夜のバッティングセンターで」等々、もう枚挙に暇がございません(笑)

あっ!でも、kainatsuさんが「とてもとても良い
色々あって心身に思わぬダメージを受けた今日の締めくくり
このドラマで癒されて、悪くない気持ちで眠りにつけます。来週からも楽しみだ」
…と絶賛なさっていた「お耳に合いましたら」は、設定やストーリー以前に
主演の方が生理的にムリで(失礼!)合いませんでした(苦笑)

ただ、テレ東ドラマの傾向というか、kainatsuさんがこのドラマに癒されていらしたように
「レンタル」さんにしても「コタキ兄弟」にしても、依頼の内容に応えるだけでなく
依頼人の気持ちに寄り添う部分がキモだったし
「生きるとか…」のエッセイストのヒロイン(吉田羊さん)は
担当しているラジオ番組の中で、リスナーからのお悩み相談に乗っていたし

「珈琲いかがでしょう」や「シェフは名探偵」は、お客さんの注文通り…
その人が本当に望んでいるであろう珈琲や料理を出すまでに
話を聴いたり、鋭い観察眼で察したりして、喉や胃袋のみならず、心も満足させていたし
…って、前者は中村倫也さん主演、後者は西島秀俊さん主演なので
お顔を拝見するだけで癒される方も多かったかも知れませんけど…?(笑)

「バッティングセンター」でバットを振り回し
ストレスを発散しようとしている野球未経験の女性たちには
元プロ野球選手(仲村トオルさん)が「野球論」で悩みを解決してくれるし…というか
このドラマに関しては、後半いきなり舞台が野球場になって(笑)

岡島秀樹さんや山崎武司さんら、本物のプロ野球選手OBの皆さんが
本人役で登場なさって、ご自身の経験やエピソードを語られるというのが目玉で
それを女性たちの悩みに置き換えて、解決のヒントに導くというドラマ部分は
ついつい流し気味に観てしまいますが…(苦笑)

寺原洋平プロデューサーによれば…「NHKに説教されるならいいですけど
『なぜテレ東に説教されないといけないのか』と多分みんな思う
とにかく説教くさくなく、何となく背中を押すようにと考えた」…そうで

「この夏、日中は甲子園、夜は『熱闘甲子園』を観て
深夜は『熱闘』まで行かない『微熱』くらいのドラマを観るのはいかがでしょうか?」
と、おっしゃってるのが、いかにも「テレ東」らしいなあと…(笑)

余談ですが…「DIVE!!」は、我が家が若きイケメンたちに目覚めた訳じゃなくて(笑)
10メートルの飛び込み台から、時速50~60キロで落下しながら、時間にして1.4秒の間に
前飛び込み、後飛び込み、前後飛び込み、後踏み切前飛び込み、ひねり飛び込み、逆立ち飛び込み

…という6種類の型の飛び込みを、1人の選手がそれぞれ行うって競技内容と
キャストの皆さんが、スタントなしでその競技シーンをこなしていらしたことに驚き
思わず最終回まで観入ってしまった次第です(笑)

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