虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

想像力は6年分の学習を1ヶ月で終わらせる

2010-08-31 10:55:06 | 教育論 読者の方からのQ&A
web拍手で想像力の力について、とても興味深いコメントをいただきました。といっても、わざわざweb拍手のコメント欄に書いてくださっているので、全文を紹介するのはやめて、簡単に紹介させていただきます。

コメント主さんは、

先生のお話はいつも例えが分かりやすくイメージしやすいです。
想像する力、目に見えない事や物をまるで手してるかのように頭に浮かべられるか…とても大切な事だと思いました。
先生がよくおっしゃるユーモアをプラスして…
人生って、この想像力があった方がきっと何倍も楽しいですよね!

と前置きして、

遊んでばかりで、成績がボロボロだった
小学校と中学校での話を書いてくださっています。
中学2年で偏差値は38で、進路の三者面談で先生から、この成績だと公立は無理です。私立を考えて下さい、と言われたそうです。
経済的に苦しい状況で、私立の話はショックだったそうです。
お金ならどうにかするからお願いだから高校は行ってと…懇願する母親の言葉に奮起し、勉強に燃えはじめたそうです。

意外とやり始めると勉強は楽しく苦しくはなかったです。理解出来るようになるともっと知りたくなり、公立高校の学区内で2番目の所に合格し、
自分でも、周りからもすごく驚かれたそうです。


今思うのは私は想像力がちょっと多くあったのだと思います。
そして苦しい生活の中でも母や兄はとても面白いタイプなので、やってこれたのだと思います。

「苦しい状況でも自分を助けてくれるのは想像力だと身をもって感じます。」
としめくくっておられます。

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この話を聞いて、私の子ども時代と重なりました。
私の場合、母親からベタベタに甘やかされて育ったので、
宿題はしないし、授業は聞いていないしで、
小6の夏くらいまで、、パッとしない成績でした。
100マス計算や漢字テストはいつもクラスでビリの方でした。

でも想像力はとても豊かだったので、

6年生の国語の宮沢賢治の「やまなし」の授業では、今も覚えているのですが、教科書を黙読するだけで、
教室ごと海の底に沈んで、青緑の揺れ動く水面に光がチラチラ輝く様子が、
教室の天井に本当に見えたほどでした。
また、体の芯まで、静けさが染み渡る気持ちを味わっていました。
それで、国語となると俄然張り切って発表していて、
先生やクラスの友だちからも認められているのを感じていました。

私の転機は、6年生のとき、
常連だった駅前の田村書店に白いカバーの入試テスト集が売り出されているのが目にとまったことで、
そこに書いてある
「プール女学院」の文字に「プール?面白い名前の学校だな。何でそんな名前なのかな?テストってどんなのだろ?
見てみたい」と感じて、購入してみたことがきっかけです。
好奇心にかられて、
月300円のお小遣い数ヶ月分をはたいて、
購入してみて、それまで見たことのなかった入試問題というのを読み、
解いてみて、
それまで一度も感じたことがなかったような衝撃と面白さを感じたのです。
計算ドリルも漢字ドリルも嫌で嫌で逃げてばかりだった私が、
時間を惜しんで解きまくりました。

公式なんか一切知りませんから、全て、想像力が頼り。
どの問題もゼロから、考えに考えて解いていったのを覚えています。
でも、国語も理科も算数も、もう面白くて面白くて、
学校が終わって問題を解くのが待ちきれなかったのを覚えています。

それで、その後はお小遣いを貯めては、入試問題の束ねてあるテストを購入して、コソコソ解いては、勉強机の裏に隠していました。
なぜそんなコソコソ隠していたのかというと、
勉強に目覚めたといっても
相変わらず計算ドリルも漢字ドリルも100マス計算も大嫌いで、
もしわざわざ入試テストを買ってまで勉強していることがばれると、
「先に、学校の勉強をしなさい」
「まず100マスのミスをなくしなさい」なんて言われるんじゃないかと
ビクビクしていたからなのです。

それで、お手伝いをするとお金をもらえたので、そこでがんばってお手伝いに精を出し、、
コソコソと入試テストを買い続け、
何冊も終わらせていきました。

そして中学に入学すると、いきなり学年で3番を取っていたので、
親はとても驚いていました。
といっても、私の家庭は依存症との闘い~といった複雑な家庭で、
高校は思う学校に進んだものの、スムーズに勉強に集中していけたわけではないのですが……。

でも、いつも助けられたのは想像力です。
ぼけ~っとのんびりした性格の私も、自分に必要なものは、ひとつひとつ
この想像力に助けられて手にしていましたから。
今も、教室運営にも、わが子の子育てにも、自分の生き方にも、光を注ぎこんでくれるのはこの想像力です。

想像力って人が使える本当の魔法なのです。
10円の価値を1万円に、瞬時に変えることも可能
不満だらけの人生を、輝く成功した人生へと、瞬時に変えることも
可能なのです。

子どもたちと、この人に授けられた想像力という魔法の力を使って
いっぱいいっぱい遊びたいな~♪
というのが私の願望です。

写真は、3歳の子のアイデアで、紙が一瞬にして、滑り台から、跳ね上げ橋と、川に変化した瞬間です。

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絵本大好きクラブの募集について と 工作イベントの後で~♪

2010-08-31 09:23:36 | 生徒募集 イベント参加募集
昨日の算数クラブに数ヶ月前の算数クラブと滋賀の工作イベントに
参加してくれていた3歳の★くんが来てくれました。
★くんのお母さんかたは次のような感想をいただいています。
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以前は幼児教室のプリントをこなし、ハサミやノリの使い方も○○式のワークで練習し、親がいやがる子供を一生懸命引っ張りまわすような生活をしておりました。
7月に初めてお邪魔した時に、親子とも非常に刺激を受け、さらに滋賀の工作イベントに参加し、息子の工作熱に火がつきました。家で工作環境をしっかり整えると、なれない手つきで一生懸命工作し、また自分でできなさそうなものはイメージを一生懸命私に伝えてくれ、私はその表現の手伝いをすることに徹した1ヶ月でした。あれ作りたいな~、これやりたいな~、やっぱこれやろ、など子供が自分でやりたいことを見つけ、輝きだしたと思います。工作イベントのあの子供たちから発せられるオーラがわが子からも感じられるようになったと思います。
7月に初めてお邪魔した時に、今までやってきたことは間違っていた、今から訂正して間に合うだろうか?と心配しましたが、わが子の様子が本当に変わってきたので安心しました。
そして、今日先生にほめられて嬉しかったです。
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そう、★くん、とても3歳とは思えない発想力、創造性、表現力に
驚いてしまったんです。
「こうしたらどう?」
「これは、グィーンってあがる橋になるよね。川のところに船を作りたいよ。」
「すべりだいの下にワニの口を開いたのを置いておいて、パクッとさせたい!」
など、どんどん新しい発想を展開し、
サイズに配慮し、
ワニの口を紙コップで作るなど工夫していました。
一番伸びを感じたのは、
言葉で見えないものをイメージして伝える力です。

滋賀の工作イベントの後は、たくさんの子どもたちがイベント後も
工作熱が続いて毎日熱心にさまざまな作品を生み出しているといううれしい
連絡をいただいています。
子どもたちの内側からの成長うれしいですね。

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絵本大好きクラブについて

絵本大好きクラブを復活するにあたって、
取り上げる絵本やイベントの流れを考えてみました。

子どもが大好きな ばばばぁちゃん や ぐりとぐら、
11ぴきの猫などの主人公となって劇遊びをするだけでなく、
科学絵本の分子になって、固体や液体、気体になって遊んだり、植物や生き物の生態について、身体表現や遊びで学んだり、
歴史や地理絵本の世界で大冒険したり、自分で手作りのポップアップ絵本を

作ったりするなど楽しいものを計画中!

本当は幼稚園児さんたちとも楽しみたいところ、広い部屋が秋はなかなか借りられないので、
未就園児さんたちと楽しませていただきます。

今週末、東京に用事で泊まりで出かけるので、募集の発表は来週させていただきますね。
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子どもとの会話がなりたちません~。思考力の伸びが弱いです。

2010-08-30 20:22:45 | 国語
「子どもとの会話がなりたちません~。思考力の伸びが弱いです。」
という相談を受けることがあります。

1年生ですが、しゃべったとしても、「あれして~これして~!」「うん、それで?」
といった簡単なやりとりばかりで会話になっていません。

「4歳児ですが、うまく言葉で表現できないので、すぐ手がでます。よく泣きます」

といった相談をときどき受けます。
実のところ、とても多くの子どもたちが、ごくごく簡単な言葉のやりとりだけで
日々過していて、
会話のキャッチボールがいい感じに続く子というのは少ないようです。

先日、そうした対話する力が弱いため、「遊び方が幼いし、考える力が弱いようで心配です」と相談を受けた年長さんたちのレッスンをしました。

そこで、いくつか気づいた点がありました。

「短い」「浅い」場合も、「小さい」といった言葉で表現していても、
それで親御さんとの会話が通じてしまっている。

いちいち間違いを修正させる必要はないのですが、
語彙を正しく使い、
さまざまな言葉を使いこなせるように、
子どもが「この棒、小さいね」といえば、
「そうよね。短いよね。もう数センチ長ければ、車のタイヤに取り付けることができるのに」と返すなど、

正しい言葉や、別の言い方でのフィードバック+
親の意見や気持ちをひとこと

くらいに、ていねいな返事を返すことが大事です。

家庭では、「この棒、小さいね」に「そうね」と返していたり、「はやく片付けなさい」と返していることが多いものです。
大人がほんの少しでも子どもへの返事に
思考力や創造力を使うようにすれば
たちまち子どもの語彙は増えていきます。

「レゴはブロックじゃない」言うなど、
概念の理解に弱さがある。

「魚は生き物じゃない。生き物は、カブトとかクワガタだから。」など、
自分がこれまで見聞きした狭い範囲で言葉を理解している場合があります。

「金魚が尾をひらひらさせるのはどうしてかな?」
「どうして、あんな風に上手に浮かんでいられるのかな?」といった
子どもの疑問に対し、即座に答えを教えたり、図鑑で調べるのでなく、
いっしょに疑問を追いかけて会話することを楽しんでいると、
どんな生き物がどんな仲間に分類されるかといったことは、
会話の中で、自然と察して学んでいけますよ。

「そして」「だから」といった接続詞を補って
会話をつなぐ方法を自然にしるしていきます。

もし~だったらどうかな?
といったアイデアを子どもといっしょに、ユーモアもまじえて、ありえないことでもいっぱい出してみる。


子どもとの会話が成り立たない~という場合、
親御さん側は、
「かなりワンパターンの命令かうながす言葉か、簡単な感想や質問
しかしたことがない」
とおっしゃるケースが多いです。
それで、子ども側からは、スラスラと論理的に筋の通った返事を期待してしまうので、期待が高い分、場が緊張してしゃべりにくくなりがちなのです。

大人の側が、
リラックスして、会話を楽しむ技術を少しずつレベルアップしていくと、
回を重ねるごとに、子どもの表現力は豊かになっていきますよ。

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ハムスターで、時間の計算を学ぶ  (算数クラブ) 3

2010-08-29 17:45:36 | 算数
1時間は60分だから、
洗濯ばさみ1個を60匹のハムスターに両替し、

写真のようになりました。
それを分のところに借りてきて、引きます。

答えは、1時間45分。
みんなよくできました。

『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方』苫米地英人 フォレスト出版
によると、
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(引用文)
IQというのは、

「抽象度の高い空間に対して身体性を持って操作できるか」
という能力をいいます。
先日、数学者とある程度高度な数学のお話をしたときのことを例に説明します。
そのとき複素数空間(想像上の数字である虚数と実数からなる空間)
のお話を、お互い身振りで話しをしました。
虚数空間(想像上の数字である虚数と実数からなる空間)のことを
手振りで話すのは変に思われるかもしれません。
でもIQが高ければ、実際には存在していない虚数空間をまるで実在しているかのように指で感じて、
臨場感を持って話しができるわけです。
これがIQがあがるということなんです。

IQが高い状態というのは、

「いかに触れられない世界を自分の身体で触っているかのように感じられるか」
なのです。

その世界をまるで今、目の前にある世界のように手で触れ、舌で味わい、
体で感じることができ、さらに操作できるのがIQなのです。

「脳を鍛える」系の本やゲームで紹介されているトレーニングは、今ある知識の中から脳の運動神経を速くして、いかに最適な解を求めるかということを訓練しているだけ。
たくさんやれば誰だって早くなりますし、老化も防ぐでしょう。
しかし、ただそれだけのことです。
そこには本当の抽象化という概念が入っていません。
だから、IQは上がらないのです。

しかしIQが上れば全然違う能力が手に入ります。
今までであれば、1年間かけて基本の教科書、数々の教科書、過去問題集などを使って勉強する必要があったかもしれません。

しかし、抽象度の高い思考ができるようになってIQを上げることができれば、
基本の教科書を一度読んだだけで合格することが可能になるでしょう。

IQが上れば、今まで1年かかったものを1日でマスターすることだって可能なのです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

著者の苫米地英人は、

脳機能学者で計算言語学者、イェール大学認知科学研究所、同人工知能研究所、カーネギーメロン大学計算機科学部研究員、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所長、通商産業省情報処理振興審議会専門委員就任、中国南開大学客座教授、全日本気功師会理事、カーネギーメロン大学博士、現在複数の政府の公安顧問をつとめる

という……すごい経歴の持ち主ですから、
おっしゃる言葉(IQを上げるとどんなことができるのか)も
現実味がありますね。


抽象度の高い思考を可能にするには、
まず多くの実体験という土台がいりますよね。特に幼児期には。
具体的な体験や体感なしに、イメージを広げようがないからです。
それとたくさんの密度の濃い会話が必要!
60という数字にしても、
ハムスターにしてみると、すごい迫力ですよね。
これをひと目みれば、
分を隣から借りてくるとき、10借りてきてミスする~なんて間違いは、しようがないですから。
(このハムスター、脳に刷り込まれるほどの
度迫力ですからね~
うちの娘は、
「こんだけあると、ネズミにしか見えなくて気持ち悪いわ」と、
私のハムスターコレクションを見て嘆いていました。

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ハムスターで、時間の計算を学ぶ  (算数クラブ) 2

2010-08-29 17:43:18 | 算数
まず、1時引くから、洗濯ばさみ1個どけて、
それから~悩む子どもたち。

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ハムスターで、時間の計算を学ぶ  (算数クラブ) 1

2010-08-29 17:38:13 | 算数
小1、2年の算数クラブ。
教室で大人気のハムスターくんたちで、
時間の計算を学習中。

3時15分-1時30分は?

洗濯ばさみは、時間。
ハムスターは、分です。

まず洗濯ばさみとハムスターで、3時15分を作ってから、
どうやって1時30分を取りのぞこうか考え中。

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これ……何???

2010-08-29 09:22:23 | 理科 科学クラブ
子どもたちに見せると、一瞬ぎょっとして、
「カニ?」「ザリガニ死んだの……?」とたずねてきます。
「ちがうちがう、
ザリガニさんの手がね、手袋みたいにシャキーンっと取れてね、中から
新しい手がちゃんと出てきたのよ。脱皮したの」と言うと、
安堵の表情とともに、
たいていどの子もゲラゲラ笑い出します。

立派な手袋……。

それで、私はというと、そうやって子どもたちをびっくりさせるために、
ザリガニの脱皮後の殻をアルコール漬けにして、
置いてるわけです。
(家中、怪しいものが増えますね)

「あのね。ある朝、目が覚めて、ザリガニの水槽をのぞいたらね、
ザリガニが2匹に増えていたの。
で、よく見ると、ひとつは脱皮したあとの殻なのよ。
鎧みたいにしっかりしてたわ。
横にもう一匹、ちょっと小さい新しく生まれ変わったザリガニがいたのよ」
と説明すると、
子どもたち目を丸くして、口々に「すごい」「すご~!!」と連発します。

こういうびっくりネタは人に見せて驚かせたいもの。
次は子どもたちに、お友だちやお母さんに見せて
びっくりさせて、説明する役割をさせています。
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前々回の補足です♪

2010-08-28 22:03:39 | 教育論 読者の方からのQ&A
『親がこんな力を身につけると、子どもは伸びる』という記事を
もうちょっと具体的に
もうちょっと簡単に説明しますね。

たとえば、子どもが工作の見本を見ずに
なんだかわからないぐちゃぐちゃした作品を作ったとしますよね。

「またぐちゃぐちゃか……」

子どもの作品を見て、親はそう感じるかもしれません。

でもそこで、
「この子、うまくテープがつかないとき、何度でもあきらめずにチャレンジしていて、粘り強いところがあるな」

「ぐちゃぐちゃ作りながら、いろんなものに見立てて想像力があるな」

「今は、ひたすら紙を丸めたいんだな。もっとこれを洗練させていく活動はあるかな?」
「先生の手元を懸命に見ていたな。まだ不器用だけど、観察する力は育っている」

親が、子どもから受信するものの幅を、
個性、発達の段階、熱心さや好み、子どもの願望などにどんどん広げていき、

常に自分自身のシナリオ力を育てていくなら、
子どもとの会話も、接し方も、見守り方もまったく異なるものと
なっていくと思うのです。


「ちゃんと形になったものを作ってほしい」
「見栄えの良いものを作ってほしい」「早く結果が得たい」「周囲から褒められたい、認められたい」
といった心に凝り固まっていたのでは、
確かにぐちゃぐちゃは、
ぐちゃぐちゃのまま、それ以上の何ももたらしてはくれないのです。

親が自分のシナリオ力を伸ばして、子どもから受け取るものの幅を広げると
当然、子どもの反応や伸びが違ってきます。
子どもはそうした親のまなざしの中で飛躍的に成長する
からです。
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とても嬉しい出来事♪

2010-08-28 20:19:11 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
今日は、とっても嬉しい出来事がありました♪

勉強会や教材作りで事務仕事が増えたので、
「これは、ひとりではやりきれない~!!」と、
以前、家庭教師をしていた兄妹のお宅にアルバイトをしてもらえないか
たずねに行ったんです。(かわいい小学生の頃から、大きくなるまで見させていただいていた子です)
すると、お兄ちゃんはしっかりバリバリ働いているそうで、
妹さんは家庭教師のバイト中で、うちの教室の事務の仕事も手伝ってくれると
いう話でした。
嬉しい出来事♪というのは、妹さんがうちに手伝いに来てくれることになったことと、
家庭教師のバイト先で、私に教えられたことがとっても役立っている~と、言ってもらったことです。

何でも、「どう教えようにも理解してくれない!」という勉強に
つまずいている子に、以前、
私がこの兄妹さんにしていたイラストに直して教える方法など……
で説明すると、すっとわかってくれたのだとか……。

この妹さん、とても優秀な子なので、事務仕事をさせるんじゃ
もったいないくらいなのだけど、
「事務の仕事大好きですから♪」と喜んで受けてくれました。
ありがたい~
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大阪の勉強会
本名やメール・電話などの連絡先はコメント欄に書き込んでくださいね。非公開の状態で見させていただきます。
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親がこんな力を身につけると、子どもは伸びる 3 九九の話

2010-08-28 16:16:47 | 教育論 読者の方からのQ&A
算数が得意な年長の★くんが、
去年に続いて夏の算数クラブに参加してくれました。
★くんは、去年は将棋に、今年はボーリングに夢中になっている男の子。

★くんは、好きな将棋やボーリング以外では、
何をするにもやる気がなさそうに
むすっとした態度で「そんなの知ってるし」といって、だらだらする態度が目立ちました。
他の子が、「やりたい!」「私!私!」と手をあげるときも、
「どうせ~なんでしょ」と気のない態度。

そこで、お母さんたちに席をはずしていただいている間に、
「そんなの知っている、つまらないと思うのは、
知っていると思いこんでいるものに隠れているすごいものを、見つけようとしないからよ。それができるようになれば何だって面白いの!」とビシッと告げて、
少し難しい課題をいろいろ与えました。

すると、この子にちょうどいい頭を絞らなくてはならない課題や、
うまくいかなくて四苦八苦する場面にぶつかると、
だんだんと、
笑顔と真剣な表情が浮かんできて、
友だちと協力しあっていきいきと過ごすことができました。

先取り学習といっても、単に暗記しながら先に進んでいくばかりだと、
大人から与えられる課題は、簡単すぎて面白くなかった~
という思い込みにつながる場合があります。

ある程度、力のある子には、
知っている知識も、他の視点から眺めたり、
工作などに生かす新発見を見出したり、より深く考えていく方法を教えていってあげないと、勉強をバカにするようになってしまいます。

帰り際に、親御さんにそのことを伝えていると、
「九九を今から教えるべきでしょうか?」という相談をお受けしました。

★くんタイプの子は
ただ九九を暗唱させる、九九のワークをさせるという
先取り学習をさせるだけでは、
学校で学ぶ際に「そんなの知ってるし~」とだらけた態度を作ってしまうことは目に見えています。

九九をさせるなら、覚えた九九を活用して、
算数パズルを解いたり、
ゲームをしたり、九九によって、算数の概念の理解を広げて、
最小公倍数、最大公約数、鶴亀算数、割算などの問題を考えることを
楽しむなどしないと、
ただ暗記するだけでは★くんの性質なら飽きがくるだろうと思われました。

そうしたときに、
大事なのは、親御さんが、

★くんはどんなとき、いきいきしているのか、

どれくらいのレベルの問題を、どのくらいの量解くのが楽しいのか、

だんだん自立させていくには、親がどこで手を引いていけばいいのか、

★くんの能力がしっかり生かせる勉強以外の活動はないか

といったことを、★くんの姿から受信していく
★くんとの会話から学んでいく

ことなのです。
九九を覚えさせたら良いということにだけ
気持ちがいっていると、
せっかく知的能力の高い子を勉強嫌いにしてしまう
かもしれません。

それと、知力体力がしっかりさんタイプの子には、
機嫌を取るような態度で接するのでなく、
子どもの集団でのリーダー役をまかせたり、家の手伝いをさせたり、
自然でのキャンプを体験させたりして、
精神的な成長をうながす必要があると感じました。
でないと、おませ なのがアダになって、
生意気でダラダラした態度を身に付けてしまいがちだからです。

子育て本で、「子どもを受容して」とあると、とにかく
可愛がってしまう方もいるのですが、
子育て方針は、
子どもの性質や能力、態度などを見ながら、
常に微調節していくことが大事です。

つまり、最初に親のマニュアルを覚えて、それを繰り返すだけでは、
個性にも成長にも対応できないのです。

あれもこれも~と考えるとパニックになってしまいますから、
ひとつずつ少しずつ、子どもとのいい関係を作っていけたら
いいですよね。
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話が少しそれますが、
今、子どもが、経済的な儲けの対象になっていますから、

「子どもというのは、競争心があるものだから、
そうした性質を利用して
頑張る子を作りましょう!」

と、まるで動物の調教師を目指すような感性で、
親を煽る方々もいます。

子どもをコントロールしたり、自分の指定するゴールに向かわせるために、
「子どもの性質や関心を知って」利用するってどうなんでしょう?
私はそういうの気分が悪いです~

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「教えすぎ」「構いすぎ」が人を潰す わが子に、社会で生き抜く真の力を持せたいなら、親は「育てない」を肝に銘じろ!
と言う「伝説の雀鬼」と呼ばれた桜井章一氏が、
『「育てない」から上手くいく』桜井章一著 講談社刊の中で
次のように語っています。
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大人が大事とする考えを一方的に押し付けるのではなく、
大事な考えや教えを間に挟んで大人と子どもが関係を絶え間なく調整しながら
五分五分のつきあいをする。
それが教育のあるべき姿ではないでしょうか。 
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この五分五分の関係……を保つために、
子どもをよく知ること、子どもの思いをしっかり受信すること、
少しずつ手を放して、自分で歩み出すのを見守ることが大事なのですね
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