虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

デンジャラス・ビューティー2(2005/アメリカ)

2006年08月08日 | 映画感想た行
MISS CONGENIALITY 2: ARMED AND FABULOUS
監督: ジョン・パスキン
出演: サンドラ・ブロック    グレイシー・ハート
   レジーナ・キング   サム・フラー
    ウィリアム・シャトナー   スタン・フィールズ
   ヘザー・バーンズ   シェリル
   アーニー・ハドソン   マクドナルド
   ディードリック・ベーダー    ジョエル
   エンリケ・ムルシアーノ   ジェフ・フォアマン
   トリート・ウィリアムズ    コリンズ

 ミス・アメリカ・コンテストの潜入捜査ですっかり顔が売れてしまったグレイシーは捜査に支障をきたすようになり、捜査活動が出来なくなる。その上、彼にまでふられてしまう。仕方なくFBIの顔として本を出版し、美容お手入れスタッフ引き連れPR活動に従事している。ところが親友のミスアメリカがさらわれ、グレイシーには相性のとてつもなく悪いフラーが護衛につけられる。

 サンドラ・ブロックといったら私には典型的アメリカ中流家庭筋金入りリベラルインテリ育ちに見えるのです。『スピード』や、この映画の一作目はそれが役にドンピシャでよかったのです。
 その彼女で、「女はもちろんきれいにもなれるけど、やっぱ生きたいように生きてもいいのよ」、それに「彼もいいけど、まずフレンドシップが最高!」みたいなところに話を持ってかれますと、ああ、疲れたキャリアウーマン向けの癒しドラマなのかな、と思ってしまうのです。
 まあ、楽しめるので良いんですが。
 でもねえ、カーク船長があのざまって…悲しい。(個人的感傷)

 新しいパートナーの名前がサム・フラーですから、「赤い矢」「裸のキッス」連想しないわけにはいかなかったんだけどあんまり関係なかったみたい。見落としたかな。