日曜のＥＴＶ特集（ＮＨＫ）
三宅一生さんのプリーツプリーツ誕生秘話・・・一枚の布から！
とても興味深かった。布の持つ可能性を引き出したプリーツ素材！そしてＡ－ＰＯＣ、一本の糸からという発想で生まれた洋服（ニット）！こちらもとても不思議なデザイン（スタイル）だった！
（番組前半見逃しました・・・残念）
三宅さんの柔和な笑顔、まなざし・・・とても素敵です。
そして今年オープンした東京ミッドタウンの安藤忠雄さん設計21＿21デザインサイトの紹介へ・・・どうも・・・三宅さんがかかわっているようだ。
その21＿21の第一回企画展「チョコレート」の映像が・・・
いろんな若手作家のチョコレートをテーマにした作品が並ぶ中・・・
アフリカ イボアール人の数枚の写真があった。
先日観た映画「ブラッドダイアモンド」でダイアモンドにまつわる事実を知った私・・・確か「カカオ」にも「ダイアモンド」と同じような・・・
写真家ジェイムズ・モリソンさんによると・・・
チョコレートを採っている人たちは、カカオ豆が何に使われるか知らない・・・食べた事もない・・・チョコレート展もいいけれど・・・チョコレートのルーツを知って欲しいと・・・今回参加されたという。とても印象的だった・・・
映画をみてアフリカの紛争ダイアモンドの事を知り、カカオ豆の事・・・三宅さんの特集番組で目にするとは思わなかったけれど、合わせて知る時期だったのだと思う。
それぞれの写真には横に一本の線が入っていた。コートジボアール（象牙海岸）では（でも）２００３年から北に反政府軍、南に政府軍との間で内戦が続いているという。この一本の線が何を意味しているのか？という事がこの作品の『作家の思い』だと三宅さんは写真を目の前にして語られた。今や・・・社会、環境の問題抜きにはデザインは難しい、出来ない。デザインは消費するだけでなく、そこのところを大切にしていかないといけないと三宅さんは切々と語っておられた・・・
ジェイムズ・モリソンさん
本も読み、映画も観ました・・・ショコラ・・・
