ディナーを食べ終えて、いよいよ始まるショーに備え、お化粧直しのために席を立った奥さん
そこそこの行列が出来ていたお手洗いで、顔見知りのファンの方や
あんなに探していた甲斐友さん達とバッタリ!(笑)
甲斐友さん達は、奥さんの席と同じ列の下手側の円卓にいたために
間の円卓に座っておられる方々の陰に隠れていたみたいで
甲斐友さん達は甲斐友さん達で、奥さんが「たぶん上手側の席だと思う」と言っていたため
思いの外、センター席だった奥さんを見つけられなかったらしい(苦笑)
チケットの半券を見せれば再入場可能と聞いて、いそいそと喫煙ルームに向かうと
やはり食事を終えられた愛煙家の皆さんで、そこそこの賑わい(笑)
会場入りする前にお見かけした甲斐さんのスタッフの方も入って来られ
「ああ、本番前の最後の一服なんだ」と思う間に、早々と吸い終えて出て行かれたあと
ほどなくして、ジャージ姿の松藤さんが入って来られてビックリ!(笑)
周りの皆さんも、声をかけることもなく、じっと目で追うばかりでいらしたんだとか…(笑)
その視線をウザく思われたのか?(苦笑)
松藤さんは、壁の方を向いて1本吸い終えられると、すぐに出て行かれたらしく
奥さんは、その背中に向かって「頑張ってください!」と心の中で声をかけたそうです(笑)
開演時間が近づいて来たので、席に戻ろうと喫煙ルームを出て、エスカレーターに向かっていた時
7~8人の方々が輪になって立ち話をなさっているのが目に入り
その脇を通り過ぎる際に何気なくそちらを見たら
その輪の中に、Kainatsuさんのお顔を発見して、またビックリ!(笑)
イヤ、Kainatsuさんがご自身のツイッターに
「イブの夜は外泊するから『サンタさん来てくれるかなぁ』と心配しながら
したためていた手紙が可愛すぎた」と、お嬢さんのお手紙をアップなさっていたので
ご家族でショーをご覧になったあと、お泊まりになるんだろうとは思っていたものの
「甲斐家御一同様」全員集合の図は、かなりインパクトがあったみたいです(笑)
ちなみに、その「サンタさんへ と となかいさんへ」のお手紙には…
「こんにちは おうちでも ほてるでも どちらでもいいのでスイッチスポーツをください
さむいなか きをつけてください となかいさんもきをつけてくださいね
がんばってください」と記されていたんですが
この「お泊まり」こそが「甲斐サンタ」さんからのプレゼントでしょうね?(笑)
ともあれ…甲斐友さん達全員とはいかないまでも、とりあえず再会を果たしたあとは
「今年も船越(英一郎)さんはお見えになるのかな?」とか
「お祝い花が届いていたから、吉岡(秀隆)さんは来られてるはず…?」などと考えながら
場内をキョロキョロ見回したり、ステージ上のセッティングの様子を眺めている内に
チラホラと開演を促す手拍子や「甲斐~っ!」という掛け声も聞こえ始め
やがて、ショーのスタートを知らせるSEが流れ出すと
ディナーの間、同じ円卓の皆さんと話していた通り、自分たちの円卓の一番前方へ進出(笑)
ただ、奥さんの席は円卓の上手側だったので、ステージに向かって右から前に出たところ
左から前に行かれた方が、奥さんの方に駆け寄って来られ
「こっちの方が真ん中だから」と手招きして下さったそうなんですが
いくらヒールの高い靴を履いていても、ど真ん中に立ったのでは
前方の方々の頭や背中で見えにくいだろうと思い「大丈夫です、ありがとう!」と辞退
そのあと、更にもう一度お声がけ頂いたのと
右隣の円卓の方がお立ちにならなかったので「邪魔になるかなあ?どうしよう…」と迷った末に
やはり、甲斐さんのソロツアーの時みたいに
「甲斐さんを探してアチコチ首を伸ばすのはイヤだ!」との結論に…(苦笑)
今まで、この「チビっこ」らしい葛藤を何度聞かされて来たことか…(笑)
もっとも、客電が落ち、ステージ上手側の袖からメンバーの皆さんが登場されると
去年は醜態をさらし、目一杯ショーを楽しめなかったリベンジの思いも手伝って
そんなことは、それこそちっぽけなこととなり
SEに合わせて手拍子をしながら、ひたすらステージを見つめていたものの
このジャズっぽいSEというのが「終わった!と思ったらまた演奏が始まる(笑)」
…といった構成の曲だったらしく「何回も大きな拍手が起こっては消えた(笑)」んだとか…(笑)
それでも、ようやくSEが終わり、大きな拍手と掛け声が飛び交う中
流れ始めたイントロは「ダイナマイトが150屯」…って
ノッケから、いわゆる「ディナーショー」じゃなくなってるし!(笑)
ステージ奥…ツインドラムの間から甲斐さんが登場された頃にはもう
「ライブ終盤か!?(笑)」というくらいの盛り上がりを見せていたそうです(笑)
マイクスタンドを振り回しながら歌われる甲斐さんは
先のソロツアー初日の大阪公演に勝るとも劣らないくらい「めっちゃ声出てた!」らしく
「ツアーが終わって、しばらく経った時の喉がベストなのかなあ?」と奥さん
そのセリフ、ソロツアーのDiver City東京公演を観たあとにも言ってなかったっけ?(笑)
ただ、甲斐さんは、特にボイトレなどもなさっていないようだし
これだけ長く歌い続けて来られて、もうすぐ古希をお迎えになるというのに
声量が衰えることもなく、パワフルなステージを観せて下さるのは
「ボーカルは身体全部が楽器だから」と、長年ジムに通って来られた賜物ですよね?
そうそう!一応?「声出し」はNGになっていたはずが
甲斐さん自ら、招くような手振りで、観客を煽っていらしたおかげで?(笑)
マスクさえなければ、コロナ禍前のライブと変わらないほど歌声や歓声が響いていたらしい(笑)
ともあれ…2曲目は「最終リハーサル映像」に上がっていた「非情のライセンス」
オープニング2曲がカバー曲…って、まあ「ダイナマイト…」に関しては
「オリジナル」として受け入れられている気もするけど…?(笑)
名刺代わりにパンチの効いたアゲ曲を連発なさったのは
たとえ、会場が華やかなホテルの大宴会場であっても
「その雰囲気に迎合する気はないからね」というメッセージなんでしょう(笑)
ちなみに…奥さんの「チビっこ」ならではの判断は正しかったみたいで(笑)
円卓のすぐ右隣の席にいらした方と、前の円卓の最後方席の男性、その斜め前の女性が
それぞれ、左右に激しく動かれていたらしく
そのお三方をかわす形の位置に立ったことで
ストレスフリーに甲斐さんを観られたようです(笑)
2曲を終えられたトコで、甲斐さんが「今夜は、こんなに集まってくれて感謝してます!
みんなで最高の夜にしよう!やるぜ!」と短く挨拶なさったあと
3曲目は「一世紀前のセックスシンボル」…なかなか攻めたというか
奥さんによれば、お若い頃の甲斐さんは、高級レストランや畏まった席に
あえてジーンズなどのカジュアルな装いで出向かれていたそうで
「権威や格式みたいなものに逆らいたくなるんじゃない?(笑)」と申しておりました(笑)
ちなみに…この曲は、たびたび歌詞を変えて歌われて来たようですが
今回はオリジナルの通り「ソフィア・ローレン、ラクウェル・ウェルチ」になっていて
奥さんは「久しぶりに『ショーシャンクの空に』に出て来た
あのポスターを思い出した(笑)」んだとか…(笑)
3曲続けて大暴れして、大寒波が襲来した日とは思えないくらい汗をかいた奥さん(苦笑)
「迷った挙げ句、半袖ワンピにしといて良かった~!」と思っていたら
次に始まったのが「港からやってきた女」(笑)
…で、当然の如く、最後は拳を突き上げながらジャンプ(笑)
…が、ヒールの先が「大宴会場」のふかふか絨毯に埋もれて引っかかり
危うく転倒しそうになったため、小さく「その場跳び」に変更(苦笑)
そういえば、25周年の飛天ライブでも、各ブロックを仕切る支柱の底板が
時間の経過と共に絨毯の中に沈み込んでいたのに気づかず
その鉄板の角に爪先をぶつけて、前にツンのめったところを
周りの皆さんが、腕や肩を引っ張って助けて下さったことが…(苦笑)
ここでまた甲斐さんが「記憶に残る夜にしたい」と宣言なさって
ちょっとギアチェンが入る5曲目は「裏切りの街角」
奥さんは「甲斐さんの声にハマった日から、いったい何回この曲を聴いたかなあ…?」
…などとぼんやり考えつつも、身体は小刻みに揺れていて
「このリズムの取り方は、最初に聴いた時からだったっけ」と思い出していたらしい(笑)
そして、この日に一番ふさわしいタイトル曲…「東京の一夜」
あの「BIG GIG」で、衝撃のセトリ入りで復活を果たして以来
わりとコンスタントに取り上げられているみたいだけど
やはり、こうしたスペシャルなライブで聴くと
「都会との遭遇戦」に挑んでいらした頃の甲斐バンドを強く感じたそうです
もっとも、甲斐さんが「照和」でのライブで…「東京のことを歌っているようでいて
実は、博多に向けて歌ってる曲」…と明かされた時には
「ものすご~く腑に落ちた!」と言っていたような気が…?(笑)
…って、今日、大阪でのディナーショーで聴いたら、どんな気持ちになるんでしょうね?(笑)
…ということで、今年最後の甲斐バンドライブ
参加される皆さま、存分にお楽しみください♪