虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

7月7日・踊る大紐育

2005年07月08日 | 日記・雑記
 昨日は書類仕事と外回りで、雷の後↓の記事を書いて、やっとニュースを見ました。
 ロンドンのテロのニュースには驚きもし、暗澹たる思いです。
 たまたま「踊る大紐育」を見ていました。1949年のアメリカのミュージカルで、3人の田舎出の水兵がニューヨークで彼女を作って、デートしてまた船に戻るという一日の休暇をめまぐるしいほどにスピーディーな展開で、ジーン・ケリー、フランク・シナトラ、タップの女王アン・ミラーらの達者なダンスを詰め込んだ映画。スタンリー・ドーネンと主演もしているジーン・ケリーの監督作品。アン・ミラーの博物館でのタップは賛辞が見つからないほど素晴らしい。
 映画の評価とは別に、陽気な、未来は俺たちのもの、これからだ!みたいな映画の気分が、昨日のような状況では一種この世のものならずという様に感じられました。大戦が終わり明るい未来を予感できる時代のムードが横溢しています。こんな展望をいま、世界でどれだけの人が持てるのでしょうか。

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