虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

クリック博士の訃報

2004年07月30日 | 日記・雑記
 昨日、ワトソン博士と共に二重螺旋の共同発見者であるクリック博士の訃報。
 ワトソン博士は有名な「二重らせん」をはじめ、書評欄でもよくみるがクリック博士の著書は読んでいない。
 「二重らせん」の中でも、ワトソンはクリックのことを「おしゃべりフランシス」とちょっと意地悪げに書いてるし、決して鉄の結束とばかりは言えない2人だったようだが、二重らせんの構造のヒントをつかんでから、DNAの三次元モデルを作る時の寝食を忘れて没頭する彼の姿はイメージどおりの科学者って感じ。エキサイティングな本だった。

 今日はもう一つ科学者関連の記事を見た。
 英字新聞の欄外コラム「ヒトコト」みたいなの。

"I'm sorry to disappoint science fiction fans."

 Stehren Hawking博士が彼のブラックホール通過理論を否定した後で。科学者が自分の理論を訂正するって、どんな気分のものなのでしょう?ニュースで聞く限りでは残念なことに病気は進行されているようだが、ユーモアは健在かな?「SFファンをがっかりさせてすまない」なんて。
 ところで、ホーキング博士が自説を撤回するという意味でwithdraw という単語が使ってありました。これは一番おなじみなのがwithdrawing room 居間? それに"Withdraw, my Lord"「我が君、退却を!」みたいな使い方。こんなふうに使うのか、と一人で納得。

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