2月4日
インフルエンザ罹患者が順調に増え続けている部活動ですが…, ブラスは今週末の米沢市・上杉雪灯籠まつりのステージ(土曜日)と, アンサンブルコンテストの東北大会(日曜日)へ向けて(ウイルスと闘いながらも)ラストスパート中です.
雪灯籠まつりのステージはかつて のどのども出させてもらったことがありますが…, 寒さとの闘いです.
かじかむ指と凍てつく顔面….
万全の対策で臨みたいと思います.
アンサンブル(木管6重奏)はトマジの「春」を演奏します.
今日はオーボエの先生に見ていただいたのですが, 今日のレッスンでは「音がぶつかったり離れたりするところに出てくる, 心のひだの感情」をしっかりと汲み取って表現すること, それが大切だとの言葉が印象的でした.
トマジの「春」は, 大小さまざまな鳥が春の喜びを歌い上げるとってもトロピカルで可愛らしい曲です (メシアンの鳥たちよりもなんとなく素朴な感じ…).
鳥たちは ときにとびきりファニーに, ときに微睡みながらそれぞれのやり方で鳴き, 一方で吹き矢のような鋭い口笛を吹いたかと思えば, 一方で愛のうたをゆったりと飛びながら奏でたりします.
ずっとこの曲に触れていると, 人間の概念でいう言葉(たとえば日本語)なんて無くったって感情を様々に表現してコミュニケートできるんじゃないか, きっと動物たちはとっくにそうしていて, 上手く伝わらない「言葉」なんていう不便なものを未だに使っている人間たちを鼻で笑いながら眺めているんじゃないか…, と, そんなことを思います (ところで, 鳥の歌といえばカザルスにもカタロニア民謡があるし, 実は色々あります).
インフルエンザに罹ってまだ6羽揃っていない鳥たちですが…, 次はどんなうたを奏でるのか, 練習すればするほど楽しみになります.
(ド:先日訪ねた山形市の「IL BLU」というお店. 寒鱈を全て使ったスパゲッティ」という名前のスパゲティ (肝, 卵, 胃袋, 腸, だだみ…), あぁ, 幸せでした…)