ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

鎌倉ものがたり

2014-07-18 17:39:28 | 本のレビュー

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疲れている時は、真面目な本など読めません。 特に純文学、歴史といった勉強になるような本は、マジでいけませんわ。

そんな時、おやすみ前や昼下がりのリラックスタイムなどに重宝するのが、「マンガ」であります。 「ちびまるこちゃん」も愛読書ですが、もう一つ面白いのが、この「鎌倉ものがたり」

絵が何ともいえず、ユーモラスで物語も短いストーリーが連作で続くという読みやすい構成。パソコンや今はやりのものも出てくるのに、「鎌倉ものがたり」の中に流れる時間は、昭和40年代かもっと昔のもののよう・・・。 売れないミステリー作家である正和さんと、その若い奥さんである亜希子さんのほのぼのストーリー。これに、鎌倉在住の魔物たちや、日々起こる殺人事件などがからみ、外に類を見ない唯一無二の作品世界に。

こんなに面白いのに、万人向けではないのか、書店にもなかなか置いてあるのを見ませんです。 でも、根強いファンはいるはずで、だからこそ30巻以上もの巻を重ねているのでせう。

今は、子供達も夏休みで、世間は夏ムード全開。 夏といえば、怪談ではありませんか! 怖くはないけれど、ちょっぴりスリリングな「鎌倉ものがたり」を丑みつどき読んで、ゆる~く怪談気分。


取材

2014-07-18 17:20:45 | アート・文化

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地域情報雑誌「OSERA(オセラ)」の方が、取材に来られる。 中国の伝統的文様をデザインしたMUNIカーペットを離れの床に敷いているのだが、その広告写真に使うのだそう。

それで、ライターの方やカメラマンの方、MUNIのお店の方などが来られたのだけれど、皆さん、一枚の写真を取るために、アングルやら光の当て具合など、すごく吟味されている! 上の写真は、その模様を写させていただいたもの。 仕事って、大変なんだ・・・。

MUNIさんのHPは、www.muni.co.jp/

倉敷にも、古い蔵を使った素晴らしい本店があるのだけれど、東京の南青山、自由が丘にも、お店があります。 中国の文様を使ったカーペットは、エキゾチックで豪奢でありながら、現代の生活にもマッチするモダンさがあるのが、魅力。 本当に良質なものは、時代や文化を超えるのだなあ。

知り合いの方がMUNIさんの自由が丘のお店に行かれた時、どこかで見たような家の写真がアルバムに貼ってあって、それがうちだったというエピソードも・・・。世の中、狭いですね。

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おまけ--今日の花。レモンイエローの色をした小ぶりなヒマワリ。 最近は、向日葵も野性的でなくなったなあ・・・。 でも、このキュートなヒマワリは好きであります。