ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

J-POPスクール(4/9)その2

2021-05-07 14:18:00 | メディア
さて、吉田拓郎さんへの熱い思いを語られたあと
「自分が、まさか、こうやってレコードデビューするとは思ってなかった」と坂崎幸之助さん
「その74年に、同じ年にレコードデビューしたのが甲斐さん!甲斐バンド!

こちらはもうね、本物ですから、最初から、ね?
ウチらみたいなマガイもんじゃないですから(笑)
もう、ナンか、こっちはコピーして、人の歌を歌ったら、コンテストで優勝しちゃったとか
そういうので声かけられただけですけど

甲斐さんなんかもう…たぶん僕らより1級上ですけど、年はね
もう、オリジナル曲いっぱいあったと思います
あのー、言ってましたもんね、この番組に来てくれた時も
『デビューするとなったらもう、アルバム3枚くらいの曲を用意してないと
プロになれないんだよな…って、田中一郎に言った』って言ってたからね

…と、甲斐バンドフリークの皆さまには、有名な(笑)
アマチュア時代の「緻密な戦略」に触れておられましたが
奥さんは、甲斐さんが「照和」の地下で、仲間の皆さんと
夜通し練習やデモテープ作りをなさったあと
イチローさんと1階の喫茶店でランチを召し上がりながら
「東京までは遠いよね」と話されていたという
甲斐さんのアマチュア時代のアノ曲みたいに

「俺も疲れてる ヤツも疲れてる」状態が続いたあと
イチローさん(リンドン)が、一足先にデビューのきっかけを掴まれた時に
甲斐さんが「13~14曲しかオリジナルがないのにまだ早い!」
…と反対なさったという、例のエピソードを思い出したらしい

その前回のゲスト出演の際に、リンドンのデビュー曲についても
「『陽気な雨』ってナンだよ!?(笑)どんだけ幸せなんだ!?(笑)
雨降りで陽気って、笑いながら怒る人みたい(笑)」言いたい放題でいらしたんですよね?(笑)

まあ、東京出身でいらっしゃる坂崎さんでさえ
「デビューのきっかけが掴めない」とおっしゃっていた当時のこと
いくら九州最大の都会とはいえ、東京とは今より物理的にも文化的にも遠かった
福岡の若者たちには、更にそのきっかけが掴みにくく思われたでしょうし
東京に「食い物にされないように」と、決死の覚悟を持って挑まないといけない…
みたいな危機感がおありだったんじゃないかと…?

ともあれ…「そんな甲斐さんですが、甲斐バンドがデビューした時は
僕らより3ヶ月くらいあとなんですけど…甲斐バンドの方がね
オーディションとかで、一緒になったりしてたんですけどね、やっぱり上手かったもんね

あのー、レコーディングでエンジニアとかに聞いて…あっ、のちのち聞いてみると
『イヤ、そう?甲斐バンド、イマイチだったな』とか言ってたんですけど
イヤ、僕ら、全然そんなことは感じなかったし、上手かったし…」

…って、まあ、当時の甲斐さんご自身も
「上手くなるためには、1回でも多くライブをやるしかない」とおっしゃっていたそうだし
そもそも、長岡さんはともかく、大森さんはエレキギター初心者で
松藤さんなんて、ドラム未経験でいらしたんですもんね?(汗)

40周年ツアーの日比谷野音ライブのプロモーションで、坂崎さんの番組に出られた時に

甲斐バンド初の野音ライブでは、オープニング・アクトが、デビュー間もないサザンと
柳ジョージ&レイニーウッドだったと話され
「いちばん上手くないのが俺たち(笑)どうだ!」とおっしゃってたし…(笑)

あっ!甲斐さんが「ハッピーフォークコンテスト」で優勝され、プロデビューなさる際に
「頭の中で鳴っているのはバンドサウンドだったから」と
ソロ契約ではなく、バンドでのデビューにこだわられ、デビューの時期を延期なさらなければ
ホントにアルフィーと同時期のデビューになっておられたんだなあと…

で…「歌ももちろん、甲斐さんの声と曲…『やっぱり、プロはこれだよな』って(笑)
(アルフィーの)3人で顔を見合せました(笑)そんな感じでしたもん
やっぱりね、あのー、プロのバンドっていう感じですよ、最初から、甲斐バンドは…

で、最初の…デビュー曲は『バス通り』
これは、やっぱり僕らは思い出の…やっぱりあるんでね
よく生でも聴かして貰ってたから、今日かけたいなと思っちゃいました!デビューシングルです

この頃ね、ビートルズに影響された人たちに限らず
バンド…自分たちで作ってる曲っていうのは『ユア・マザー・シュッド・ノウ』…
これに似た曲をみんな持ってたんですよね…ナンだっけ?えっと…
『♪街角に僕は1人♪』…大瀧(詠一)さんとかもそうだし
先週の斎藤哲夫さんも『♪はるか遠く 君の嘘が聞こえる♪』これもそうだし

多いんですよ、やっぱり…『ユア・マザー・シュッド・ノウ』はやっぱり
えー、ああいう曲調っていうのは、それまであんまりなかったんでね
影響受けたんだと思います」とアコギ弾き語りで実演なさって

「甲斐さんは、ちょっと歌謡曲チックなメロディーと
あのGS…グループサウンズ的な声とが、ナンか不思議なバンドだったんです
だから、まっ、甲斐さんですよね、不思議な人だったんです、声も曲調も…
なので、僕は…僕は…あのー『バス通り』はそんなに売れなかったのかなあ?思ったほどは…
だけど、印象に残ってるんでかけましょう
デビューシングル、甲斐バンドで『バス通り』」…を流され

曲明けには…「うん!ねぇ?まあロックバンドっていうイメージは、この曲からはないね
ちょっと、当時のフォークが…感じのね、メロディーですけども
甲斐さんは、でもホントに色んな曲聴いて、僕よりも詳しいですよね
僕よりも…って、そんなの、おこがましいですけど
フォーク、URCからグループサウンズから、ほんっとに…!
レコード…マニアなんですよ、実はね」…とおっしゃってましたが

以前にも、別の番組で「甲斐さんは、ああ見えて、かなりのフォーク好き(笑)レコードマニアで(笑)
GSなんて、僕が持ってないようなカルトなものも、いっぱい集めてて
高見沢に匹敵するくらいスゴイ!…でも、あまり見せない、ロックだから…(笑)
GSは、高見沢か?甲斐さんか?タブレット純(笑)
フォークは、僕か?なぎら健壱さんか?タブレット純(笑)」と話され
桜井さんから「どっちもタブレット純が入ってる(笑)」とツッコまれておられました(笑)

そうそう!それと同じ番組で…
「同期だから、甲斐バンドとは公録やオーディションでよく一緒になった」話から
アルフィーの皆さんが、車で公録の会場に向かっていらした時に
「八王子インターで降りるのを忘れた(笑)」
「次で降りて引き返せばいいや」と思ったら、次のインターが相模湖で(笑)
降りてすぐに、上りの高速に乗ろうとなさったけど
相模湖を一周しないとインターの入口に着けず、遅刻してしまわれたそうで(笑)

到着なさった時には、すでに甲斐バンドがステージに出ていたらしく
桜井さんは、必死でセッティングされてるのに
坂崎さんと高見沢さんは、おにぎりを召し上がっていた(笑)
…というエピソードを披露なさってました(笑)
にしても…「だって、楽屋におにぎりがあったから(笑)」という坂崎さんの弁明、すごくね?(笑)

それはさておき…「それで、あのー、のちに…ほら、照明!
武道館とかでもさ、甲斐バンドって『照明スゲェぞ!』とかさ
あのー、バンドとしてもね、あのー『HERO』とか『安奈』とか
そういう曲で、大ヒットして、大ブレイクする訳です

やっぱ、ナンか、それまでのスマッシュヒットだった…ってのかな
『かりそめのスウィング』とか『裏切りの街角』とかが
僕らはやっぱり、一番こう…ナンての?そのー、聴いてた頃だからさ
アルバムとかもそうだね…『らいむらいと』とか、ね?

2枚目…ナンだっけ?『英雄と悪漢』って、そういうヤツでね、その辺が一番、ね?
えー『甲斐バンドを見習って』みたいな感じもあったもんな
『バンドってイイな!』って思ったりして…チューリップもそうだったけどね

で…『英雄と悪漢』だよね?2枚目ね
で、その…えーと…『かりそめのスウィング』のB面で…前も1回かけたことあるんですけど
甲斐バンドのライブで観た時にね、一番印象的だった曲が
この『ポップコーンをほおばって』で『カッコいい曲だなあ!』って思って…
こちらは、ちょっとロックっぽいんですよね、もっと…

だから、甲斐バンドのナンか真骨頂って感じ
『バス通り』はちょっと、やっぱりデビュー曲だし、気持ち取っつきやすい感じってのが
レコード会社さんの狙いとかもあったのかも知んない…判んないけど…
『ポップコーンをほおばって』は、もう甲斐さんの世界でしたね、完全に…
『カッコいいなあー!』と思って…詞の世界もカッコいいし…

えー、75年の10月、3枚目のシングルのB面でしたね
『かりそめのスウィング』の…『かりそめのスウィング』も好きなんだけどさ
また全然違うタイプの…えー、えー…ライブで…ハイハイ
(…と、スタッフの方から巻きが入り?(笑))
めちゃカッコよかった曲です!甲斐バンドで『ポップコーンをほおばって』」…を流され

「ハイ!甲斐バンドで『ポップコーンをほおばって』…うーん!カッコいいですねぇ!
えーと、メールもいっぱい戴いてたんですけどね、拓郎さんとか甲斐さんにね
ありがとうございます!読めなかったけどね、ハイ…反響もいっぱい来てる、今もね…
ということで、今日は、えー、拓郎さんと甲斐よしひろさんでございました」

…と、10分強のトークで…って、拓郎さんの半分くらいでしたが(笑)
坂崎さんにとって拓郎さんは「別格」な存在でいらっしゃるんでしょうし
最初にこのコーナーを聴き始めた時は「拓郎さん編がやりたいがために(笑)
このコーナー新設したのかなあ?」と思ったほどだったし(笑)
…って、ちゃんと次回は「15日の人と17日の人」と予告なさってましたので、ご安心下さい(笑)
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