木製のペン箱です(木工芸作家、小林克久さん作。この方の、シェーカーボックスは絶品です)。 例によって写真がド下手でよく写っていませんが、外に出ている二本のペンの右側は、昔ウィーンで買ったもの。 熊手のような形のペン先が面白いと思ったのですが、まだ一度も使ったことなし。 どんな線が出るのでせう? その左の赤い持ち手の細いペンは、パリで買いましたが、これも一度も使ってません。 箱の中にも、ガラスペンなどあって、「細字 簿記用」と書かれているなど、なかなかレトロな味わいがあるのですが、これもまだ使ったことありません)。
カリグラフィーの文字を生かしたアクセサリーや、雑貨、小物などの写真を見て、「う~ん、いいなあ」と惚れ惚れ見るのですが、ちょっと作ってみたいなと思っても、時間も心の余裕もないというのが、本当のところ。
もともと体力やスタミナのないところへ持ってきて、日々の雑用が忙しく、空いた時間は何するでもなく、「ポ~ッ」としていたり・・・。 ううん、言い訳は通用しませんね。 せめて、この夏は何かカリグラフィーの作品(たとえ、小さいものであっても)を作りたいと思ってます。
ペン箱は、こんな風になっております。窓があり、戸口があり家の形になっているのですが、わたしは牛たちがいる、牧場の厩舎を連想してしまうのです。 窓があくと、草をはむ牛が、頭をのぞかせそう・・・。