虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

シルバーホーク(2004/香港)

2006年08月09日 | 映画感想さ行
SILVER HAWK
監督: ジングル・マ
出演: ミシェル・ヨー   ルル・ウォン/シルバーホーク
    リッチー・レン   リッチマン警視
    ルーク・ゴス    アレグサンダー・ウルフ
    マイケル・ジェイ・ホワイト     モリス
    リー・ビンビン    ジェーン
    ブランドン・チャン    キット
    岩城滉一    シライシ社長

 近未来の世界で、メタリックスーツと仮面をまとった謎の女性シルバーホークが活躍していた。しかしもちろん警察はそのことをよく思っていない。
 シルバーホークの正体はポラリスシティのセレブ美女ルルであり、シルバーホークを追うリッチマン警視の幼馴染でもあった。

 アクションは良かったのです。新味はなかったけど、なんといってもミシェル・ヨーは「できる人」なので決まるのです。さすがに以前に比べるとちょっと老けちゃったかな、ですが、まだきれいで身体の切れも抜群です。
 でもほかがなんかチープに見えて。
 一番気が抜けたのは敵の秘密基地の外観なんだけど。
 地下のボスのいるところなんかは結構それらしいのだけれど、それもまたなんかテレビのヒーローシリーズで見たおなじみのシーンみたいに感じるのが困ったところです。
 この「おなじみ感」がこの映画を楽しむための邪魔者だったかも。
 おなじみだなあ、と思ったのは
 ・有能警視のオトボケのコメディ調
 ・近未来都市のロケがお台場などで、結構目に慣れてる(海外の観客にはこれでいいのかも)
 ・ストーリー、人物設定がL文学してる(L文学…少女とその延長線上の読者向けのコバルトなどの小説群…「スカーレット・ウィザード」なんて名作も)
 惜しかったなあ、と思います。