虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

詰将棋に似た数学的な『ニュートリーコ』 とサイコロに見えない面を推理する教具

2014-10-17 13:55:22 | 教材作り

過去記事です。

簡単に作ることができる、

詰将棋に似た数学的な『ニュートリーコ』というボードゲームの作り方を

紹介します。

 

写真のように5×5のマスと

色の異なるコマを3つずつ作るとできあがり。

 

<ルール>

最初に↑の写真のようにコマをセットします。

赤チーム、緑チームで、自分の色のコマを

タテ・ヨコ・斜めに真っすぐ、3つ並べた方が勝ちです。

★ コマの動かし方に特徴があります。

順番に自分の色のコマをタテかヨコかナナメに動かします。

その時、相手のコマの手前かボードの壁まで止まることができません。

どこまでも滑っていくようにコマを動かします。

 

自分の好きな場所で止まることができないため、3つ並べるには、

何手順も先のコマの動きを読んでいかなくてはなりません。

 

幼児や小学校低学年の子が将棋をすると、コマの動かし方を覚えることに

気を取られて、先を読むことまでできないものです。

このゲームは、シンプルな作りのため、幼い子たちも

自然に先を予測しながら遊ぶようになっていきます。

 

ネットで、『ニュートリーコ』で検索すると

オンラインゲームを楽しむこともできますよ。

 

 

クリスマスとお正月用に手作りゲームを作った1年生の子たち。

算数の学習もきちんとできていました。

 

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<サイコロの見えない面を推理する教具>

サイコロの見えない面を推理するための教具を作りました。

100円ショップの半透明のプレゼント用の小箱と

ドッツシールを使っています。

 

向かい合う面の関係に気づきやすいように同じ色のシールを

貼っています。

半透明の箱を使うと、見えない面に対する推理力が

働きやすくなりました。

 

今、教室では、クリスマスやお正月に家族で遊ぶための

ゲーム作りが流行中です。

 

詰将棋のように先を読みながら勝負するゲーム

『ニュートリーコ』。

 

裏面には、同じこのマス目を使って、

それぞれの子が自由に自分で考えたゲームを作りました。

 

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サイコロをいくつか重ねて、

見えない面の数を当てるゲームをしています。

 

サイコロの見える面の数から見えない面の数を

推理する力は、中学入試でも出題されています。

こんなふうに、実際のサイコロを見ながら、面の数を当てて

遊ぶうちに、推理するコツがわかってきて、

こうした問題を考えるのが大好きになっていくはずですよ。

 

 


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