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虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

テキサスの五人の仲間 (1965/米)

2005年01月15日 | 映画感想た行
A BIG HAND FOR THE LITTLE LADY
監督: フィルダー・クック
出演: ヘンリー・フォンダ ジョアン・ウッドワード ジェイソン・ロバーズ バージェス・メレディス チャールズ・ビックフォード ケヴィン・マッカーシー ジョン・クォーレン

 テキサスきっての大金持ち5人による年に1度の大ポーカー・ゲーム。町中が注目するイベント。そこへ西部で農場を買って新生活を始めようという家族連れが来合わせる。夫はカードに眼が無いようで、妻のいない間にゲームに飛び入りし、全財産をかけた勝負の途中で心臓発作で倒れてしまう。そして妻がその勝負を引き継ぐことになる。

 昔、テレビ放送で一度見て、「すっごい、面白い!」と思った映画。ビデオもあるらしいけれど、めぐり合ったことが無く見られないでいた。今度BS放送で録画。保存版が出来て嬉しい!
 
 ヘンリー・フォンダの情けなさが実に効いてる。
 ポーカー・ゲームの特権階級ともいうべき5人の仲間の面構えが実に重量感があり、それでいて映画の印象の軽快なこと!銀行とホテルの往復の画面の行列見てるだけでおかしくてたまらないし、しみじみ落とすところは落としておいて、それから見事にひっくり返す。
 この種の映画のほかの傑作に比べたら、ちょっと小品な感じは否定できないけど、出演者のそれぞれの演技がピシャッと役どころに決まって、見た後の爽快感が格別。ジョアン・ウッドワード、最高。

 これは見てない人のことを考えると、言いたくてうずうずするけれど、ここが良かった!と書く手が自然に止まっちゃう映画。ちょっとでも知らないほうが最大限に楽しめる。
 実に邦題に唸ってしまう映画。原題より良いんじゃないでしょうか。

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