ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろスペシャルインタビュー1

2018-04-15 14:00:00 | メディア
「4年連続でビルボード&ブルーノートのステージに立ち
更なる境地を目指すKAIに緊急インタビュー」ということで
甲斐さんご自身の口から、ツアーのイントロが発信されてます♪

「今回は、デンジャラスでフォーキーなサウンド
それをさらに推し進めようと思ってるんです
前回やった中の何曲かは非常に挑戦的なサウンド
ロックで言うとプログレッシブ的なアプローチでやったんですけど
それを今回はさらに進化させるということですね」

…と、インタビュー冒頭から「サビ男」らしく(笑)
ストレートに結論を述べられてますが
その前回のツアー直前インタビューをおさらいしてみると…

「1回目はある意味では『試し』なんですね
プロが真剣に遊んでいる中でのいわゆる『お試し』なんですけど
それは、だからこそ原石をぶつけるようなもので
太さもあるし、だからこその迫力もある訳です

2回目は、その原石をぶつけたような太さが
細くなってしまわないように気をつけて
そのためにある種の角度をつけた斬新なアイデアや
例えば【黄昏に消えた】のようなアプローチがあった訳です

【冷血】も1回目は一人でやりましたけど
去年は『この編成では、こういう風にやるんだ』とみんな思ったでしょうね
そういう風に角度をつけたから、結果として
ブルーグラス的なテイストやブルース、カントリー
あるいはソウルに通じる感覚も出て来て
1回目とはまた違った意味での太さを感じて貰えたと思うんです」

「(3回目は)もう一つのアプローチとして
大ヒット曲をそのままフォーキーにやってみようという
当たり前のオーソドックスなパターンも入れてます

色んなアプローチで臨もうとしているので
僕の言い方で言うと、すごくデンジャラスな感じに聴こえるだろう」というのは
正にそのまんま受け取って良いんじゃないかな?(笑)」

…と、このシリーズの流れを総括され
その「デンジャラスなフォーク」で
「閉塞した時代、ため息まじりの日常に暖かな火を灯す
都会のキャンプファイアーのような」ステージにすると話されてました

さて、今回のインタビューに戻ると…
「みんなが手拍子できて、すごい近い感じでストレートに伝わる曲
その演奏を聴いただけで何を言いたいのか、何を歌おうとしているのかが
聞いてる人の身体にサーッと沁みていくようなタイプの曲

例えば【吟遊詩人の唄】あるいは【10$の恋】みたいな曲ももちろん必要だし
それがフォーキーなアンサンブルでの一番わかりやすいアプローチだとは思うんです

でもそこに、去年で言えば【オクトーバームーン】とか【FEVER】のような
非常に先鋭的で挑戦的なアプローチをやっていかないと面白くないですよね」と甲斐さん

ただ、奥さんが、このシリーズの「テーマ曲」と呼んでいるくらい(笑)
毎回演奏される【吟遊詩人の唄】はともかく【10$の恋】って…?

イヤ、フォーキーなアンサンブルという意味では理解できるんだけど
「何を歌おうとしているのか」の部分が…(笑)
もっとも、奥さんはこのご発言に「期待」を募らせておりますが…(笑)

ともあれ…「それは、今、アメリカで
『アメリカーナ』と呼ばれて注目されているパンチブラザーズの
とても先鋭的なアプローチにも通じるものでもある訳ですよね

とは言っても、パンチブラザーズのマネをする訳ではなくて
僕らなりのやり方、僕らなりのスタイルでやれるはずだと思って
実行してみせたのが、去年のステージだった訳です」と話されてますが

まず「アメリカーナ」をググると(笑)
アメリカン・ルーツ・ミュージックの影響を受けて生まれた音楽らしく

去年のツアー終了後の甲斐報に…
「オルタナ・カントリーからアメリカーナへと繋がる
アメリカ・ルーツ音楽の最新トレンドを見通したようなアンコール3曲
(【フィンガー】【吟遊詩人の唄】【ランナウェイ・ブルース】)」との記述があり

また「パンチブラザーズ」は…「バンジョーやフィドルを擁し
見た目はブルーグラス・バンドだが、その多様な音楽性ゆえ
風変わりでプログレッシブなストリング・クインテットとでも呼ぶべきだろう」

と評されていて、一言で言えば「温故知新(笑)」…って、ざっくり過ぎ?(笑)
でも、アメリカン・ルーツ・ミュージックを基本にしながら
型にはまらない前衛的なアプローチを展開する…といった解釈で
当たらずとも遠からずかなあと…?(笑)

で、甲斐さんは…「去年の時点でもう出来ると僕は思ってたんです
まず、鈴木健太がいて、その健太いわく…
『グルーヴ・マスター』と呼ぶに相応しい
木村くんというベーシストが発見されたおかげで…」とおっしゃってますが

その去年にも…「今回のコンセプトをきっちり実現するには
先鋭的な感受性を持っている
僕がやりたいサウンドのイメージを理解できるプレイヤーが必要だった」

「毎回毎回その場での感受性で、アプローチするんだという
3人のメンバーの演奏に向かう気持ちの有り様が大事」

「とりあえず(剣の)達人のようにスパッと切るんですよ
それだけでも十分すごいんだけど
その上で、どういう角度で切ったか?とか、どういう切れ味だったのか?とか
そこにメンバーの気持ちも向かってますから

そういう、より一層、高みを目指す緊張感を
あれから1年経った今も変わらずというか、より強く彼らは持ってるんです」
…と話されていて、実際にシーズン3まで終えられ
「『何かが弾けた』という感覚が僕らの中に確かにあるんですよ」と甲斐さん

「それは、言い換えると新しい扉を開いてしまったという感覚なんですけど
それは自分たちの『今』を信じて
その向こうにある『未来』をこじ開けたいという衝動なんですよね」
…と、更なる高みを目指しておられるようで
参戦予定の皆さんの期待値もグッと上がりますよね♪

ただ、その「僕ら」の中のお一人がメンバーチェンジというのは…?
まあ、鈴木さんは「甲斐よしひろサポートメンバー(笑)」でいらっしゃるし

木村さんも、初参加されたシーズン2から
甲斐さんが何度も「拍手を…!」とコールなさったというくらい
まさにシーズン1の鈴木さん同様「我、発見せり!」といった存在で

奥さんは「何かが変わるとしたらフィドルしかないよねぇ」と言ってたんだけど
ボクは、このシーズン2からのアンサンブルとしては「3年目」だから
「やっぱり、ベチコさんでしょ♪」と思ってました

でも、この「新しい扉を開いてしまった」チームに初参加なさるには
かなり高いハードルをクリアしなければならないでしょうし
逆に言えば、それが出来ると見込まれての召集な訳で

「一番若くて新参者ですが
先輩方に負けない強い意志でステージに臨みます」とおっしゃる
27歳!の山田拓斗さんに期待ですね♪
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