ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

TOKYO SPEAKEASY(9/3)その2

2020-09-06 15:40:00 | メディア
甲斐さんと船越さんの行きつけのお店で
萩原健一さんのライブ盤をお聴きになったという話の続きです

甲斐さんが「でも、あの…あのライブのビデオは、いまだに見つからないんですよね
あれ、テレビ中継したから、ホントはあるんですよ。探せてないんですよ」とおっしゃって
船越さんが「あの映像、観たい!あれは観たいですよ!
ショーケンさんも一番イイ…」と相槌を打たれてる途中に

「一番イイ時!一番イイ時!もう、歌詞間違いも許す!っていうのは、よっぽどイイ時ですよ
気にならないからね」とカブせられつつも(笑)
「あれが、またちゃんとこう…味になって
だから(アルバムを)出せたんでしょう。スゴイですよ、あの熱狂!」と言い終えられ(笑)

「またね、演奏ウマイもん!むちゃくちゃウマイ!演奏…」という甲斐さんの言葉に
「だって、ハモってるのがジョージさんですから」と頷かれ
甲斐さんも「そうね。それとレイニーウッドだもんね。むちゃむちゃもうイイ!

…っていうのをまた『今日、僕、持ってるんですよ』
それで、スピーカー持って来たんだもんね(笑)
それ、聴きながら、ずっと酒飲んでね(笑)」
…と、お二人が、チープなスピーカーから流れる熱狂ライブを肴に
グラスを傾けながら、あれこれ話しておられるご様子が目に浮かびました(笑)

でも、急に(笑)甲斐さんが「イヤイヤ、この自粛の…非常事態宣言時
まあ何を…まっ、撮影だったんですよね?『赤ひげ』とかもやってる…」とお訊ねになり
船越さんが「そうです。あの…だから、最初の自粛期間は、ホントに自粛してましたよ
あのー、まっ、NHKのお昼のヤツもリモートでしたから、家から全然出ませんでしたからね」

…とお答えになると「やっぱり、リモートになると
美保純ちゃんは、全く活きないですね(笑)
で、その…ゲストがいて、ゲストが喋るのに、ちょいちょい噛むっていう…
ちょいちょいっていう感じの芸風だから(笑)
『あっ、リモートだったら、発揮できないんだなあ』と…(笑)」
…って、ご自身が「ごごナマ」に出演なさった時の「カラミにくさ」を今ここで?(笑)

船越さんが「リモートやりにくいですよ。で、タイムラグが…」と言いかけられたトコで
「そうです!そうです!そうです!あれね、やってる人じゃないと判んないんですよ」
…って、バイキングのリモートで、よっぽど懲りられたのかなあというくらいのハゲ同(笑)

でも、船越さんも「そうですよね。こうやって話がどんどん変わって進んでくって難しいんですよね
ナンでタイムラグがいつまでも失くならないんだ!って思うけど…」とおっしゃってたし
見る側が思ってる以上に大変なのかも知れませんね?

ともあれ…甲斐さんから「あの…『赤ひげ』は、当然のようにお医者さんで
あの…まっ、ごつい髭を付けてる訳じゃないですか
あの上からフェイスシールドとか…?」と訊かれて

船越さんは「マスクするっていうのは『赤ひげ』の場合、出来ないんで
僕はもう完全にフェイスシールドを最初から自分で用意して行ったんですよ
みんな『それがいい!それがいい!』って言って…

まだ、だから、僕ら、6月の頭に撮影が開始したんですけど、他よりも結構早かったんですよ
(『ああ、そうかそうか、入るのがね』と甲斐さん)
そうです、そうです、だいぶ早かったんじゃないかと思うんですけど
要は、コロナ対策のマニュアルがないんですね、まだ…

(『そうですね、まあ、ガイドラインがないもんね。その正体が見えないんだもんね』と甲斐さん)
見えないし、誰も判んないんで…だから、プロデューサーがもう保健所に通って
色んな、こう…独自のマニュアルを作って
僕らはもう、その…入る前に全員、手洗いとうがいは義務づけられ…これは当たり前ですけど
で、体温計って、消毒もしたし、消毒して、あとは全員フェイスシールド」とお答えになると

「まあ、要するに、日本人がナンでこんなに少なく罹ってる…感染者が少ないかっていうと
土足で家に上がってないことが大きいって言われてましたもんね」と甲斐さん
船越さんが「そうなんです。だから、まず足を消毒しよう」と頷かれると

「そうですね、そうですね、もうそうしなかったら『欧米か!?』って言われますからね(笑)」
…と、セイヤングなら「チーン!」が鳴るレベル?(失礼!)
さすがの船越さんも「ちょっと古かったですね」と苦笑い?(笑)

ちなみに、甲斐バンドがニューヨークでレコーディングしていた頃
甲斐さんは「アメリカ人は土足で家に入る
ここが、日本人の発想と根本的に違うことだよね
人の家に行って靴を脱ぐ、あの『間』ね
この『間』には、ひとつの趣きがある訳でしょ

靴を脱いで、ちょっとリラックスしてから人と接すると…
そんな精神の緊張を解くゆとりの時間っていうのが、日本文化にはある訳よね
それは、情緒って言ってもいい、そんなものに身をゆだねる安定感があるでしょ?

アメリカ人はね、靴が全てを象徴してるんだけど
人と接する時も、土足でどんどん入って来る感じがあるわけ
それは、反対に言うと、何でも吸収してくバイタリティであるってことでもあるんだけど

人やモノと単刀直入にぶつかった上で、いいモノは自分の中に取り入れる
悪いモノはどんどん捨ててく。その取捨選択の思想が
アメリカをワイルドに力強く発展させて来たんだろうと思う訳だよな」

…と「土足」ひとつから「アメリカ論」を繰り広げておられましたが
福岡県民が「来る者は拒まず、去る者は追わず」だったり
流行に敏感で、飽きっぽいと言われたりするのも
「いいモノだけ、必要なモノだけ取り込んで、あとは忘れるからじゃない?(笑)」とおっしゃったんだとか…(笑)

それはともかく…
「それで結局、フェイスシールドは、1人の時やっといて、本番は…?」とお訊きになり
船越さんが「本番はもう、しょうがないから…」とおっしゃるのへ
「一発でやるつもりで外す」とカブせられる甲斐さん(笑)

船越さんはもう慣れっこでいらっしゃるのか?(笑)「そう!そう!そう!なるべくもう、あの…
何テイクも重ねないようにして、臨んだんですけどね
でも、大体まあ1時間半くらいしたら全員…スタッフもキャストも外へ出て…
(『あっ!1回休憩?あの…換気の…ハイ、ああ…』と甲斐さん(笑))
だから、なかなかね、先進まないんですよ」とお答えになり

「そうか!それ、言ってましたね。僕、途中で電話したらね
イヤ、1回スケジュールをゆったり…そういうのがあるから、ゆったり構えて
そういう…逆にすごい伸びてる原因になってる(笑)」と思い出されたご様子(笑)

そして「『半沢直樹』なんて、3密と飛沫の嵐ですよね、観てると…大丈夫かなっていう…
でもまあナンか、いざと…いざとなったら…
まっ、逆に言うと、あのー、リハーサルでマスクとかフェイスシールドとか、しといて
『ハイ!本番1発ガンバろうね!』っていう方が
余計ああいう風になりやすいんでしょうね、きっと…」
…って、おそらく?「半沢直樹」をご覧になった方全員が
「近い!近い!」「ヤバくね?」と思われたと思いますが…(笑)

船越さんは「まあ、それもあるのかも知れませんね
とにかく、アイドリングをしちゃってますから…
それと、フェイスシールドしてたり、マスクしてたりすると、自分の声が判んないんですよね
相手のボリュームもよく判らない。だから、そのまんま、外していきなり本番だと
しばらく、お互いが音探り合わないと、ボリュームを…(笑)」と最新の撮影状況を披露(笑)

そう思って観ると、堺雅人さんは、あれだけ出ずっぱりで
長ゼリフ…それも香川照之さんや片岡愛之助さんを始めとする
濃ゆ~い共演者の皆さんとカラまれながら(笑)
ほとんどNGなしで、こなされてるって、改めてスゴイなあと…(笑)
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