虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

遊ぶうちに数の分解や足し算への興味が高まるゲーム

2020-01-24 08:30:38 | 教材作り

(↑3、4歳の子どもたちは、途中からルールを無視して

より高い棒の上に到達することを目指していました。)

 

Taloというボードゲーム。

ほしいほしいと思いながら値段が高いので、

購入を先延ばしにしていました。

ゲームについての解説をしてくれているブログがありました。

http://asakumogure.blog23.fc2.com/blog-entry-618.html

 

先日、ゲームのルールを解説してくれている動画を見たのをきっかけに、

「やっぱりほしい!」と思い立ち、教室にある数の棒の積み木を

使ってこのゲームができるようにゲーム盤を作りました。

さっそく3~7歳までの子どもたちにと遊んでみたところ、

想像した以上の盛り上がりでした。

(子どもたちが遊びやすいように

少しだけルールを変えています。)

棒状の積み木がない方は、レンガ積み木や三角柱などのいろいろな形がミックスしてある積み木を

使っても別の楽しみ方ができると思います。

 

本来のゲームはふたつのさいころを振って

足し合わせた数の分だけ積み木をもらうのですが、

教室では12まである大きなさいころを使っています。

(100円ショップで購入した組み立てるタイプのさいころです。)

さいころで7が出た場合、(2と5)の組み合わせでも(3と3と1)という組み合わせでも

合わせて7になればいいということで数の棒を手にします。

それをマス目のボードに置いていき、

1段ずつ上がっていって10段目を目指します。

実際のTaloゲームには、ゲームとしても

細かい縛り(相手を飛び越えられなかったり、1段だけしか上れなかったり)

がありますが、教室では

階段状に上るならいくらでも上を目指せるルールで遊んでいます。

その方が子どもが

うまく数を分解してより多く上ろうとしたり、いくつ上れそうか

真剣に考える姿があるからです。

遊ぶうちに、数を足し合わせることに

高い関心が生まれていました。

 


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