虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

悔しい水曜日

2004年11月24日 | 日記・雑記
2時の約束を直前キャンセルされてしまった。
もっと早くわかっていればレディースデーの映画館に行けたのに!

今年も残りわずかということで
年内にすること
11月末までにして置くことの一覧表を作った。

びっしり。

頭痛くなった。

能率悪い私がいけないんですが。
しばらくはビデオ・DVD生活になりそう。

森崎東監督の「ニワトリは裸足だ」
近所の2番館あたりにでも来ないかなあ…
単館系の小劇場がまたひとつ休館になっちゃったから
ますますこの手の映画見難くなってしまった。

タイムライン (2003/米)

2004年11月24日 | 映画感想た行
監督: リチャード・ドナー
出演: ポール・ウォーカー フランシス・オコナー ジェラード・バトラー ビリー・コノリー

 マイケル・クライトンのベストセラー小説を映画化。
 フランス南西部の14世紀の修道院遺跡の発掘現場から、現代の製品としか思えないメガネのレンズと“Help Me”と書かれたメモが出土。それは、スポンサー企業ITCを訪ねたまま行方不明になった発掘プロジェクトのリーダーの教授からのSOSだった。息子クリスをはじめ発掘チームのメンバーは、ITCで教授が極秘に開発した時空間転送装置で14世紀フランスに転送され、現地で消息を絶ってしまったと聞かされる。そしてクリスと仲間と、会社側の護衛とともに教授の行方を追って中世フランスへと向かう…。

 SFとはいえ、ほとんどが現代人が14世紀で徒手空拳で苦労する話です。
 クリスと、彼が思いを寄せるケイトが主人公かと思いきや、一番目立ってるのは14世紀でその時代の女性と恋をしてしまうマレクでした。少なくとも一番活躍してかっこいい。学者としての知識で次々に降りかかる難題に対処していくという設定ではあるけれど、人間体力が基本、とちょっと虚弱な私が切なくもなるのでした。
 戦場のシーンは迫力があるし、背景のセットなどもとても豪華。でもあまり大作な感じがしません。劇場で見るとまた別だったかもしれません。
 ずいぶん犠牲の大きかった実験だなあと思わずにはいられませんが、最後にきっちり落とし前をつけさせているのであまり欲求不満も言えませんし、ラストで思わずぐっと来るシーンも用意されています。

 ただ、SFですからね~ いわゆるタイムパラドックス問題、これは過去を変えたことになるんじゃない?ということも気にはなりましたよ。「夏への扉」「パチャカマに落ちる陽」とか思い出してちょっぴり首ひねっちゃったのでした。