虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

きっと忘れない(1994/米)

2004年11月30日 | 映画感想か行
WITH HONORS
監督:アレック・ケイシアン
出演: ジョー・ペシ ブレンダン・フレイザー モイラ・ケリー

 予約してあったインフルエンザの予防注射、午後6時の診療時間終了ぎりぎりに飛び込んでやってきました。まだ腕痛いです。なんか疲れてしまって、新しい映画見る気力なく、消そうかな、どうしようかな、のビデオを整理の為に見ていた。

 優等をとることにこだわっているハーバードの学生が、卒論を撒いてしまったことからホームレスと知り合い、学校とは別の人生にとって大切なことを彼に学んでいく。
 予想される展開を外れない映画なんですね。エピソードをばら撒いた感じはあり。それに主役のエリート学生ブレンダン・フレイザー(わっか~い!)と恋人のモイラ・ケリーに私が魅力を感じないので、それほど感情移入できませんでした。ジョー・ペシはさすがです。若いメンバーにひきつけるものが足りない分、熱演でストーリーを背負ってる感じがします。ロビン・ウィリアムスとかぶりました。
 お疲れ気分のせいか、ちょっとシニカルな目で見ていたのだけれど、サイモン(ペシ)と家族との決して甘くない再会、死の床で読むホイットマン(え~と確かそうだよね)、モンティと教授との会話でぐぐっと来て、エンディングのマドンナの"I'll remember"で涙じわっ。うまい~~
 アメリカの大学の美しさというのも羨ましい。

 ただ、見た後一番残ってしまったのが「データのバックアップは、メディアにもまめにとろう」という決意…