監督:アキ・カウリスマキ
出演:カティ・オウティネン マッティ・ペロンパー
62分という小品に入りそうなもの。
これも口数少なく、出演者の表情も、ユーモアもカウリスマキ風味。
フィンランドの男二人がドライブ先でロシアからきた女性二人に、港まで送ってほしいと頼まれ、四人で数日の車道中。
この映画でも、いい年した男女が、思う事は口に出せず、一生懸命に相手の注意を引こうとする、なんだか初心な中学生みたいなことしてます。男同士、女同士でお互いを気にしながらぼそぼそ話します。他国人同士で言葉の障害もあったりするし、カウリスマキ監督作品の人物は口下手なのがあたりまえ。
それでも何とかなっちゃうことはなっちゃう。ここでもわずかなラブシーンは中学生日記みたいだ。見ていると顔がほこほこしちゃう。
音楽も車や小物も見ていていかにもアナログっぽくて楽しい。
ラストシーンで日常がそのまま続いていくとこが、たまらなくおかしくてちょこっと切なくて大好き。
出演:カティ・オウティネン マッティ・ペロンパー
62分という小品に入りそうなもの。
これも口数少なく、出演者の表情も、ユーモアもカウリスマキ風味。
フィンランドの男二人がドライブ先でロシアからきた女性二人に、港まで送ってほしいと頼まれ、四人で数日の車道中。
この映画でも、いい年した男女が、思う事は口に出せず、一生懸命に相手の注意を引こうとする、なんだか初心な中学生みたいなことしてます。男同士、女同士でお互いを気にしながらぼそぼそ話します。他国人同士で言葉の障害もあったりするし、カウリスマキ監督作品の人物は口下手なのがあたりまえ。
それでも何とかなっちゃうことはなっちゃう。ここでもわずかなラブシーンは中学生日記みたいだ。見ていると顔がほこほこしちゃう。
音楽も車や小物も見ていていかにもアナログっぽくて楽しい。
ラストシーンで日常がそのまま続いていくとこが、たまらなくおかしくてちょこっと切なくて大好き。