2月22日
のどレコ前夜。やっぱり弾きたいと、無理を言ってピアノを弾かせてもらう。ずっと弾いていたけれど、まだまだ足りなくて、気がついたらもう23時になっていた。ひと晩中弾いていてよかったらいいのになぁ。自分の曲は、弾いているときは無敵な気分。(とくにライブで3人とか4人のときは。)でも、レコーディングでは弾き終わった途端、はだかの自分を曝しているような、どうしようもなく不安でさむい気分になる。この極端さはちょっと他にはない。という話を後でしたら、ドイくんはそんなことは、全っ然ないらしい。そうなのかぁ。私の不安は、どこからくるのか。「もう終わり?そこで本当に終わり?その先はない?本当にそれだけ?」自分の底の浅さを自覚しなければいけないのが、怖い。それが自分なのだし、浅いか深いかは、見るとき、見る人によっても違う。理想ばっかり見てるのかな。そんなこともないつもりだけれど…。帰り道はつるっつる。冬はまだつづく。
(ユ)