金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

ベトナム北部旅行記ー4-ハノイ観光

2019-04-28 21:50:41 | 旅行
4日目はハノイ市内観光である。

昨夜はかなり長い道のりを休憩しながらとはいえ、外で夕食を食べて(これもトゥアンが計画予約してた店)の帰宅だったけど、疲れてた・・・

夫にもちょっとしたトラブルもあって(って大したことじゃないけど、これは最後に書くわ、あまり思い出したくない・・イミシン?(笑))

この日は朝8時半ホテルホールに集合。

日本人はいつも時間厳守で、みんな早すぎるぐらいに集まってる・・8時25分に下りて行ったら、一斉に見られて、少々恥ずかしかった・・・当然、少々繊細なところのある兄夫婦(兄だけね繊細なのは。お嫁ちゃんは兄にくっついてご機嫌損ねないようにしてる、これは小姑根性ではないですよ(笑))はいるから、私たちが遅くても、遅れたわけじゃないからみんな心配はしてないけど・・でもねぇ~~~ダンナ殿、お疲れ気味でして・・(笑)

ちょっと外に出ても、玄関前に来てるエアコンの利いたバスに乗るとホッとするからね・・

まず、この国の独立、統一の父、偉大なるホウおじさん、「ホーチミン」のお墓、ホーチミン廟を見る

って・・近くなって、バスから見る行列にビックリ!!!

延々と続く・・まだ、まだ・・・まだ・・まだ・・・どこまで?
終わりが見えない・・

トゥアンは心得たものだ、この行列を待っていては午後になっても入れないから逆から見ましょうと・・

この建物は、ホーチミンの資料館らしい・・入らないで外から見るだけ・・見てるだけぇ~~~@」@

ホーチミンはサイゴンの生まれ、良い家庭に育ったらしいけど、中国に攻め込まれた時も断固戦い、アメリカとの戦争・・あの長いベトナム戦争の時も、戦い抜いて・・でも、タバコ吸い過ぎおじさんは、肺がんになって無念の死を。
1969年の事・・だから、1975年の解放、統一を知らないで、旅立ったという。
でも、彼の遺志を継いだ民族の勇士たちの頑張りで、今日のベトナムが築けたということで、英雄なのである♪

トゥアンの説明に寄りますと・・・ネ♪


こちらがその遺体が保存安置されてる本当のお墓(保存方法も話してくれたけど省略します)

これを見てから先ほどの資料館を回るので、一日かかる・・これを午前中に見ようと思う人は午前3時過ぎから並んでるとのこと!!

毛沢東や、金日成を思う・・そうね・・社会主義国家の最たる部分だわ。

だから、お勉強に必要のない観光客は、お手柄をとる必要のない外国人は外からだけねぇ~~♪♪♪

。。。で充分でありました♪

少し行くと、今度は文廟・・孔子が祀られてるお寺みたい・・これには、あまり説明は無く・・と言うより聞き逃した^^;

でも、中に入ると

孔子の像がど真ん中にあり、その建物の前では沢山の学生らしい人たちが記念写真を撮っている

白い服を着て頭に花飾りをつけた女の子や、背広風制服の男子たちが・・沢山集まってる・・

「何してるの?」日本語で彼らに聞いても、全然ダメ!!

「Anyone speaks English?]と 聞いたら、ほとんどが首を振ってダメ!

でも、その中でひとりの男子生徒が
「I can't speak English」と・・・ああそう、と、理解を示すが・・それは話せてるよ(笑)
まっ、日本人でもお決まりの言葉だわ(笑)

トゥアンのように大学で日本語なら日本語、別の外国語ならそれを4年間学ぶ以外は日本のように、英語など、外国語は勉強することはほとんどないらしい・・。


・・で、後から聞いた話では、もうすぐ大学の卒業式で、勉学の神様であるこの孔子のお寺で記念写真を撮りに、修学旅行、いや卒業旅行に来てるのだそうだ・・・

なぁるほどねぇ~~~

庭を回ると


これは、この国も中国の影響でその昔は、科挙なる物があって、、科挙、御存知かしら・・今でいう、キャリア試験のような物で、これを合格するのはとても大変!
だから、通過して高級官僚になった人の名前をこの亀の上にある石碑に名前を刻んだという・・が・・数名の名前が、かなり削れてる・・

それは、せっかく立派な地位についたのに、後から汚職などをして名誉をはく奪されたので、恥ずかしいから名前を削った跡なのだいう。

ほぉ~~~~~~~~~日本なんか、今でも名前削りたくても頑張ってる政治家いるのに・・ねぇ~~(笑)

お庭がきれいでねぇ


マンゴーの木にまだ青い実が沢山付いてたわ♪

ココでもダンナ殿、予定外行動。
ここではトイレタイムなしだったんだけど、その朝からイマイチ事情でね・・^^;

有料トイレなんです・・
ベトナムの観光地は、決まった場所や契約してるところ以外は有料トイレなの・・・で、慌ててお金かき集めて持って行ったんだけど、払う場所がなかっと言って戻ってきたら、トゥアンがそのお金を持って、銭函に入れて来たわ^0^

彼女曰く「払わないとカメラが見てて、後からお客さんって・追いかけて来るよぉ!」って・・

金額は2000ドン、ものすごい額でしょ? じつは10円!! このお金に関しては最後にお話しします♪

それからホアンキエム湖、街中に有る湖、これの由来は分かりません、上野の不忍池みたいな感じかなぁ・・土産物屋や屋台が出てたけど・・。


旧市街を散策して

間口の狭い、上に高い、長さのある建物

なんだか、物々しい垂れ幕のある建物、誰も何も思わないで通り過ぎるから大きな声で

「トゥアン!これはなぁに?」って・・当たり前のように「あぁぁ人民委員会の場所です」

これこれ・・その名前・・・そうだった・・ここは社会主義国だった・・この町、このハノイ市の代議員は人民委員だった・・。

そして、各地の家々の前に、ベトナムの旗が昔の日本の祝日のように出され、こんな赤い垂れ幕がかかってたのは、この4月末がベトナム開国記念日があることと、もうすぐメーデー・・労働者のお祭りがあるからなのだという、、これは田舎に行くバスの中からもよくあって、質問する前にガイドさんは説明してくれたわ。

どの市街を歩いても・・

この電線の束!!
各家庭にはちゃんと電気が通っている。 どこかの国のように時間制限なく・・立派な火力発電所も何か所かバスの窓から見ることができたから、発電は十分あるようだけど・・日本ほどまだ電化製品もないから、足りてるようだけど・・でも、この配線!!

ごっちゃごちゃ!!

必要になったところに必要な分だけ分電機から取り分けちゃってる・・やっぱり文化度の低さは感じるわよね。

アブナイ・・素人でも思うけど・・

アブナイと言えば・・ハノイの交通事情はすごい!!
これも後からね・・ゆっくりと・・先ずはお昼を食べなくちゃぁ~~^0^

一応頂いた旅程表には、この日の昼食はベトナム料理の「フォー」をどうぞ、と書いてある・・

ホテルの夜も、船でも、朝のバイキングでもフォーは有ったけど、いよいよ本物!と思ったら・・


たしかにフォーです・・が・・高級ねぇ

その後から、また後からと・・

魚介のトマト煮


揚げ春巻き


牛肉とナスの煮物。

お味はどれも美味!

でも、行くところ行くところ、観光客用のレストランの次々出てくる料理にはいささか飽きて来てた・・・贅沢な話である。
これにいつも真っ白に炊いた、タイ米が山のように真中に出てくるんだから!!

場合によっては、チャーハンだったり・・

そんなぁ・・大体70歳前後の年寄軍団にこれは多すぎます!!

ほとんど残す!

ガイドはお店に案内して、飲み物(別料金だからね)などの交渉が終わると、その食事の現場にはいない。
彼女は、別の場所で食事をしてくる。

この食事はあくまでも観光客用なのである。

そして、飲み物料金を徴収しに来て、残してる現場を見るとその後に必ず

『日本人は腸が弱いねぇ~~~』という・・それを言うなら「」でしょ!!って、他の人が言ってたなぁ。

後から聞いたら、ベトナムでは、みんな普段はこんなにご飯を食べられないって・・白飯もね。

野菜が多いけど、だいたい空芯菜のような青菜を煮たり、スープのような物でご飯の上にかけて食べるか、勤め人は外の屋台で、フォーなどを食べるという・・フォーは日本のラーメンのように、各店や、その地域で入れる物、スープの出しが違うという、それなりに特色はあるみたい♪

たしかに、色々なフォーには出会ったけど、どれも美味しかった♪♪

ただねぇ~~~やっぱり牛肉はほとんどが硬かった・・働けるまで働いて、働けなくなったら肉になる運命の牛肉を・・始めのうちは

「老牛さんごめんねぇ~~いただきまぁす♪」なんて冗談言って口に運んだけど、だんだん飽きてくると、口にも運ばなくなる!

私たちは、なんて恵まれてるんだ!!

食事の度、残すの嫌いだから、頑張って食べても食べきれないで残る物を見る時、色々な思いが駆け巡り、だんだん外での食事が苦痛にすらなってきた。

食事の後は、少し歩いて他の場所で待ってるバスで、ホテルに。

トゥアンはこの日も、2時間ほど休んだら、小物や夜のマーケット、ハノイ駅を見たり、北朝鮮のキムジョンウンが来た時の様子を話したり、夜の食事も案内すると・・オプションを組んでいたけど、この旅の始まりには乗り気だった人たちも、今日が終わってホッとして、一人だけ、マッサージを希望した以外は、誰も参加者がなくて・・・

トゥアンには、副収入になるはずの彼女の言葉で「応援お願いします」に、応える人はいなかった。

この日の夜、夕食はホテルから歩いて、数分のマーケットで食料を買い込んで兄夫婦の部屋で「乾杯」

気楽でホッとした夕食と語らい時間だった。

やっぱりね・・・旅に来たら、地元の店で、買い物して、周りを見回して、自分の目で見る!

これをやりたかったの♪

ただね・・犯罪が多いのは確か!

いつも、貴重品を入れたリュックやバッグは体の前で抱えて、一人でふらふらとは歩かない!が原則!!

旧市街を歩いてる時もトゥアンは言ったわ

「大事なバッグ気をつけてね・・ここは泥棒、すり、かっぱらい(懐かしい日本語!)1メートルに7人いるよ!!」って!!(笑)



















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