今日もまた、京浜東北線が事故で遅れ、つい本屋へ行って買ってしまいました。
遅れた電車の中で読んでいて、本の前半が可笑しくて我慢できずに涙流して笑いこけてしまいました。おかげでそうでなくても涙が出やすい眼の状態なのに、修復不可能なほど眼の周りのファンデーションが流れました。マスカラ無しでよかった。
…ここまで書いてまた本を読んでいたら、涙が止まらなくなったの続きは明日にします。
===========
7月5日記
著者にご訪問いただくとは本当にびっくりしました。
このブログが「WEBの隅っこでひっそり言いたいこと言っていよう」という私のいささかセコイ精神を反映したものですので、もう著者ご自身の反応をいただいたりして、思わず浮き足立ってしまいました。
しかし、恐れ気なく(もないけど)続き書かせていただきます。
私は前半部分の今までのマンガ・アニメ・テレビのヒーローシリーズなどを例にとって「世界征服」を目的から、その頭目としての資質までを解説してくださるところが最高にウケました。
圧倒的に強い敵に果敢に立ち向かい、苦しみ成長し遂には勝利するというのがたいていのあらすじのパターンです。ヒーローの敵は世界征服をたくらむくらいの強大な力を持ってないと困るわけです。しかし、戦隊シリーズでも仮面ライダーでも小戦力の逐次投入というどう考えても最悪な戦略を何年にもわたって採用する敵ばかりなので、地球は無事です。でもみんな絶対一度は「全部いっぺんに来たらどうすんだろうなあ」くらい言ってますよね。そんな今まで誰しも一度は考えたであろうことが、きちんと例を示して整理して文章化してくれてますから、なんだかスッキリハレバレしました。
レインボーマンの強烈さは最近触れることが出来たので、単純に面白がれましたし「バビル二世」の悪役ヨミ様のお気の毒さは抱腹絶倒です。是非読みたいと思います。
笑いながら、いつの間にか全体の利益とか富を一部のものだけが独占出来る社会が繁栄可能か?また、社会にとっての悪とは何か?という議論まで引っ張っていかれます。
最初の事項については、独裁体制でおおっぴらにやってる処は貧乏です。でも、資本主義という現代社会の大前提は根本は弱肉強食ですから、ほっとけば資本は弱小な存在を食い物に自己増殖しちゃいます。富の偏在は結果として存在します。
そして悪とはその時代の秩序を脅かすものですが、今の社会でそれをしようとすると「経済主義とネット社会」を否定することになり、それはエコロジー的でリアルな交流重視のとても反社会的という形容詞にそぐわないものに見える。
でまあ、最終186ページのページの3行にはあららここまでつれてこられちゃった…とちょっとびっくりです。
論の展開に理解しきれないところは残っていて、そこを詰めるのはこれからの課題ですが、人間は「君臨したい・支配したい」欲は絶対あります。世界征服はその欲求の終点かもですが、思うのも体力要りそうです。
これを読んでいて、いろいろな方向へ連想が飛んでいきました。それを並べて考えてみるのも面白そうです。
遅れた電車の中で読んでいて、本の前半が可笑しくて我慢できずに涙流して笑いこけてしまいました。おかげでそうでなくても涙が出やすい眼の状態なのに、修復不可能なほど眼の周りのファンデーションが流れました。マスカラ無しでよかった。
…ここまで書いてまた本を読んでいたら、涙が止まらなくなったの続きは明日にします。
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7月5日記
著者にご訪問いただくとは本当にびっくりしました。
このブログが「WEBの隅っこでひっそり言いたいこと言っていよう」という私のいささかセコイ精神を反映したものですので、もう著者ご自身の反応をいただいたりして、思わず浮き足立ってしまいました。
しかし、恐れ気なく(もないけど)続き書かせていただきます。
私は前半部分の今までのマンガ・アニメ・テレビのヒーローシリーズなどを例にとって「世界征服」を目的から、その頭目としての資質までを解説してくださるところが最高にウケました。
圧倒的に強い敵に果敢に立ち向かい、苦しみ成長し遂には勝利するというのがたいていのあらすじのパターンです。ヒーローの敵は世界征服をたくらむくらいの強大な力を持ってないと困るわけです。しかし、戦隊シリーズでも仮面ライダーでも小戦力の逐次投入というどう考えても最悪な戦略を何年にもわたって採用する敵ばかりなので、地球は無事です。でもみんな絶対一度は「全部いっぺんに来たらどうすんだろうなあ」くらい言ってますよね。そんな今まで誰しも一度は考えたであろうことが、きちんと例を示して整理して文章化してくれてますから、なんだかスッキリハレバレしました。
レインボーマンの強烈さは最近触れることが出来たので、単純に面白がれましたし「バビル二世」の悪役ヨミ様のお気の毒さは抱腹絶倒です。是非読みたいと思います。
笑いながら、いつの間にか全体の利益とか富を一部のものだけが独占出来る社会が繁栄可能か?また、社会にとっての悪とは何か?という議論まで引っ張っていかれます。
最初の事項については、独裁体制でおおっぴらにやってる処は貧乏です。でも、資本主義という現代社会の大前提は根本は弱肉強食ですから、ほっとけば資本は弱小な存在を食い物に自己増殖しちゃいます。富の偏在は結果として存在します。
そして悪とはその時代の秩序を脅かすものですが、今の社会でそれをしようとすると「経済主義とネット社会」を否定することになり、それはエコロジー的でリアルな交流重視のとても反社会的という形容詞にそぐわないものに見える。
でまあ、最終186ページのページの3行にはあららここまでつれてこられちゃった…とちょっとびっくりです。
論の展開に理解しきれないところは残っていて、そこを詰めるのはこれからの課題ですが、人間は「君臨したい・支配したい」欲は絶対あります。世界征服はその欲求の終点かもですが、思うのも体力要りそうです。
これを読んでいて、いろいろな方向へ連想が飛んでいきました。それを並べて考えてみるのも面白そうです。
御著書の数々には今までも楽しませていただいておりますが、今度もたっぷり笑いました。
ほんとにびっくりしました!
お化粧についてはご愁傷様でした(笑)