東大寺南大門 仁王(本来は二王と書く)像 建仁3年(1203年)造立
現存する大作 金剛力士像 平成の解体修理の結果、像内納入文書に、運慶、快慶、定覚、ら仏師20名で、たったの(!)69日間で造り上げたということが書かれてあったのだと!ということは!(まあ・・・私。大きな声では言えませんが・・・歴史にも・・めっちゃ疎いです~~苦笑)そんな大事な事が、平成になってからわかったことなのかしら?!と思って、少し調べると・・・およそわかっていた事実が、改めて裏付けされたということでした。笑
8メートルもの高さの金剛力士像!それにしても69日間で造り上げられたとは!かなりの驚き!
急がされた(?)というあたりの事情が・・・ちょっと気になりますけどぉ・・・
二王さまたち・・・睨みをもって、800年ものあいだ・・・そしてこののちも・・・ずっとずっと仏敵から仏様をおまもりなさるのね・・・
車を興福寺の公営駐車場に止めて(午後五時まで一律料金千円)・・・の奈良行きでしたが・・・
奈良って・・・観光客も少なくて・・・の~~~んびり歩ける・・・
なんといっても・・・そこここに・・・可愛い可愛い鹿の姿が見られ・・タッチできま~~す(但し・・・鹿の目を見て、この子ならだいじょ~~ぶ~~ってご確認を~~!笑)
つぶらなひとみ・・・ん~~~めっちゃあいらし!
この日も(2日)飛火野に降り注ぐ陽光を遠くにのぞみ・・・春日大社参道に降り注がれる同じ陽光・・・を浴びながら清々しく参道を歩けることが・・・ほんとうに幸せなひとときだった。
春日大社境内へ・・・
例年5月初旬には・・・
朱の神殿(回廊)を背景に・・・このように美しい姿を見せてくれる春日大社の名木「砂ずりの藤」も境内で、この時期には・・・ひっそり・・・
砂ずりの意味は・・・藤の花の穂先が地面につきそうなほどに・・・長く伸びるということから。
藤原氏の氏神様でもある春日大社では、「下り藤」の社紋に見られるように、藤の花はとても大切にされてきました。
なので、巫女さんの頭の飾りも「藤」。可愛らしくつけておいでなのです。
春日大社にある萬葉植物園内には「藤の園」があり、4月下旬から 約20品種 200本もの藤を愉しむことが出来るのだそうです。園ならずとも境内随所に自生する立派な藤の木を見ることが出来ました。シーズンには相当の人出のようですが・・・
その「麗し大和」(産経新聞2010年 毎週日曜連載、一面誌面掲載記事)
今週でいよいよ49回を数えました。残すところあと数回・・・
今週の特集は、
在原業平理想の女性像とも伝えられ、業平作とされる「不退寺」のご本尊、
「聖観音菩薩立像」でした。
両耳に大きなリボンをを付け、可愛いお姿だと人気の仏様。
ほんまに大きなリボンをつけていらっしゃって・・お美しいお姿でいらっしゃる。
いつか・・・こちらの「不退寺」へも・・・
連載 「麗し大和」(平城遷都祭より始まった特集でした)より誘って頂けた・・・
誌面よりの古へのたびを・・・思い起こして・・・
ひとところずつ・・・の~~んびりと季節を違えて・・・現実に訪れてみたい気持ちになれましたね・・・古の都 奈良・・・
奈良は・・・やっぱり・・・ゆうるりと・・・
(ま・・・今回はメジャースポットばっかりでしたけどっ・・・苦笑)
リボンが可愛い聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)さま。